西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています

分かってはいるけどきつい質問だった・・・(^^;) はてなブックマークに追加
2007年01月12日 (金) | 編集 |
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<写真の説明>デュロテップパッチ(貼るタイプの医療用麻薬)を貼った私の足。貼った日と交換の日を書いておくのが笑える(^^;)

今日は緩和ケアの外来だったのだが、話の中で懐かしのデュロテップパッチの名前が出てきたので写真を掲載してみた(^^)。この写真でどのようにデュロテップパッチを使うのかみなさんも分かったと思うが、そう、本当に貼るだけなのだ。身体に貼るだけで麻薬が皮膚から吸収されて痛みがとれるなんてまったく驚きであろう。しかしそれと同時に、いくらパッチが吸収されやすいように特殊に作られているとはいえ、以前このブログでも一時話題になった「経皮毒」の怖さも知った。
ちなみに貼る場所だが、基本的にはどこでもいい。ただあまりしわが寄ったり皮膚が動いたりしないところのほうが好ましいので、私の場合は大抵足か胸に貼っていた。あまり皮膚が動かない場所として「胸」が選ばれるとは女性としてはなんとも情けない(爆)!

診察室に入るやいなや、C先生が私の顔を見て「今日のみづきさんはとてもきれいですね。いつもにも増してきれいですよ!」と言った。今日はちょっといつもよりおめかしして行ったので恐らくその効果だと思われるが(^^)、、今日は調子が良かったので、その調子のよさが顔に現れていたのかもしれない。とにかくそう言われて私は素直に喜んでいた。
・・・のもつかの間、診察が始まりいろいろな話をしていたところ、何の前触れもなく突然先生が「ところでみづきさんはいざというときにはどちらに入院したいですか?外科ですか?緩和ケア科ですか?」と聞いてきた。そしてさらに続けて、緩和ケアに入院する場合は人工呼吸器の使用はしないこと、抗がん剤などを使った積極治療は行わないことなどの話をしだした。これには私もびっくりした。と同時にショックだった。なぜならそんな暗い話をするどころか、むしろ今日はいつもより調子が良く、先生にも元気そうですねと言われたばかりだったからだ。だからなぜこんな元気な私を前にして急に「いざ」というときの話をするのか分からなかった。

家に帰って母にその話をした。すると母は「かえってみづきが元気だからそんな話ができたんだよ。だって死にかけている人に葬式をどうしますかなんて聞けないけど、元気な人にだったらそういう話もできるでしょ」と言った。確かにそうだ。それを聞いて気持ちが落ち着いたが、正直病院で言われたときはショックだった。だって自分は克服すると信じてがんばっているのだから、そんないざという段階のことなど考えたこともなかったし、考える必要もないと思っていたからだ。しかしやはり現実は、C先生は回復の見込みはないと思って私に接しているのである。すでにがんセンターでそう言われているし、西洋医学的に見れば当然私の状況は回復見込みのないステージに来ているので、C先生がそう思うのも当然といえば当然なのだが、その現実をはっきりと突きつけられるとやはり分かってはいるものの少々精神的にはきついものがあった・・・。

話は変わるが、最後に昨日の私の記事について少しここに追加しておきたい。まずは、私は、自分の環境が恵まれていることを決して自慢しているわけではないということである。私があのタイトルで昨日記事を書いたのは、単に自分を鼓舞するためであった。自分で自分に「おまえはこんだけ恵まれているのだから治らないはずがない、がんばれ!」と一種の暗示をかけたかっただけなのである。コメントにそう書かれたわけではないし、そういったメールをもらったわけではないが、今日ふと誤解を招いている可能性があるかもしれないと思ったので、追加で説明しておくことにした。というのも、今日ある方からメールをもらったのだが、その方はあまり恵まれた環境になく、自分ひとりでがんばらなくてはいけないということが書いてあった。先日コメントに書かれていた方もそういう方であった。彼女たち/彼らは、別に私に対して批判のメールやコメントをよこしたわけではない。それどころか、恵まれた環境を生かしてがんばってください、という励ましの内容であった。しかし私は彼女/彼らのコメントやメールを読み、世の中にはたくさん厳しい環境の中でガンと闘っている人たちがいることを知った。そしてたまたま私にコメントやメールをしてきた人たちはそうは言わなかったが、昨日の記事を見て快く思わない人がいることが予想されたので、先に私の思いをお伝えしておこうと思ったのである。

いくら私がそうでないと言っても、厳しい環境にある方にとっては昨日の記事が自慢のように聞こえてしまうのは当然であると思う。しかしぜひこのように考えて欲しい。例えばどうしても子供に恵まれない人がいるとする。そしてその人が、ある人が自分のかわいい子供について書いたブログを読んだとする。そのとき子供に恵まれない人は、ブログを書いた人に対して、「子供の自慢をしやがって」と思うだろか?もちろん子供がいていいなあと羨ましく思うであろう。しかし決して自慢しやがってとは思わないはずだ。なぜならブログを書いている人は、ただ素直に自分のかわいい子供のことを成長日記として記録に収めているだけだからだ。あるいはそのときの自分の気持ちを書きとめておきたかったのかもしれない。いずれにしてもわが子自慢をしているわけではないのである。そして昨日の私の記事もこれとまったく同じなのである。私の記事は読者に向かって発信している場合と、自分に向かって発信している場合があるが、昨日のブログは後者である。

何度も言うようであるが、私の環境が恵まれていることは自他共に認める事実である。しかし羨ましいと思っても、決して自分の環境と比較して卑屈にならないで欲しい。これは私自身にもいえることだが、私もつい自分の不運を恨み、健康な人と比較して卑屈になりがちだが、そんなことをしても何の意味もないし、自分を苦しめるだけである。それよりも事実を受け入れ、それをいかに改善していくかを考え実行に移すほうが得策である。
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2007/01/13(Sat) 01:08 |   |  #[ 編集]
お母さんの言う通り!先生の質問はブログを読む限り、外来にお決まりの確認事項だった様に思えます。

自慢話、私は聞きたいです。だって本当に素敵な家族で心が温かくなります。
それに自慢の方が、羨ましいなぁ・・・と思った時、にくいね~幸せ者ー!って素直に突っ込みやすいです。
2007/01/13(Sat) 06:47 | URL  | yuko #-[ 編集]
自慢話になんて思わないからご安心を^^
むしろ、よかったなあと思います。
うちの母も恵まれている方だと思います。それでも、悩むことは多い^^;
だから、恵まれてるに越したことはないし、みづきさんがその分、御家族に感謝されているのがとてもよく伝わります。
主治医の言葉は聞き流そうと思ってもズシリときますよね。うちの母も主治医は到底治らないと思っているので、前向きな質問をすると「そろそろ覚悟を決めてください」とか普通に言われます。(ちなみにこの主治医には治療してもらったことはないです。県外の病院で治療していたため、経過観察をしてもらっている実家の近くの病院の医師。でも母も何かあった時はこの医師に診てもらうことになります。)
その主治医の言葉で気持ちが沈んだりはよくありますが。が、「西洋医学を拒否してるから仕方ない」と思うようにしてます。その主治医の信じていること拒否してる訳ですから。
とはいうものの、複雑ですけどねー。主治医の言葉がホントに聞き流せるようにズ太くなりたいです。
2007/01/13(Sat) 13:15 | URL  | キワ #-[ 編集]
今までのブログを読んでいる人はみずきさんの人柄、モノの考え方は何となく理解しているのでと思います。
魅力(弱点や欠点?も含め)があるからみずきさんのブログにこんなに皆がひきつけられるのです。同情や好奇心からだけではありません。
ですから自慢話だなんて、そう思う人がおかしいくらいに思っていてください。羨ましいと思う人はいると思いますが(私がそう)。
2007/01/13(Sat) 14:33 | URL  | 匿名希望 #-[ 編集]
こんばんは
みづきさん、こんばんは。
以前おじゃましたケイです。
なんだか人生論みたいなことを
長々と書いてしまいましたが。。

今年もどうかよろしくお願いします。
お互い元気で。いきたいですね。。

お正月から風邪で今頃のアクセスですが。
先生のお話は辛かったですね。
そういわれてもねぇ。
よい話ならともかく。
事務的に進めたかったのかしら?
ともかくあまり気にせずに、、ね。

みづきさんの戦う姿勢には感心する
私です。
以前の許容量のこと。
もう判断はついてるのかもしれませんが。
私も考え出すと止まらないので。
時々考えていました。
私は食べ物についてのこともね。
情報が氾濫しすぎていて、、
病院では、栄養をとってくださいなど
普通のことしか言われませんし。

まだまだ研究が進んでいないと
痛切に感じます。
病気そのものもね。。
これからだなと。
だから、医師には言えることは
言わないといけないですよね。
なかなかいいにくいですが。

許容量もご家族の環境も、、
人それぞれ。
病気になった原因もそれぞれ違うと
思うんです。

ただ、悔いなく生きる。
それは強く思います。

ご家族の愛情を受けること。
それも大事に、、暮らしてくださいね。

いろんな人がいて、確かにもっと
たいへんな方もいっぱいいます。
でも比べないこと。
それが大事ですから。

患者同士、出来れば励ましあえたらいいですね。。
それがなかなか無理でも、今健康な方は、
それぞれに健康に暮らせるといいですね。

私も家族でひとりがん患者ですが、
それをよかったと思っています。
私ひとりで充分ですし。
この苦しみはねぇ。。
同じ環境に暮らしても、なる人
ならない人いろいろですね。

それとひとつのことを深く考えてしまう性格。
私も考えすぎといわれることが多かった
のですが、性格ですよね。
慎重だと、、長所もあるのですが。

それは私もそういう傾向があるので、、
治しなさいとかそういうことではなくて、
考えることにある程度決着がついたら、
あとは成り行きに任せる。

そうせざるおえないことも人生多いですね。
私はうっかりな所も多いので、、
完璧とは程遠いですが。。

いろいろとまた長く書きましたが、、
私も病気のせいで家族に心労を
かけているなと思います。
だから、笑えるときは笑ったり、、
家族との時間も大切にしたいですね。

悔いなく。。
お体、よくなっていきますように。
私もですね。。
お互いに。
それでは。また。
2007/01/13(Sat) 22:23 | URL  | ケイ #ADR/QmPY[ 編集]
こんにちは。久々にコメントさせてもらいます。先生のお話はきつかったね。さて、ブログの内容ですが、私は自慢には聞こえませんでした。今のみづきの環境は、これまでのみづきの生き方が作り上げたものだと私は思います。去年からブログを読んでいて、みづきの頑張りや家族を思う気持ちが、周りの人をそう動かしているのじゃないかと思います。これまで築き上げてきた家族や友人との信頼関係が今のみづきの環境になっていると思う。ご家族は体力的にも経済的にもご苦労は多いと思うけど、それだけみづきに元気になってもらいたい思いが強いのだと思います。今まで同様、みづきの思いをブログに素直に率直に書いてもらえたらいいと思います。そうすれば、ブログを通してみづきの思いが読んでるみんなにきちんと伝わる気がします。応援してるね。
2007/01/14(Sun) 10:25 | URL  | ITOCHAN #-[ 編集]
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