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食養生シリーズ⑥-要はおいしく食べることが重要- はてなブックマークに追加
2006年11月30日 (木) | 編集 |
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大分の親戚から届いた大量のカボス


とりあえず今日でこの食養生シリーズは終わりを迎えるが、なんだかんだうるさいことを言っても、結局は「おいしく食べることが重要」という言葉に尽きる結果となった。マクロビオティックだのローフードだの玄米菜食だのといろいろな流派があるが、最終的にはこのことができていなければ一生懸命良い食べ物を摂取しても意味がない。ある本にそう書いてあったが、私もそう思う。
そしてこれは私個人の意見だが、この考えを逆手に取ると、おいしいと幸せを感じながら食べるのであれば、少しぐらいいけないと言われているものを食べても問題ないのではないかと最近思うようになった。食事療法の難しい点は、はっきりと答えが出ないところにある。食物アレルギーのようにこれを食べたらアレルギーが出る、食べなければ大丈夫、みたいに明確だといいのだが、食事療法の場合はなんとなく全体的に動物性食品はだめ、という感じで決められているので、自制心を保つのは至難の業なのである。この10ヶ月間厳格に食事療法をやってきた私も、この1ヶ月間少々脱線気味になってきた。今まで絶対口にしなかったクッキーとかをほんの一口だけといって食べてしまったり、チーズを食べてしまったり、精白されたパンを食べてしまったり・・・。もちろん味見をするだけなのでたくさん食べることはないのだが、「一口だけ」と言う機会が多くなってきた気がするのである。以前は自分でもびっくりするぐらい強い意志をもち、味見すら決してすることのなかった私であったのだが・・・。

これは非常に憂うべきことで、これ以上この状態が続くと、なんのために今まで一生懸命食事療法をがんばってきたか分からなくなってしまう。よって私も自分を戒め、なんとか自制心を保とうと努力はしているのだが、一度手綱が緩んでしまうとなかなか締め付けるのが難しくなってくる。
しかし、まずい、この状況をなんとかしなければと焦る気持ちがある一方で、そんなに厳密にやらなくても大丈夫なのではないか、それどころかむしろこれだけ幸せに感じることができるのであれば、かえってガン退治に貢献するのではないかと思うときさえある。なぜなら、この1ヶ月間、食事に対して今までにない幸せを感じることができているからである。そしてそれゆえ、今まで以上に「おいしく」食事をいただくことができているからである。前にも少しこの件について触れたが、最近異常な食欲と食べ物に対する執着心があり、それ故に少々脱線してしまっているのだが、しかしそのおかげでかえって玄米菜食の素朴な食事のおいしさや大切さを再認識できているということもあるのである。まったく、あまのじゃくというか、人間というものは困った性分である。

-----ここまで書いたところで痛みが強くなり中断。最近調子よかったので久しぶりの痛みにがっくりしてしまい、痛みと喪失感の両方から泣きが入った・・・。結局いくら待っても回復しないので、レスキュー(塩酸モルヒネ)を飲んだ。レスキューの効果が出て復活したので再び書き始めることに------

食事療法の効果については誰にも答えは出せない。またどんなに時間が経過したところで答えは出ないのである。ただ少なくともガンを克服した人たちはかなり厳格に食事療法をやった人たちであって、決して普通の食事では克服できないということだけは分かっている。ただどれほどの厳格さを求められているのかが分からないところがミソなのである。例えば私が所属しているがん患者の会の会長さんは、かなり厳格に玄米菜食をやったとはいえ、奥様が作れないときなどはお寿司の出前をとって食べることもあったと言っている。お寿司は精白された米だからもちろんご法度な食べ物である。また仕事で出張に行ったときなども、どうしても玄米菜食を実行できないので、そういうときはおそばを食べたという。おそば自体は十割そばを選ぶのでOKだが、問題なのはかつおだしを使ったつゆである。でもかつおだしのつゆをつけて食べたという。でもこのようにご法度なものを食べても、末期胃がんを克服して20年以上も生きている人が現実に目の前にいるのである。じゃあお寿司を一度だけならいいのか?2度なら?3度なら?・・・というように、その境が明確でないので悩むのである。
つまり私はこう思う。とにかく重要なのは、最終的にガンを克服するという結果を出す事であり、そのときに自分が今までやってきたことに対して責任を持ち、かつ納得していればそれでいいのだと思う。そして私の現状については、もう少し手綱を締める必要があるにしても、前ほど厳格にやる必要はないかなと思っている。今の食べられることを最高に幸せに感じることができているこの状況を大切にしたい。それにしても迷うなあ。とほほ・・・
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主人が外に部屋を借りた はてなブックマークに追加
2006年11月29日 (水) | 編集 |
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ふふふ、今日はドキッとさせるタイトルであろう。みなさんによからぬ想像をしてもらおうと思い、タイトルで遊んでみた(^^)。でもこれはうそでもなんでもなく、事実は事実なのである。本当に主人は外に部屋を借りたのだ。まさか主人が部屋探しをしているとは、私も考えもしなかった。そしてなんと私に知らされたのは、不動産屋から鍵を渡される前日であった。つまりなんの相談もなく事後報告だったのである。恐らく途中で私に言うと、間違いなく開口一番文句を言われ、なぜ部屋が必要なのかをいろいろ説明した結果ようやく同意を得られるというパターンが目に見えたので、どうせ結果同じなのであれば文句を言われるだけ損と考えたのだろう。もうどうしようもないところまでもっていってから私に報告するのだから、主人も心得たものだ(^^)。

でも今回この事実を聞いたとき、私自身も不思議に思うほど素直に事実を受け入れることができた。いつもであればまさに開口一番文句を言っていたであろう。みなさんもよくあるであろう。とにかく聞いた瞬間に文句が口から出てしまっていることって。そして後で理由を聞いてみると反対するほどのものでもなかったということって。しかし今回は聞いた瞬間に、主人がいろいろ考えた末出した結論なのだから、恐らく反対するものではないだろうという考えがパッと出てきたのである。ゆえに文句を言うこともなく、「へー、そうなんだー」と単に事実を聞き入れるだけのアクションで終わったのだった。

ところで誤解しないでいただきたいのは、今日この話題を持ち出したのは、主人に対する文句を言いたいからでも、部屋を借りたことを憂いているからでもなく、むしろこの状況をとても喜ばしく思っており、私のガン復活の記録における重要な変化としても記録しておく必要があると思ったからである。
ちなみに主人が部屋を借りたのは、仕事に打ち込むためである。主人の仕事はIT関係のクリエイティブな仕事なので、集中できる環境が必要だ。主人曰く、プログラミングというのは、ある意味「芸術家」とイコールの仕事なのだそうだ。私はそういう仕事はしたことがないのでその気持ちはあまり分からないが、開発に乗り出したら、食事をとることを後回しにしてでも一気に仕上げてしまいたいらしい。だからいちいち「ご飯ができましたよ」と言われて開発が中断することがものすごく煩わしいことらしい。私の考えでは、どうせトイレに行ったりして中断することがあるのだから、食事をする時間ぐらいとれるのではないかと思うのだが、そうではないようだ(^^;)。
そういうことから、主人は誰にも邪魔されず開発に集中できる空間を前から欲しがっていた。もちろん我が家にも主人専用の部屋はあるが、以上の理由から同じ屋根の下ではどうしても生活のリズムを合わせないといけないので、いくら専用の部屋があっても主人にとってはあまり意味がないのだ。だから本気で集中するためには別棟にする必要があった。というわけで、我が家から徒歩2分のところにある1ルームマンションを借りることにしたのだ。

なぜ私が今回のことを喜ばしく思っているかというと、ようやく主人が好きな仕事に集中できるような環境を作ってあげられたことだ。私がガンになってからのこの10ヶ月間、主人は仕事を全面的にストップして私の看病にほぼすべての時間を費やしてくれた。しかし同時に主人の大好きな開発ができなくなったことで、主人のストレスも一時期最高潮に達し、かなり精神的に不安定になっていた時期もあった。最近ではそれを乗り越えて精神的には安定して過ごしていたが、やはり常に「仕事がしたい」という気持ちはあったと思う。しかし今までの私の状況では、申し訳ないが主人を解放してあげることは不可能であった。それが今回ようやくできるようになったのである。つまり主人がずっと私のそばにいなくても大丈夫になった、要はそれだけ私の体調がよくなってきた、ということを意味するのである。よって私は今回主人が仕事場を借りた事実は、私の復活の記録の上でも重要な通過地点として記録しておくべきだと思ったのである。

ところで主人が部屋を借りて一つだけ私の心配のタネが増えた(^^;)。実際には金銭的な負担増もあるので2つなのだが、まあ金銭的にはなんとかなるとして、もう一つの心配のタネは主人の食事、ひいては健康のことである。たったの徒歩2分の距離なのだが、上にも書いたように開発に集中するためにそもそも借りたのだから、食事の時間に我が家へ戻ってくるということはしないわけである(ちなみに寝起きは自宅でしているので朝食は自宅。あくまでも日中から夜にかけての仕事だけに別宅を使用している)。だからといってさすがに飲まず食わずで仕事するわけではないので、そうなると出前をとったり、パンなどの軽食で済ませたりするようになる。たまにであれば私も気にしないのだが、これから何年続くか分からないが長期に渡ってこのような生活を送ることになるわけで、それなのに毎日そんな変な食事では健康を害してしまう。やはり妻としてはそれがどうしても見過ごせないのである。ましてや食事療法をやっているぐらい食には人一倍うるさいので、精白されたパンを食べているだけでも気になってしょうがないのに、さらに肉中心の添加物だらけの弁当を食べられた日には黙っているわけにはいかないであろう(^^;)。
というわけで、結局私が昼と夜の食事を届けることになった。別に主人にそうしろと言われたわけではない。むしろ主人は私には負担をかけたくないので、そんなことはしなくていいと言う。でも私がしなかったら結局出前やコンビニの食事になってしまうので、「私が」いやなのだ。もちろん体調がものすごく悪ければ届けられないのでそういうときは出前をとってもらうことになるであろうが、多少お尻が痛いぐらいでは届けることになるので(実際さっき届けたときもお尻が痛かった)自分でもよくやるなあと自分で自分を褒めてあげているが、まあ主人にはお世話になっているのでそのぐらいのことはしてあげようと思う。それに主人にはたーんと稼いでもらわないと困るしね!?(笑)
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季節はずれの蚊にやられた(^^;) はてなブックマークに追加
2006年11月28日 (火) | 編集 |
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いやはや昨日の夜は最悪だった。季節はずれの蚊のせいで、私の貴重な睡眠時間をまたもや削られたからだ。せっかく昨日のブログで「よく眠れますように」とお願いしたのに、1時間ごとの便意で起こされるのはしょうがないにしても、まさか蚊によって眠れない夜を過ごすことになろうとは夢にも思わなかった!!!(怒)
午前2時ごろだったと思う。あのプ~ンといういや~な羽音が耳元に聞こえてきた。我がマンションは都会のど真ん中にあって6Fに位置していることもあり、夏でさえ蚊に悩まされることはほとんどない。蚊に刺されやすい体質(きっとおいしい血なのであろう)の私は、実は我が家のこの点を非常に気に入っている。カリフォルニア生活を気に入っていたのも、蚊と無縁の生活が可能だったことも大きな理由の一つである。なぜなら実家は戸建てで庭に草木が茫々生えているため、まさに蚊の巣窟であったからだ。にもかかわらずである!!なぜこの時期に我が家に蚊などがいるのだろうか!!??でもとにかく間違いなくあの羽音は蚊である。布団をかぶって聞こえないようにしてみても、どうしても息を吸うためほんの少し隙間をあけなくてはならず、するとめざとい奴はそこに入り込んで来る。耳元に一番近づいてきたとき、自分の頬を犠牲にしてバチーンと一発かましてみるが、なかなか命中しない。犠牲にした甲斐あっていったん羽音がしなくなるが、またしばらくたつとプ~ンといやらしい音をたてて奴はやってくる。2時間ぐらいそれの繰り返しだった。

午前4時になった。奴を殺さない限りは絶対眠れないと悟った私は、本格的な掃討作戦に打って出た。部屋の電気をつけ、奴を探すことにした。壁も天井もすべて白いので、あんな小さな身体でもけっこう目立つのである。しかし昨晩はずっと見渡していたが、とうとう目で発見することはできなかった。よってあきらめて再び布団をかぶって眠ることにした。また奴が来た。そして再びばちーん!!と右の耳から頬のあたりを平手打ちした。むむ!!??何か手のひらに感触があるぞ!!??もしかして殺ったのか!!??電気をつけて恐る恐る右手を見てみると・・・・やったあ!!!!!血だらけの奴が私の手のひらに横たわっていた!!!やっぱりこんなに私の血を吸っていたのだ。こうして私と奴の闘いは私の勝利で終わった。しかし終わったときはすでに5時を回っていた・・・。こうしてようやく静けさを取り戻し、安心して眠りにつけたが、結局4、5時間しか眠ることができず、今日も寝不足になってしまった・・・。

今日一日に関しては特別なトピックはなく、比較的穏やかな一日を過ごした。痛みのほうは相変わらずだが、なんとかボルタレンとMSコンチンを飲む時間を調節して、なるべく切れる時間が少なくなるように努力した結果、今日もレスキューを飲まずになんとかここまで来ている。結局MSコンチン(モルヒネ)は40mg、30mgの1日70mgで落ち着きそうだ。80mgにまで増やさないとだめかなあと思っていたので、70mgに抑えられたのはうれしい。この結果を見るにつけ、60mgでは不足していたのだろう。なのに、一番少なくしたときは50mgにまでしてしまったので、あのような激痛に見舞われてしまったのだと思う。たったの20mgと思うが、この20mgの差は大きかった・・・。

今日はまさか蚊はいないと思うので、また便意で頻繁に起こされないように祈るのみである。それにしても、よくぞ毎日こうもいろいろなことが起きるものだと感心してしまう。そしてそんな人生をちょっぴり楽しんでいる私なのである(笑)。
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激しい便意の正体 はてなブックマークに追加
2006年11月27日 (月) | 編集 |
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昨日の夜は一時間ごとの激しい便意であまりよく眠れなかった。さらに昨日の夜いつもより早めにボルタレンとMSコンチンを飲んだ分、当然切れる時間も早くなるので、それもあって明け方から痛み出し、ほとんど眠れないまま朝を迎えた。
今日は朝一番で予定通り聖路加のO医師の外来に行った。激しい便意について聞いたところ、便かすと腸の粘液の両方考えられるとの事。私のストーマはS字結腸のところにあるのだが、そこから肛門までの間の腸は使っていなくても腸自体は生きているので、やはり組織の入れ替わりなどで細胞のかす、すなわち便かすがどうしても溜まるらしい。溜まるといってもわずかなので、普通であればそんなに激しい便意にはならないらしいが、私の場合はそこに大きな腫瘍があるため、神経を刺激し、脳に指令が伝わってしまうのかもしれないということであった。そしてこれについては個人差があるため、一過性のものかもしれないし、最悪の場合はずっと続くかもしれないということであった。かなり激しくしかもかなり頻繁なので、これが一生続くのではちょっと耐えられそうもない。まあとにかくO医師としても現状ではしばらく様子見としか言えないので、一過性のものであることを祈りつつしばらく待つしかない。こうしてブログを書いている今も、かなり激しい便意がありおしりが痛い。でもまあとにかく激しい便意の正体が分かったので、気持ち的には安心できた。

それから今日正式にO医師に、自分なりにいろいろ考えた結果とりあえず今回の手術は見送ることにした旨を伝えた。O医師は「こちらから言うべきことはすべて伝えたし、その上でそう判断したのならそれでいいと思う」と言ってくれた。そして何よりも心強かったのは「そう判断したのなら、あとはこちらとしても全面的に協力していくのみ」と言ってくれたことだ。普通であれば「もう勝手にしろ」といわんばかりの態度になりがちだと思うのだが、それどころか「全面的に協力する」と言ってくれたのだ。つくづくO医師でよかったと思った。こういったさりげない一言が、どれだけ患者を安心させてくれることか。今回は残念ながら手術は見送ることにしたが、次回なんらかで手術が必要になったとき、O医師になら全面的に任せられると強く感じた。

今日O医師がなぜ私に手術を勧めたのかの理由を話してくれた。O医師の患者で私と似たような状況の人がいて、手術で現状7年延命できているという実績があったかららしい。その患者さんは37歳の女性で、同じく直腸がんで腹膜播種があったそうだが、手術と抗がん剤の組み合わせで7年延命できているらしい。5年生存率を中心に考えている人たちにとって、7年延命できているというのは大成功である。もちろん実際その状況で7年延命できたというのは奏効した例だと私も思う。しかしO医師も言っていたが、彼女はとりあえずFOLFIRI,FOLFOXなど一通りの抗がん剤を経験した後、抗がん剤の副作用があまりにもきつくてうつ病を発症したらしい。よって私の今日の元気な姿を見て、少々複雑な思いもあったようだ。要するにうつ病を発症するほど苦しんで7年延命しているのと、これから私がどのぐらい延命できるか分からないが、とりあえず私のように元気に苦しまずに過ごしていくのとどっちがいいのかという迷いがO医師の言葉に垣間見られた。

しかし痛いといいつつも、今日は今のところなんとかレスキューを飲まずに過ごせている。レスキューを飲まないで過ごせたのは5日ぶりのことである。今日も例の8時の魔の時間帯に痛み出したのでベッドに横になることがあったが、レスキューを飲むほどではなかった。ようやくモルヒネ増量の効果が出てきたのだろうか。
さっき上で「ブログを書いている今も激しい便意がありお尻が痛い」と書いたが、22時に飲んだMSコンチンが効いてきたみたいで、痛みが治まってきた。さっきのあの痛みではとてもレスキューなしでは眠れそうになかったのだが、これならレスキュー飲まずに眠れそうである。あとは1時間ごとの激しい便意が生じないように祈るのみだ。それではおやすみなさい。
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あるはずのない激しい便意と出ないはずの便 はてなブックマークに追加
2006年11月26日 (日) | 編集 |
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昨日友人宅ではしゃぎすぎたのか、昨晩1時ぐらいに寝たのに今日は正午まで寝てしまった。8時に一度起きようとしたのだが、なんとなく眠かったので、いったいどのぐらい寝れば眠くなく起きられるのかと実験したみたのだ。そしたら結局際限なく眠れることに気がついた。正午に起きたのも、義母が来たので実験中止となっただけのことであった(^^;)。中止とならなかったらいったいいつまで眠り続けたのであろう。無駄な実験であるが、こんなときでないとできない実験でもあるので、いつの日かまた挑戦してみよう(笑)。今日は散歩に出かけることもなく、一日のんびりモードで過ごした。

・・・ここまで書いて、その後激しい痛みに襲われ、3時間中断。ようやく痛みが軽くなったので再び書き始めている・・・

実は4日ほど前からあるはずのない便意に悩まされている。よく足を切断した人が切断したほうの足の痛みを訴えると聞くが、ない足が痛むはずがないわけで、まさに私の感じている痛みもそのようなものである。便意というのは、直腸に便がたまると脳に「そろそろたまってきたので排出しなさい」という指令が行き感じるものであるから、私の場合ストーマだから直腸に便は溜まらないので便意を感じるはずないのだが、4日前ぐらいから便意を感じるようになり、それが日に日に強くなっていった。しかも昨日あたりからはかなり激しい便意を感じるようになり、しまいには本当に便が出るようになったのである。便と勝手に書いたが、正確には便かどうかわからない。というより恐らく便ではないと思う。なぜなら本当に便は実際には「出ないはずのもの」だからである。入院中に「本物の肛門からは今後何も出ないのか」と医師に質問したことがあるが、そのとき医師は「腸の粘液が出ることはあるかもしれないが便が出ることはない」と言っていた。よって恐らく腸の粘液が出ているのだと思うのだが、実際に出たものを見ると、なんとなく便のようにも見え、しかも便の臭いがするのである。出たものといっても、量がものすごく少量だし(小さじ1/4ぐらい!?)よく見えないのではっきり便とは言えないのだが・・・。

今日も激しい便意を頻繁に感じ、トイレに行くたびにかなり力み、ほんの少しであるが便が出た。明日朝一番で聖路加に行かなければいけないので、今日は早々にブログを書いて寝ようと思い、8時ごろに書き始めていた。ところがとうとうブログを中断するほどの痛みに襲われたのである。ここ最近毎日そうなのだが、8時過ぎになるとちょうどボルタレンとMSコンチン(モルヒネ)が切れる時間帯なので痛みが激しくなりレスキューを服用するようになってしまっている。MSコンチンは朝10時と夜の10時に服用することになっているので、ちょうど8時過ぎが切れてくる頃なのである。ボルタレンはその日によって多少時間が変わるが、およそこの時間帯が手薄になる時間帯になっている。よってどうしてもこの8時過ぎというのは魔の時間帯になってしまっているのである。

それにしても今日の痛みは激しかった。痛み出してからしばらくベッドで我慢していたのだが、一向に治まる気配がないためまずはオプソ1袋を服用、30分経っても治まらないのでさらに1袋を追加。それから30分待ったがそれでも痛みが治まる気配がない。肛門痛もなんとなくあったので、久しぶりにアメリケーン(麻酔が入っている塗り薬)を肛門に塗ってみた。それから30分経ってもまだ痛みは激しく、そうこうしているうちにボルタレンを飲める時間になったのでボルタレンを服用。それから30分我慢していたら、ようやく痛みが治まってきて、こうしてブログを書けるまでに復活したというわけである。まさに痛み止めのオンパレードで、飲めるものはすべて飲み、やれることはすべてやったという感じであった。いったいどれが奏効したのかは分からない。もう結果痛みが軽くなればなんでもいいやという感じだ(^^;)。

どうもここ最近痛みが激しくなったのは、この激しい便意が大いに関係している気がする。勝手にあるはずのない便意と書いたが、もしかしたら腸の粘液が出る場合も便意を感じるのかもしれない。とにかく明日聖路加の外来なので聞いてみよう。それにしても一難去ってまた一難で、本当に困ったものである。激しい便意があるのに便が出ないという苦しみを再び味わうことになろうとは!!しかもそれが頻繁で、夜中も1時間ごとにトイレに目が覚め、そのたびに出ないものに対して強く力まなくてはいけないので、かなりつらいものがある。これはいわゆる「術後の後遺症」というものなのであろうか?早く病院に行って医師に確認したい。
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治療目的以外での初めての外出 はてなブックマークに追加
2006年11月25日 (土) | 編集 |
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ガンになってからというもの、外出するとしたら病院に行くか散歩に出るかで、いずれも治療目的の外出ばかりであった。そしてそれ以外ではせいぜいガン患者の会に参加するぐらいであった。体調があまりよくなかったということもあるが、何もこの10ヶ月間毎日友達に会えないほど体調が悪かったわけではない。会おうと思えば会えるときもあったのに、精神的に会いたいと思えなかったのだ。正直いって、今でもまだそんなに積極的に友人に会いたいとは思っていない。なぜだか自分でも分からない。メールでやりとりしたりするのはいいのだが、会って話そうという気力がまだ沸かないのだ。

そんな私が今日治療以外の目的、すなわち友人に会うために外出した。これは画期的なことである。私の重い腰を動かしたのは、他でもない大親友の彼女たちであった。友人Oが「12月に入って残業で忙しくなってしまう前にみづきの顔を見たい」とメールをくれたのだがきっかけとなり、共通の友人Mも誘って3人で会おうという話に発展した。何よりも今回の大きな動機付けとなったのは、友人Mの生まれたばかりの子供をまだ一度も見ていなかったことであった。友人Mは、私が当時アメリカにいたにもかかわらず結婚式に出席するために日本に一時帰国したほどの大親友であり、そんな大親友の子供を一度も見ていないということは、私にとって許されないことであった。体調が悪くてどうしても外出できないのならまだしも、気持ちさえ切り替えればできるのだから、努力してみようと思ったのである。

そして外出は大成功だった。当日もう一人友人Mが急遽加わり、私の主人と友人Mのご主人を入れて最終的に大人6人になったのだが、みんなと話していて途中で気づいたのは、私が久しぶりに声を出して笑っていたことだ。そして声を出さないまでも、何度もニコニコ顔になっていた。ものすごくうれしかった。ガンの治療の上でも笑うことはすごく重要で、普段なかなか笑えない私は、実は笑うためにはどうすればよいか真剣に悩み、笑いに関する本を読んでいたほどであったのだ。TVでお笑い番組を見たり、寄席を見たりしてみたが、まったく笑えなかった。なのに今日はただただ友人たちと話しているだけで、楽しく笑えたのだ。

上のパンの写真(クリックして拡大)は、私が銀座胃界隈の有名店で買い集めてきたPAIN AUX NOIX(パン オ ノワ=くるみのパン)たちである。一応番号順に店名及び買った場所と値段(税込み)を記載しておこう。
①ジョアン(銀座三越) 525円
②ホテル オークラ(銀座三越) 157円
③ドゥース・フランス(=フィリップ・ビゴの店)(プランタン銀座) 210円
④メゾンカイザー(コレド日本橋) 231円
⑤オーバカナル(銀座店) 210円
⑥ホテル西洋銀座(大丸東京) 210円
⑦ポール・ボキューズ(大丸東京) 262円
⑧アンデルセン(松屋銀座) 535円
⑨ダロワイヨ(銀座店) 157円
⑩銀座木村屋総本店 315円
ちなみにほとんど横並びの値段設定の中、大きさから考えてもアンデルセンのパンが飛びぬけて高くなっているが、かなり自然派の材料を使っているので、その分コスト増になってしまうようだ。よって味もかなり素朴な感じになっているが、材料にとことんこだわりたい方にはアンデルセンがお勧めだと思う。これ以外にも帝国ホテルのガルガンチュアや松屋銀座のブランジェ浅野及びミクニ銀座などにも行ったが、パン オ ノワは置いてなかった。
なぜこんなにパン オ ノワだけを買い集めたのかというと、今日私が「THE パン オ ノワ(=くるみのパン)食べ比べ」を企画したためだった。それが下の写真である(クリックして拡大)。

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そもそもどれもレベルが高いのでなかなか順位をつけるのが難しかったが、それでもなんとか全員に上位3つを選んでもらった。その結果、1番人気はオーバカナル、2番がメゾンカイザー、3番が同列でドゥース・フランスとダロワイヨ という結果になった。ちなみに当然どれもがパン オ ノワなので基本的には似たような味なのだが、ハード系が主流の中、メゾンカイザーだけがソフト系でバターの味がけっこう強く出ていた。それが気に入った人は高得点をつけているが、あっさりしたハード系のパンを好む人はオーバカナルを選んだようである(ちなみに私の第一位はオーバカナル)。
それにしてもこの企画は大好評で、我ながらなかなか良い企画を思いついたものだと感心した。こんなに贅沢に一気に10種類のパンを食べ比べられる機会などなかなかないし、私も散歩がてらいろいろなパン屋に行くのは楽しかったので、その点でも今回の友人宅訪問は私に良い影響を与えたと思う。訪問当日だけではなく、前準備から楽しませてくれたからである。これだけのお店を歩いて回るのはかなり大変な作業であったが、でもすごく楽しかったので疲れるということはなかった。

そして最後の写真は、やはり今日持参したお土産で、私が衝動買いした日本酒である(^^;)。

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三越にパンを買いに行ったとき、つい試飲の機会を得てしまい、日本酒を試飲していたところ、このひめぜんを飲んだ瞬間「あ、絶対これみんなに飲ませてあげたい!!!」と思ったのである。この日本酒の何がすごいかというと、え?これ本当に日本酒???というぐらい日本酒らしくなく、どちらかというとワインのようなのである。でも当然原材料は米と米こうじだけのれっきとした日本酒なので、やはり後味は日本酒なのである。赤ワインのような渋みもなく、白ワインのような酸味もなく、とにかくほんのり甘くて飲みやすくすっきりとした味わいなので、日本酒が苦手な人もこれだったらいけると思う。今日はおやつの時間に友人宅訪問だったのだが、おやつと一緒に飲んでもおかしくない日本酒であったので、これまた大好評であった。

お酒といえば先日シャンパンを一口だけ飲んだが、それ以外では一切飲んでなかったので、よく考えたら4ヶ月ぶりのお酒であった。しかも「飲んだ」のではなく「試飲」である(^^)。前回試飲したのは、母の誕生日プレゼントを選んでいたときだったから7月だった。なんだかんだ飲んでるじゃないかあ!とまたどなたからか言われそうだが(笑)、でもお酒を365日飲んでいた私にとって、4ヶ月間、しかも試飲しかしていないのはすごいことなのである(笑)。でもその代わりといってはなんだが、最近デパートに行く機会が増えたためか、ちょっといけないものを試食してしまったりしているので、これはやめにしないといけないと思っている。これからは地下の食品売り場には行かないようにしなくては(^^;)。

とにかく今日は楽しい1日であった。やはり友達とはいいものだ。でもみんなに申し訳なかったのは、食べ物にすごく気を遣わせてしまったこと。私がうるさいこと言っているので、みんな私がいったい何なら食べられるのかいろいろと悩んでくれたようだ。そして完璧なものを持ってきてくれた。友人Mの作ってくれたデザートは絶品であった!ありがとうね!!
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ようやく体脂肪率が測定できるようになった はてなブックマークに追加
2006年11月24日 (金) | 編集 |
今日は変なタイトルで、タイトルを読んだだけではいったい何を言っているのか分からない方が多いと思う。私は健康管理の記録として毎朝体重及び体脂肪率を計っているのだが、やっと最近になって体脂肪率が測定できるようになった。逆を言えば、しばらくの間体脂肪率が測定できなかったのだ。体脂肪率が測定できないというのはどういうことかというと、私も良く分からないのだが、どうやら結果から想像すると、体脂肪率があまりにも低すぎて測定できなかったらしい。

手元の記録によれば、最後に測定した体脂肪率は、入院当日の10/18の6.4%であった。入院中は体脂肪率は測定しなかったので、2週間の記録は白紙だ。そして退院した日の翌日11/4に測定したときにはすでに測定不能であった。我が家の体重計は体重、体脂肪、骨格筋率を同時に測定できる「体重体組成計」というものであるが、最初に体脂肪率の表示がーーーになっているのを見たときは訳が分からなかった。機械の故障かと思った。そしてとりあえずその日はたいして気にもとめず、翌日計ったところ、再びーーーの表示であった。体重や骨格筋率はちゃんと数字が出るのに、なぜか体脂肪率だけがーーーとなっている。どうも機械の故障ではないらしいが、だとするといったいどうしてなのだろうか?測定の仕組みとして微弱な電流を身体に流してその抵抗値から数字を出しているそうなので、もしかしてストーマがじゃまして正確に測定できないのだろうか?そんな妙な考えが浮かんできたりした。

測定できない日々がなんだかんだで9日間続いた。そして10日目、やっと5.2%という数字が表示されたのだ!!やっぱり機械の故障ではなかった。でもどうして今まで表示されなかったのだろう?そしてどうして今日は表示されたのだろう?まだこの時点では原因は分からなかった。しかしすぐ翌日には再びーーーの表示になってしまい、またその状態が3日続いた。そして4日目(今から1週間前)にまた5.1%という数字が表示されたのだ。
そこで初めて気づいた。もしかしてあまりにも体脂肪率が低すぎて測定できなかったのではないかと。そしてその下限は5%なのではないかと。それから今日までの1週間は、毎日体脂肪率は測定できており、数字も少しずつではあるが増えてきている。5%台だった体脂肪率も最近は6%台になり、今日は6.8%だったが、昨日は7.5%まで増えた。

それにしても、測定できないほど低い体脂肪率というのも考えものだ。つい1年前は体脂肪率が29%もあって、どうやって減らそうかと悩んでいたというのに、たったの1年でここまで落ちてしまった。そして皮肉なことに、今度はどうやって体脂肪率を増やそうかと悩んでいるのである(^^;)。もちろん体脂肪率は低いほうがいいのだが、それでも限度ってものがあるわけで、ましてや機械で測定できないほど低いというのはやはり問題であろう。Oクリニックによると、11%ぐらいの体脂肪率が一番ガンと闘うのに適した数字であるらしい。しかし私の場合体脂肪を増やそうにも、食事療法で油物はかなり控えているので、そう簡単に増えそうもない。
そういえば以前にヨン様の体脂肪率が3%だと聞いたことがあるが、本当だろうか?もしそうだとしたら安心だが、人間どこまで体脂肪率を低くできるのであろうか?0%というのもありなのだろうか???とりあえず私は危機的な状況を脱することができたようなので、体脂肪率については安心しているが・・・。

実はもう一つ異常値を示しているものがある。それは体重だ。実は2日間でいきなり2kgも増えたのだ。1日1kgずつで2日で2kg。さすがに2日で2kgは異常な増え方だと思う。便が出ていないならこういう可能性もあるかもしれないが(便てものすごく重いから(^^;))、今のところしっかり出ているので、便がたまって重くなっているとは考えにくい。でも急に身体が重くなったとかいう自覚症状みたいなものはないので、こちらもしばらく様子見というところか。とりあえず昨日と今日は体重は変わらなかったので落ち着くと思われるが、それにしてもどうして急に体重が増えたのだろうか?体脂肪率同様、体重も増やしたいと思っていたので、結果としては喜ばしいことなのであるが、あまりにも増え方が異常なので単純に喜んでいるわけにはいかないのである。

痛みについては、すこーしだけ昨日より改善された。モルヒネ増量が少し追いついてきたのかな。でも今日も1回レスキューに頼った。そして今から寝ようと思っているが、もう1回飲まないとだめかもしれない。ブログを書くぐらいはなんとか耐えられる痛みであるが、さすがに寝るとなると無理かもしれない。それでは明日は今日より痛みが軽減されることを祈りながら寝ることにしよう。おやすみなさい。
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抗がん剤についての私の考え はてなブックマークに追加
2006年11月23日 (木) | 編集 |
今朝コメントを確認したときは匿名希望さんまでのコメントであったが、すでに今朝の時点で今日のブログのトピックはこれにしようと決めていた。そして現在夜の10時半だが、そのあとに続々とこれに関するコメントがついていたので、ますます今日のトピックはこれでいこうと強く思った次第である。というわけで、今日は改めて私の抗がん剤についての考えをお伝えしておこうと思う。

結論を先に言うと、私は抗がん剤は基本的にやる気はない。誤解のないように言っておくが、抗がん剤は効果がないと思っているのではない。矛盾するようだが、それどころか実は効果があると思っている。それなのになぜやらないのかというと、最大の理由は、抗がん剤は免疫力を低下させるからである。そしてそれが故、抗がん剤の効果が一時的なものになってしまうからである。つまりすぐに効果が現れる場合はいいのだが、そうでない場合は抗がん剤の効果が現れる前に自分の身体が先に参ってしまうのが問題なのである。抗がん剤はガンが完全に消え去るまで基本的に打ち続けなくてはならないものであり、打てなくなったら最後だ。しかし残念ながらほとんどの場合、免疫力低下により身体のほうが先に参ってしまい投与中止となることが多いのである。そういう意味では、コメントに書かれてあったような、正常細胞を破壊せずがん細胞だけを攻撃するような抗がん剤があるのであれば、私の抗がん剤に対する姿勢も変わるかもしれない。しかしとにかく現時点では、抗がん剤は一時期奏効したように見えてもそのあと高確率で再発、再び抗がん剤投与、免疫力低下及び効かなくなってくる、投与中止によりガンの勢いが増す、で最終的には打つ手なし・・・というストーリーが私の頭に描かれているので、抗がん剤をやることはないであろう。

西洋医学の医者は皆口をそろえて「免疫療法は絶対効果はない」「食事療法で治癒することは100%ありえない」という。ガンを治してくれるのは手術、抗がん剤、放射線以外にないという。今までもずっとそうだったし、今回セカンドオピニオンに行った時も毎回そう言われた。しかし私の信じている世界の人々は、手術、抗がん剤、放射線が治してくれるのは本当の初期だけ、進行がんの人は絶対にそれでは治らない、と言う。ガンは生活習慣病だから、生活習慣をきちんとすれば治るという考えだ。もちろん生活習慣さえきちんとやれば治るほどガンは生易しいものではない。効果が現れるまでに時間がかかる。それこそさっきの抗がん剤の話ではないが、効果が出るのが先か、身体が参るのが先か、の世界である。しかし、どうせ同じ結果なのであれば、副作用がないほうがいいではないか。この点が私が自然療法を選択している理由である。自然療法を選択している人々は皆同じ思いであると思う。そしてさらに、確率は低いとはいえ、完全治癒の可能性があるという点だ。初期ガンであればまだしも、進行がん、ましてや私のような末期がんの場合は、そもそも医者が完全治癒はありえないと言い切っているのだから、100%完全治癒はないであろう。しかし一方、自然療法の場合はとりあえず完全治癒を目指してがんばれる。なぜなら実際にそれをなしえた人が何人も存在し、実際に目の前にいるからである。そして、万が一それが達成できない場合でも、最後まで普通の生活をしながら穏やかに過ごせるというのが自然療法の魅力なのである。

それから私としては抗がん剤の「奏効した」という言葉が実は曲者だと思っている。確かに抗がん剤の効果で一時的にガンが縮小することは多い。もちろん中にはそのままガンが消えて完全治癒する人もいると思う。しかし多くの人は、一時的な奏効に喜んでいるのもつかの間、数年後であればまだましなほうで、中にはたったの数ヶ月で再発し、上に書いたストーリーをたどるのである。もちろん実体験としてあるわけではないが、実際にこのストーリーでガン友だったHさんを先日亡くしているし、私の信じている世界の本にはそう書かれているからである。よって少なくとも私が思うのは、手術や抗がん剤をやるのもよし、しかしそれだけではなく、必ず食事療法を並行して行うことで、完全治癒の道が開けてくると思うのである。特に初期ガンの人であれば、並行すればかなりの高確率で完治すると思うのである。

以上のことから、今の私の考えでは抗がん剤だけはどうしてもやる気にはなれない。たとえ副作用がなくても、である。基本的に手術に対しても同じ考えであるが、なぜ今回少し迷ったかというと、手術で大きな腫瘍をとれば痛みが緩和され、QOLが上がると思ったからである。しかしどうもそうではないらしいので、手術を受けるのもやめにしたというわけだ。
ちなみにゲイリー矢田さんを始め私に抗がん剤を勧めてくださった方々と私のスタンスの違いは、信じている世界の違いから来ていると思うので、どっちがいいとか悪いとかいうことではないと思う。よって、抗がん剤が効果があると思っている人は自分の信じている道で治療を進めていけばいいと思うし、私は自分の信じている自然療法でがんばっていくのみだ。
またゲイリー矢田さんや祐子さんに対してコメントを書かなかったのは、このように信じている世界がそもそも違うので、そういう場合は話を進めていっても平行線になるだけだと思ったからである。しかし、たとえそうであっても、一言コメントのお礼ぐらい書くべきであったと反省している。特にゲイリー矢田さんについては、ご自分の状況を非常に詳しく書いてくださっていたのだから。しかし今後のことも含めて断っておくが、すべてのコメントに対して返答をつけていくつもりはないのでその点はご了承願いたい。特にここ最近ありがたいことに多くの方がコメントを書いてくださるので、時間的にもすべてに返事を書くのは不可能である。よって私の個人的な思い込み及び判断で返事を書いていくので、それをご承知の上でコメントを書いていただければ幸いである。

今日は少々重い内容になったが、久しぶりに考えをめぐらせてブログを書けたので楽しかった。ここ3日間、痛い痛いという話ばかりだったから、皆さんもつまらなかったと思うが、私もつまらなかった(^^;)。でも実は、今日も昨日以上に痛みで大変だったのだ。なんとレスキューの塩酸モルヒネを2回も飲むという結果になってしまった。レスキューを1日に2回も発動したのは初めてだ。日に日に痛みが増してくる。なぜだろう???ガンが大きくなってしまったのだろうか???余計な心配が頭をよぎる。とにかくモルヒネのベースを上げることにした。早く痛みから逃れたい。
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こんなに痛いの、久しぶり(涙) はてなブックマークに追加
2006年11月22日 (水) | 編集 |
こんなに痛いなんていったいどうしてしまったのだろう???
・・・って、答えは明らか、やはり麻薬の絶対量が足りないのだろう。今朝の分から早速モルヒネを10mg増やしたが、その効果が現れるまでは2、3日かかるのかもしれない。今日は午前中から痛くて動けず、ようやくお昼過ぎに復活したので散歩に出かけたが、夕方帰ってきてからは再び痛みで動けなくなった。夕飯の時間になっても痛みがまったく引かなかったので、今日もまたまたレスキュー(オプソ)に頼る結果に・・・。にもかかわらず1袋ではあまり効果がなく、結局痛くて食欲までなくなってしまい、さらにオプソをもう一袋追加。効果は多少あったものの、それでもまだなんとなく痛い・・・。結局夕飯は食べられなかった。食事を抜いたのは退院後初めてだ。

ついさっきまではこんな調子だったので、今日はブログを書けないかもしれない・・・とまで思っていたが、MSコンチンをちょうど飲むタイミングが来たので飲んだところ、ようやく痛みがとれ、こうしてブログを書けるようになったというわけだ。
この3日間つまらない痛い話ばかりだったので、明日からは別のトピックでブログを書きたいと思う。それには痛くないようにしないといけないが、まあ明日からはなんとかなるであろう。それにしても今日は最悪な一日であった・・・。

最後に、ちっぽけな話だが、私の小さな幸せの話をしておこう。
今日の昼の散歩は、銀座松屋に行った。目的は粗品をもらうことだった。今までの私からするととても考えられない行動なのだが、最近妙に「無料」とか「プレゼント」とかいう言葉が気になるのである(^^)。たまたま読んだフリーペーパーに松屋のクーポンがついていたので、それを切り取ってわざわざ松屋まで行ったのだ。こんなことをしたのは生まれて始めてである。しかも2箇所でもらうことができた(^^)。一つは6階でチョコレート&キャンディセットを、もう一つは8階で携帯スリッパをもらった。いずれも先着200名様とあったので、朝一番で行かないといけないと思って今日は朝から気合を入れていたのが、上述の通り痛くて動けない始末。実は「ああ、松屋の粗品があ・・・・」とがっくりしていたのだ。
そしてだめもとで午後の散歩で松屋に行ってみたら見事にゲット!!案外200名て来ないものなのね。まあそうであろう。今までの私を考えてみても、まずフリーペーパーを読むこともなかったし(最近のはそうでもないが、特に昔のは広告ばかりで内容がなかったから)、クーポンを切り取ることなんてしなかったし、ましてやわざわざそのためにデパートまで行くことはしなかった。

今日のささやかな幸せで、これからはフリーペーパーのクーポン探しが楽しみになりそうだ(笑)。なんだかちまった性格になってしまった気がするが、幸せを感じる機会は多ければ多いほどよい。それに今はどっちみち毎日散歩に出かけるので、そのためにわざわざ行くということではないので苦にはならない。ああ銀座のデパートが近くてよかった。またどこかのデパートのクーポン券ついてないかなあ(^^)。
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MSコンチン(モルヒネ)増量に踏み切る はてなブックマークに追加
2006年11月21日 (火) | 編集 |
いい調子でモルヒネの量を減らしていたと思っていたのだが、よくよく日々の記録を読み返してみると、確実に痛みも増していたようだ・・・。実は昨日も夜にレスキュー(オプソ内服液)を服用、そして今日は昨日よりさらに痛みが強かったので昨日の倍の量のレスキューを服用(塩酸モルヒネ)、やはり完全にモルヒネの絶対量が不足しているようである。ちなみにレスキューとは、短時間で効果が現れる痛み止めの薬のことを言い、飲むとだいたい5分から10分で効いてくる。

以前に比べ痛みに耐える時間が少なくなったので、自分としては痛くないと思ってしまったようだが、毎日の記録を見ると、なんだかんだいって毎日「痛い」という記述があり、モルヒネ減量とともにその頻度も高くなり、さらに痛みも強くなってきていた。そしてとうとう今日は、夕方以降ほとんど痛くて動けない状態となってしまったのだ。もちろん激痛で泣きも入った。

というわけで、私も観念し、モルヒネ増量に踏み切ることにした。痛くて動けないのでは、入院前の生活と同じになってしまう。免疫力下がりまくりの最悪の生活になってしまう。
せっかく減量できて喜んでいたのだが、まあしょうがない。もう一度痛みをきちんととってから、再度減量に挑戦していくことにしよう。でもしばらくは減量はしないほうがよさそうだ。幸いにも、懸念されていたモルヒネによる便秘もうまくコントロールできているし、化学薬剤を身体になるべく入れたくないのはやまやまだが、それは追々考えていくことにして、とにかく今は痛みをとって免疫力を上げて、癌と闘う身体及び精神作りをすることが最優先であるから。

それでは短いが今日はここまで。ほんとはこれからパウチの交換をしたいのだが、今うんちゃんが続々と出てきているので、タイミングがなかなか来なくて困っている。実は目下、日々パウチ交換の時間が作れないのが悩みである。うんちゃんが落ち着かないとお風呂にゆっくり浸かれないので、なるべく動きが止まってからにしたいのだが、一日の中でなかなか「そのとき」が訪れないのだ(^^;)。ふえーん、困ったよぉ・・・。
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癌研有明病院でのセカンドオピニオン はてなブックマークに追加
2006年11月20日 (月) | 編集 |
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今日の有明癌研病院をもってしてセカンドオピニオンは終了し、手術を受けるかどうかの結論が出た。結論は「手術を受けない」である。細かい点では違いがあったが、今日の医師も先日の国立がんセンターのA先生と同じ見解であった。やはりこのぐらいの大病院に聞くと、まさに教科書どおりの答えになるのであろう。そして教科書どおりの答えをすると、私の状況の場合はやはり抗がん剤治療、それもFOLFOXの投与というのが王道のようである。もちろん私は抗がん剤はやるつもりはないので、そうなると西洋医学的には「もう手の施しようがない」ということになる。今日の医師は、腹膜にこれだけたくさん転移している状況では手術はできない(実際にはできないのではなくて、やる意味がない)ので、抗がん剤をやらないのであれば、緩和ケアの方向しかないと言っていた。そしてFOLFOXの副作用について尋ねたところ、ほぼすべての患者に強い副作用が出現(ちなみにFOLFOXの特徴的な強い副作用とは、冷たいものに対する過敏な反応で、冷たいものを飲んだり食べたり触ったりするとびりびりする神経症状が出るらしい)、そしてそのあまりの強い副作用にほとんどの患者が10回の投与でギブアップすると言っていた。そんな恐ろしい抗がん剤をどうして私が受けられようか。抗がん剤の場合、ギブアップしたらそこで終わりである。つまりさんざん苦しい思いだけさせられて、10回やるうちにまだ効果が出ていればましだが、そうでなければ単なるやり損である。

それから今日の医師のちょっと頼りなかったところは、聖路加の主治医ができると言っているのであればできるのではないですか?という言い方を盛んにしていたことである。主治医が言っていることを100%信じているのであれば、そもそもセカンドオピニオンなどに来ないというものだ。まさに別の医師の見解を聞きたいから来ているのに、セカンドオピニオンとはなんぞやというのを理解していないのではないかと疑わせるようなところがあった。

一つ今日の医師が言ったことで興味深かったのは、聖路加のO先生は外科医としてかなり勇気がある人だということだ。「勇気がある」というのはどういうことなのかよく分からないが、なぜかそういう言い方を盛んにしていた。要するに普通ではやらない手術をやろうという気概を持った貴重な人だということらしい。よってそれだけ自信を持って「腫瘍は切除できる!」と言っているのであれば、それに賭けてみたらどうかと言われた。O先生でさえ根治の確率は20%あるかないかと言っており、A先生も今日の先生もSクリニックの先生も、皆が口をそろえて「腫瘍を『完全に』切除できなければ手術の意味はない」と言っているのだから、そんな確率の低いものに賭けてみようという気になど到底なれない。素人の私が考えても、腫瘍を完全に切除できるとは思えないので、やはり手術をする意味というものはほぼゼロに等しいのであろう。

ところで有明癌研病院はホテルのような豪華な病院であった。設備もスタッフも一流という感じでとても好感が持てた。特に感動したのは、写真のPHSシステムである。自分の順番が回ってくると、病院内のどこにいてもこれで呼び出してもらえるので、診察室の前のイスでずっと待っている必要はない。国立がんセンターでいつも思うのだが、自分の番がいつ回ってくるか分からないので、おちおちとトイレにも行けやしない。まさにがんセンターこそこのシステムを導入すべきである。母に聞いたら今では廃止になってしまったそうだが、以前国立医療センターでも同システムが導入されていたらしい。これは病院側、患者側双方にとって便利なので、ぜひ待ち時間の長い大病院には導入して欲しいと思う。

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すばらしいPHSシステムの一方で、思わぬローテクぶりも露呈された。この写真は聖路加国際病院から持っていったMRIとCTの画像のCD-ROMだが、なんとその場でCD-ROMを再生できないというのだ。CDの中を見るには、別の場所で見なければならず、しかも手続きが煩雑で時間がかかるらしい。よってせっかく持っていった資料に目を通してもらえなかった。ちなみに東京女子医大のPET検査の画像もCD-ROMでもらった。国立癌センターの場合は、まだレントゲンフィルムになっている。日本有数の大病院といえども、これだけの差があるのだ。

たまに「みづきさんは東京にいるからいいですね」と地方の方からコメントをいただくことがあるが、このような状況を見るにつけ、本当にそうなのだと思う。画像をCD-ROMでもらえたりするのも東京ならではなのかもしれないし、セカンドオピニオンを簡単にさせてもらえるのも東京ならではなのかもしれない。というのも、田舎の病院ではまだセカンドオピニオンに対して抵抗感を持っている医師がいるとも聞くからである。セカンドオピニオンは確かに主治医の意見を100%信じ切れていないということにもなるから、医者がそれを不満に思う気持ちも分からなくもないが、でも正確な情報を得るのは患者の権利であり、かえって自分の判断に自信がある医者であれば、医者にとってもセカンドオピニオンをしてもらったほうがリスク回避となって好都合なことなのである。今回の私のセカンドオピニオンを見ても分かるように、基本的には教科書どおりの同じ見解になるから、医者側からすれば自分が言ったことの正しさを証明してもらえることになる。うまくいった場合はいいが、万が一不幸な結果になった場合、セカンドオピニオンをしていないと、その医者のせいにされてしまいかねない。ああ、やっぱり他の医者にしていればよかったのだと患者や患者の家族は考えるからである。しかしセカンドオピニオンで自分の正当性を前もって確認しておいてもらえば、そういうことになったときでも責められることは少なくなるであろう。なぜなら基本的にどこの病院へかかっても結果は同じだったからである。

最後に、手術をしないという結論が出たからには、もう他にチョイスはない。とにかく今までやってきたことを一生懸命やって、根治を目指してがんばるしかないのである。よって手術を受けなくていいんだという安堵感がある一方で、残された道も1本しかなくなってしまったという不安も募り、なかなか複雑な心境である。さて明日からまたがんばるぞ!!
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痛み発生のパターンが読めない はてなブックマークに追加
2006年11月19日 (日) | 編集 |
最近、痛みが発生するパターンが読めず困っている。以前は圧迫痛とか通過痛などと称していたように、痛みの原因がはっきりしていたのだが、最近はいろいろなパターンで痛みが発生するので、まったく原因が分からない。
今日もそうだった。日中は1日を通じて安定していた。食後に多少痛みが強くなるが、30分も経てば回復した。それでも時には食後に激痛が来ることもある。しかし、今日はそういうことはなかった。今日問題が起きたのは夕食後だ。夕食後お腹が落ち着いた頃を見計らって散歩に出かけたのだが、50メートルぐらい歩いたところで急に痛み出し、あえなくUターン。しかもかなりの激痛だったので泣きが入った。雨が降っていて寒かったので、せっかく重装備で気合を入れて出かけたのに、2分もたたないうちに家に戻ることになったのは非常に残念であった。

モルヒネの量を減らしたことが原因かは現時点では定かではない。しかし減量が原因であれば、このように急な痛みが来るというよりは、一日を通じて痛むと思うので、自分としてはベースが減ったことが原因ではないと考えている。とにかく痛みについてはしばらく様子見だ。

明日は癌研のセカンドオピニオンで有明まで主人と行って来る。さて今度はどんな見解だろうか?それによって私たちの判断はどのように変わるだろうか?少々どきどきしている。

最後に、毎日こつこつ追加してきた入院中(10/18~11/2)の記事が本日ようやく完成したので、興味のある方はぜひご覧いただきたい。日中数日分の過去記事を一気に書いたため、さすがに書き疲れてしまったようだ。まだ夜の9時半だがなんだか眠いので今日はもう寝ようかな。明日早起きしてひまし油温湿布でもやるとしよう。
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麻薬&カマ減量に挑戦中 はてなブックマークに追加
2006年11月18日 (土) | 編集 |
以前よく登場していた「痛み」「カマ(=酸化マグネシウム(緩下剤)」「便」の話も、よく考えたら今回の入院を境にめったにしなくなった。それだけ最近体調が安定しているということであろう。しかし当然私の日々の生活は、相変わらずこの3つは切り離すことのできないものであり、最も関心が高い事柄である。
今日この話題が頭に浮かんできたのは、今日久しぶりに痛みに苦しんだからかもしれない。いつもブログは夜寝る前にその日一日を振り返って書いているが、今日は特筆すべき話題がなかったこともあるが、なぜかこのタイトルがパッと頭に浮かんだのだ。

麻薬のモルヒネ(MSコンチン)は入院中50mgを12時間ごとに服用していたが、徐々に減らしていって、とりあえず現在30mgまでの減量に成功した。30mgで3日間様子を見たが、特にレスキューに頼ることもなく過ごすことができたので、今日の午前中の分は思い切って20mgにしてみた。一気に20mgずつにしてしまうと1日の合計で20mg減ってしまうので、いつも減量するときは1回分だけ10mg減らすようにしている。よって今日の夜は30mg飲んだ。このようにして徐々に減らしていくのである。やはり麻薬は長期服用していると腸の動きを悪くするので、なるべくボルタレンだけの生活にしたいのだ。もちろん最終的には痛み止めなしの生活に戻ることが目標だが、それはしばらく無理だとして、とにかく麻薬の量だけでもなるべく減らしたい。
今朝20mgにしたのが原因かは分からないが、今日は久しぶりに痛くてベッドに横になることが多かった。痛みで動けなくなるのは本末転倒なので、もちろんこの状態が続くようであればまた30mgに戻そうと思っているが、とりあえずモルヒネについては20mg、30mgの1日50mgで様子を見てみたいと思う。ブログを書いている今も、仙骨付近(=おしり)がかなり痛む。

麻薬の量もさることながら、同時にカマの減量にも挑戦している。こっちはうまくいきそうだ。入院前は1gを3回で1日合計3g飲んでいたが、今日現在で0.25mg×3回=0.75mg/日まで減量に成功、まだ便の状態を見るにつけ減量の余地ありなので、来週あたりからもう一段階減らせそうだ。もしかしたらこのままカマなしの生活に突入することも夢ではないかもしれない。だとしたら、ものすごい革命である。入院前はカマなしの生活なんてとてもじゃないけど考えられなかったし、便秘事件のときは医者もこれ以上は危険だというぐらいの最高6g(1日あたり)まで服用していた時期もあったことを考えると、今の1日0.75gでさえ夢のようなのである。なんせこの10ヶ月間、カマを飲まないと死んでしまうというぐらい、私にとってカマは重要なものだったので、どんなにつらくて動くことが億劫なときでも、欠かさず飲んでいたものであるから。食事はとらなくても、必ずカマだけはきちんと3回飲んでいた。

便の状態、量もすこぶるよい。きちんと食べて、きちんと出せることの幸せをかみしめている今日この頃である。痛みについてはまだまだ苦労があるが、とにかく現在のこの状態が続くことを願ってやまない。それではそろそろ痛みがピークになってきたので、この辺でやめて寝ることにしよう。でもこの痛みでは寝れそうもないなあ。
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ストーマ優等生!? はてなブックマークに追加
2006年11月17日 (金) | 編集 |
今日はストーマ外来でまた聖路加に行った。それにしても今週は火曜日以外は毎日病院通いの忙しい1週間であった。
ちなみに私が使用しているパウチは、Coloplast社のアシュラ コンフォートEC13860である(1枚440円)。本当はHollister社のモデルマ フレックス ロックンロール28400(1枚500円)のほうが装着部が柔らかくて肌に優しいので気に入っていたのだが、2日ぐらいすると臭ってくるので止めた。2回試して2回ともそうだったので製品に問題があるのだと思う。実際、今使っているパウチは4日たっても臭うことはない。
交換頻度は、パウチの状態にもよるが、現在は4日に1回交換している。入院中は3日に1回だったが、パウチの耐久性もいいし、便の状態もいいので、4日に1回で十分だと自分で判断してそうしている。今日の外来でもそれで十分だと言われた。中には5日に1回の人もいるようだ。パウチの耐久性だけを考えれば、私も5日に1回でいいと思う。しかし、その間ずっとストーマを洗えないと思うと、なんとなく気持ち悪い。ストーマ自体は便がずっとくっついていても元々が腸なので問題はないのだが、問題はむしろ気持ち悪いとかそういうことではなく、お腹の皮膚部分に便が長期間触れていることによって起こる皮膚障害である。どうしてもストーマの形ぴったりにパウチの装着部を合わせることは不可能なので、便がお腹の一部に触れることになる。また時間が経つと水分でパウチの装着部分が溶けてくるので、そうなるとさらに隙間ができ、便がお腹に触れる部分が多くなる。よって、むしろ私としては、皮膚障害を回避するために、ある程度頻繁に交換して洗って清潔にしておきたいということから、4日に1回が限度かなあと思っているのである。

とりあえず今日のストーマ外来では「優等生」ということで合格点をもらった(^^)。上手にパウチも装着できているし、ケアもきちんとできているし、ストーマにも問題は生じていないということであった。あえて言えば、ストーマの抜糸がされていないままであることが発覚した。これはもちろん私のミスではなく、単に先生の怠慢である。自然に溶ける糸を使っているのでそのままでも問題はないのだが、本当は抜糸を入院中にしてもらっておいたほうがよかったらしい。ストーマの看護師さんも身内のことなのであまり多くは語らなかったが、通常はきちんと抜糸をしてくれるとのことであった。今日2本だけは看護師さんが手で引っ張って糸を抜いてくれたのだが、他のところは複雑に皮膚に入り込んでしまっていて引っ張ると痛かったので断念した。実は私も抜糸されていないことにはすでに気づいていたのだが、自然に溶ける糸の存在を知っていたし、まさか怠慢でされていないなんて思いもしなかったので、これが普通の状態だと思いあえて口に出さなかったのだ。

それにしてもストーマ外来の診療料金について、今日変な制度を聞いた。1回のストーマ外来の診察料は930円(自己負担分)と、通常の外来の診察料410円(自己負担分)に比べて案外お高いのだが、その代わり1回払ってしまえば1ヶ月以内何度通っても無料なのだそうだ。なんでこんな変な制度になっているのか分からない。どう考えても、きちんと通った分に対して診察料をとるべきだと思う。日本の保険制度については問題点がいろいろあり、これについては別途時間を作って書きたいと思っているので、今日はこのぐらいにしておこう。
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国立がんセンターでのセカンドオピニオン はてなブックマークに追加
2006年11月16日 (木) | 編集 |
今日は国立がんセンターでのセカンドオピニオンだった。ちなみにセカンドオピニオンをお願いしたA先生は、2月に最初の手術をしたときの私の執刀医である。今日は主人にも一緒に来てもらった。通常の外来は一人で通院しているが、大事な話を聞くときは複数の人間で聞くようにしている。そうでないと、聞き間違えたり、聞き逃したり、主観が入ったりして、医者が言ったことが正確に伝わらないことがあるからだ。
今日のセカンドオピニオンはとても有意義なものであった。主人も同様に感じたようだ。やはりガンのことはガンの専門家に聞くのが一番と感じさせられるものがあった。A先生はぶっきらぼうで一瞬冷たい感じがするが、説明はうまいし、こちらが納得するまでとことん説明してくれるので、私も主人も信頼している。そして気になるA先生の見解だが、結論を先に言うと、「手術はしないほうがいい」という見解であった。
理由は以下の通りである。とりあえず重要な部分だけ列挙しておく。

Q.大きな腫瘍を切除することで痛みは軽減するのか

A.軽減はしないであろう。なぜなら今の痛みの原因が、直腸の大きな腫瘍からだけではなく、むしろ仙骨に入り込んでいる腫瘍から来ているものと考えられるからだ。よって仙骨に入り込んでいる腫瘍も根こそぎ取り切れれば痛みが軽減する可能性も出てくるが、取り切れる可能性がほとんどないため、従って痛みが軽減するとは考えにくい。

Q.起こり得る合併症及び後遺症について

A.腸閉塞が再び起こり得る可能性は非常に高い。すでにあちこちに転移しているため、その腫瘍が大きくなれば再び腸閉塞になる。また子宮にも浸潤しているから子宮も摘出することになると思うが、そうなるといろいろな問題が出てくる。場合によっては最悪膀胱もとることにもなりかねない。そうなったら別途尿用のストーマが必要になってくる。

Q.手術のリスクについて

A.正確な理由は解明されていないが、手術をするとかえってガンが散らばるということがある。実際、そうなった患者を何人も見てきている。(このあたりはやはりガンの専門家だと思った)

Q.主治医は今回の手術で人口肛門を元の肛門に戻すことも考えているようだが、それについてはどう思うか

A.技術的には可能だが意味がないと考える。なぜなら、腫瘍を取りきれない限りは、いったん元に戻れたとしても、また近いうちに同じことの繰り返しでストーマの手術が必要になってくることが十分考えられるからだ。

本日の重要な部分の大まかなやりとりは以上である。とにかくA先生の意見は、仙骨に入り込んでいる部分まで切除することはできないので必ず取りこぼしが出てしまい、よって大きな腫瘍を完全に取り切ることは不可能ということが前提となっている。今回の手術の意義は、大きな腫瘍を完全に取り切ることに意味があるのであって、それができないのであれば、はっきり言って切るだけ損というものである。よってA先生は、まずは抗がん剤で腫瘍を小さくすることが先決で、それができて初めて手術が可能という見解であった。

実は、先週の金曜日Sクリニックに採血に行ったとき、ちょうど担当医が消化器専門の医師だったので、セカンドオピニオンというほどではないが、簡単に手術についての見解を求めてみた。その医師も今日のA先生とまったく同じ事を言っていた。さらに人工肛門を元に戻す手術の追加事項として、リスクが高いので自分だったらお勧めしないと言っていた。普通の人でさえ、このような大手術をする場合は、大腸機能が回復するまで一時的にストーマを作るのだそうだ。だから、私の場合すでにストーマがあるので手術が可能なのであり、それをあえて戻すというのはリスクが高すぎるという話であった。

今日のオピニオンで、手術お勧め派であった主人も、すっかり手術しない派になったようだ。私は元々手術しない派にどちらかといえば傾いていたので、背中をぽんと押された感じでとてもすがすがしい気持ちになっている。もちろん自分の意見と同じ意見を言ってもらうことがセカンドオピニオンでないことは重々承知である。よくありがちな間違ったセカンドオピニオンとして、自分の考えと同じ意見を言ってくれる医者を探すようなセカンドオピニオンをしている人を見かけるが、それではまったく意味がない。冷静に、客観的にならなければだめだ。とりあえず今日のところはこういう結果になったが、最終結論は来週の月曜日の癌研のセカンドオピニオンを聞いてから出すことになる。

最後にまったく話は変わるが、今日の散歩はちょっとおもしろい散歩になった。がんセンターには10時の予約で行ったが、もともと無理やり押し込んでもらったため、最初からかなり待たされることは覚悟していたのだが、案の定受付の人から「今の状況ですと最低1時間はお待ちいただくと思います」と到着早々言われたので、それならば運動がてら歩いてこようということになり、私だけ築地市場を1時間ほど散策することにした。主人は雑誌を買って待合室で読んでいることにした。
そしたらなんと築地市場で2つのTV番組撮影に遭遇!一つは世界バリバリバリュー。タレントのヨネスケが大きなしゃもじを持って、卵屋さんを取材していた。私はすぐに通り過ぎてしまったので、どんな取材内容だったのかは分からない。小さな人だかりを通り過ぎて別の道を行くと、さっきより大きな人だかりを発見。なんだろうと思って近づいてみると、なんとあのレイザーラモンHGがいた!!TV番組名は分からないが、魚屋さんの氷を運ぶ手伝いをしていた。そういえば、昼時の番組で、レイザーラモンHGが力仕事を手伝うという突撃取材的な番組があったような気がする。今日は比較的暖かかったといえ、こっちはコートを着ているのに、相変わらず彼はあの格好で氷を運んでいた。背もものすごく高かった。かなり底の厚い靴を履いていたが、それでも185センチぐらいはありそうだった。
まあくだらない話であるが、でもタレントを生で見たのは初めてだったので、今日はちょっとおもしろい散歩になった。
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肩の力の抜きどころがなんとなくではあるが分かり、気持ちがすっきり はてなブックマークに追加
2006年11月15日 (水) | 編集 |
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最近に限らず前からコメントとして多くの方からいただいた言葉、そして母にもよく言われるのが「もう少し肩の力を抜いて、気楽にやっていったら?」という言葉である。自分ではけっこう気楽にやっているつもりなのだが、やっぱり傍から見るとそうは見えないのであろう。生真面目でストイックで合理的で・・・そしてそれによって自分をときには追い込んでしまう・・・。自分としては自分が自分を追い込んでいるとは思っていなかったのだが、最近そうなのかもしれないと思うようになってきた。肩の力を抜く必要性を感じるようになってきた。

しかし一方で、別の考えもまだ存在しているのも否めない。ある番組で世界的なイリュージョニスト引田天功が言っていたのはまさにその逆で、レポーターが成功の秘訣について尋ねたところ彼女はこう答えた。「肩の力を抜かないこと」。世界の激しい競争に打ち勝つためには、常に肩の力を抜かず150%の力を出してやっていないと負けてしまうと言っていた。やはり実際に競争に打ち勝って実績を残している人の言葉は説得力があり、これはこれで納得する部分が大いにあった。
またガンの闘病生活を始めたばかりのときに、主人が私にこう言った。「みづきのような末期ガンを克服するためには並大抵の努力では克服できない。のんびりと効果を精査している時間なんてないし、力を抜いている暇などもない。とにかくいいと言われるもの/思われるものはすべてやって、全身全霊を賭けて取り組まないと負けてしまうよ。ガンはそんなに簡単に倒せる相手ではない」と。まさにそうだと思った。だからこそ今まで常に肩に力を入れてがんばってきたのである。
また先日このブログに登場した33歳の女性も、どちらかというと常に150%の力でがんばっているタイプの人であった。彼女は私以上にストイックな生活を送っており、肩に力を入れまくって生きている感じがした(実際にそうかは分からないが、少なくとも私はそう感じた)。でも、それが故、6cmもあった腫瘍が少し縮小し、腹水が消えるという快挙をなしえたのだと思う。

しかし今思うのは、一瞬矛盾するように見えるが、肩の力を抜くこと、入れること、両方必要だということである。やはり主人が言うように、ガンはやっかいな相手なので、真剣勝負をしないと勝てないと思う。よってベースは肩の力を入れてがんばる生活だと思うのだが、だからといって今までの私のやり方ではだめだというのも分かってきた。要は常に肩に力を入れて突っ走るばかりで、ゆえに時々息切れしてしまい、「肩の力の抜きどころ」が分かっていなかったのが問題だったと思った。まさにその点をいろいろな方が指摘してくださったのだと思う。言葉で説明するのは難しいが、なんとなくその「肩の力の抜きどころ」が分かった気がしている。なぜならものすごく今すっきりした気持ちになれているからだ。

腸閉塞の手術を受け人工肛門になり、PET検査では腫瘍が5つある事実を突きつけられ、医者からは大手術をするよう勧められ・・・と、8ヶ月間努力したにもかかわらずなかなか思うような良い結果に結びついてない焦りから、最近情緒不安定になっている感は否めないが、よく考えたらまだ闘病生活を始めてたったの8ヶ月ではないか。昔に立ち返って考えてみると、そもそも3ヵ年計画でやってきたわけだから、まだ走り始めたばかりなのだ。よって3年という長期スパンで考えれば、山あり谷ありのたまたま今谷にいるだけであるから、もう少ししたら谷から這い上がれるはずだ。そう考えたら気が楽になった。谷に落ちたときは這い上がった先の山を考える・・・この基本の考え方を忘れていた・・・(^^;)。

それから上ではガンを敵視する書き方になっていたが、これも初心に立ち返れば、ガンは敵ではなくむしろ味方なのであった(^^;)。なぜならガンはありがたいメッセンジャーなのだから。だから憎むどころか、逆に感謝に値する存在なのだ。どうもこういうことをつい忘れてしまう。ちなみに誤解のないように言っておくが、私は過去も現在もガンを憎んだことは一度もない。なぜならガンになった直後にこの考え方(=ガンはメッセンジャーであるという考え)をマスターしていたからである。よって憎んではいないのだが、しかし感謝するということをつい忘れてしまっていた・・・。忘れていたということは、恐らくまだ私の中に「ガンに感謝する」というところまで気持ちが到達していないのだと思う。そこが今の私に不足している部分なのであろう。そしてこうしてブログに書きながら、実は私自身に注意喚起しているのである。

今日のブログの内容は、はっきりいって自分に対する注意喚起及びメッセージになってしまった。情緒不安定な状態から抜け出すためにも、ちょっとこの辺で頭の整理をしておきたいと思ったので、今日は自分のためにブログスペースを使うことにした。おかげで考えがなんとなくまとまり、気持ちもすっきりしてきた。また明日からがんばるぞお!
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大手術を主治医から提案され大いに悩む はてなブックマークに追加
2006年11月14日 (火) | 編集 |
昨日は退院後の1回目の外来で聖路加病院に行った。先日東京女子医大で受けたPET検査の結果は、肺と肝臓に転移はないものの、腫瘍が5箇所あることが判明。直腸のところにある大きな腫瘍の他に、4箇所小さな腫瘍がはっきりと映っていた。すでに腹膜やリンパ節に転移があることは聞いていたので今更驚くことではないのだが、やはりこうはっきり現実を突きつけられると多少ショックなものである。外来の診察自体はこれといって特筆すべきことはない。いわゆる退院後2週間のお決まりの経過観察で、「体調はいかがですか?」「ええ、特に問題ありません」の30秒ぐらいで終わってしまうものだからだ。

それよりも現在私を大いに悩ませているのは、主治医から提案されている原発巣切除の大手術である。実は入院中にすでに提案されており、昨日の外来でも当然その話になった。まだストーマ手術の傷が覚めやらないうちに次の大手術の話をされたものだから、入院中はかなり抵抗感を示していたのだが、現在ではかなり冷静に考えられるようになり、現状手術を受けるかどうかは50/50といったところであろうか。
主治医が手術を勧める理由は、もちろん根治の可能性に賭けるということである。目の前に腫瘍があるから切る!というなんとも外科医らしい考えだ。主治医自身、根治の可能性はかなり低いと言っていて、20%ぐらいと言っている。それでも可能性がゼロでない限り挑戦してみるべきだというのが彼の信念である。なぜなら、西洋医学の世界では当然このまま放置していれば根治することはないわけだから、手術しない=生きる努力をしない という図式が成立する。普通は抗がん剤をやるのだが、私がそれだけはもう二度としないというのを主治医も知っているため、西洋医学の医者としては手術を勧めるしか他に方法がないのだ。しかも、普通は私の状況(=ステージ4の末期がん)であれば、抗がん剤をやらない場合は何も手立てがないのだが(ただし、やったところで延命にしかならない。直腸がんに投与する抗がん剤で根治目的のものは未開発というのが現実なのである)、幸いストーマ手術の際にお腹の中を見たときに腫瘍の切除が可能だと判断できたので、手術をすることに一筋の光を見出したのだと思う。

私はもちろん手術で根治できるとは思っていない。むしろ手術に期待しているのは、大きな腫瘍がなくなることで痛みが軽減されること、痛みが軽減されれば免疫力も上がるし、薬の量も減らせる。また大きな腫瘍を自然治癒力で縮小させていくのはかなり困難であるが、それさえなくなればあとは小さな腫瘍だけになるので、一気に免疫力でガンを退治することが可能であると考えているのである。
これがうまくいった場合のストーリーであるが、一方、かなりの大手術なので、術後の合併症などといったリスクがつきまとう。せっかく腫瘍を切除しても、すぐに再発すれば元も子もない。大きな犠牲を払った割には、ほんの少しの時間稼ぎにしかならなかったということになってしまう可能性は大いにある。リンパ球療法のSクリニックの医師がちょうど消化器専門の医師だったので、先日採血に行った際にセカンドオピニオンというほどではないが、少しこれについて意見を聞いてみた。その医師によると、肺や肝臓に転移がなく、しかも私が若くて体力があるからできる大手術なのだそうだ。転移があったり高齢であったりしたらかなり危険なので、絶対にやらない手術だということである。しかも今回手術をやるとしたら、直腸にある大きな腫瘍だけでなく、子宮にも浸潤しているので子宮もとることになるし、またもしかしたら膀胱も・・・ということである。そういうのを骨盤内全摘出手術というのだそうだが、まさに文字通り骨盤内にある臓器のほとんどをとってしまう手術である。人間の臓器で不要なものは一つもないと私は思っているので、とらなければどうしようもないというのではない限り、むやみに手術でとってしまうことにはかなりの抵抗感がある。実際、そういうことが術後の合併症その他の問題を引き起こしているのだ。

まあそんなわけで、今週と来週はセカンドオピニオンで複数の病院を回る予定になっている。ただでさえ忙しいのに、銀歯がとれて歯医者には行かなくてはならないは、さらに昨日は歯がかけてしまうは、そして今日新たに別の歯の銀歯もとれてしまうはで、踏んだり蹴ったりである。2日連続歯に関する問題が起きたのは、なんだかとても不吉な感じがする。ことごとく今月はついていない月なのか?それともかえって一気に歯の問題が片付くことでラッキーだと言えるのか?どちらなのかは分からないが、今週及び来週は病院通いの2週間になることだけは間違いない。
今日の涙の理由(わけ)は・・・? はてなブックマークに追加
2006年11月13日 (月) | 編集 |
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昨日の夜は久しぶりに痛みに泣いた。ここのところ痛みコントロールは割りとうまくできていたので、泣くほど痛くなったのは久しぶりだ。結局レスキューの塩酸モルヒネを飲んで事なきを得たが、なぜあんなに痛くなったのだろう。今日は日中一時的に痛くはなったが、一日を通して痛みは軽く落ち着いていた。

昨日の涙は肉体的に痛くて出てきた苦痛の涙であったが、今日も二度泣き、なんだか涙もろい一日であった。1回目の涙は午前中主人と話していたときに出てきた。おととい私が書いたブログの内容に関して厳しいコメントを頂戴していたが、それについて主人と話していたのだ。いわゆる「生きることを強く思える動機」についてだ。主人と話した内容をここに書こうとするとあまりにも長文になってしまうのでここでは割愛するが、とにかくいろいろと話し合った。内容がセンサティブだったこともあり、つい涙が出てきてしまった。あの涙はどういう涙だったのだろうか?あえて涙の種類を書くとすれば、もどかしい涙?とでも言うのかな。やはりまだ今日の時点でも「生への貪欲な気持ち」を持てぬままであった。

ところで、「厳しいコメントを頂戴した」と上で書いたが、私はそれらを恐れるどころか心から感謝している。厳しいコメントだけに限らず、ありがたいことに毎日いろいろな方からいろいろなコメントを頂戴している。時には叱咤のコメントをいただき、時には応援のコメントをいただき、時にはお役立ち情報のコメントをいただき、時には感謝のコメントをいただき・・・。ブログを書き始めて最近感じるのだが、正直な気持ちをブログに書き綴ることは、ある意味自分の裸をさらけ出すようなものである。自分のすべてをさらけ出して、それに対していろいろな意見を頂戴できるというのは、とても頼もしいことである。ときにはこちらが直球を投げている(=裸をさらけ出している)が故、直球でずばり返される(=批判される)と多少落ち込むこともあるが、でもそんなものは一瞬で、むしろそれよりも学ぶことのほうが多く、みなさんのおかげで私自身成長できていると実感している。だから、今回複数の方から厳しいご意見をいただいたが、素直にそれらを受け止め、自分を成長させる機会を与えてくださったことに心から感謝しているのである。

2回目の涙は、夕食時に出てきた。これについては未だになぜ涙が出てきたのか分からない。母と主人と私の3人で夕食を食べていたら、特別になんの話題でということでもないのだが、急に悲しくなってきて涙が出てきたのだ。泣きながら「私は一生このような食事を続けていかなくてはならない。治ったとしてもみんなのように毎日好きなものを食べていいという生活には一生戻れない」みたいなことを言っていたことから推測すると、どうやら食に関する欲求不満が爆発したようだ。今日は私の退院祝いと称しておいしい高級シャンパンをあけ、私がそれに合うようにと日本橋三越でモンドールという高級チーズを買ってきた。主人と母がおいしそうに食べて飲んでいる傍らで、私もほんの一口だけシャンパンとチーズを食したことで一気に食べ物への欲求が高まってしまったのかもしれない。食事療法を開始してから8ヶ月経ち、ちょうど中だるみというか、時期的にもきつくなってきた頃なのかもしれない。

それにしても、このモンドールというチーズ(写真をクリックすると拡大)、お値段もお高いが(4500円)めっちゃくちゃおいしかった!秋から春だけの間に作られる期間限定のチーズらしい。正確にいうと今日食べたのは「バシュラン・モンドール」というチーズで、スイスで作られているものである。単にモンドールというと、それはフランスのある指定された地域で作られたものを指すらしい。まさにシャンパンがフランスのシャンパーニュ地方で作られたものだけに使われる呼称であるというのと同じである。
とにかく、今日は禁断のシャンパンを飲み、チーズを食べ、思いっきり泣いたので、すっきりした。明日から気持ちを切り替えて、また玄米菜食でがんばっていけそうだ。
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灼熱療法についてリサーチ中 はてなブックマークに追加
2006年11月12日 (日) | 編集 |
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昨日に引き続きいずみの会関連の話になるが、それにしてもみなさんよく勉強していて驚いた。誰かが「誰々の本を読んだことありますか?」というと、ほとんどの人がすでに読んでおり、とにかく何をいってもだいたいみんなすでに調べてあって知っているのだ。まあそもそも、いずみの会を見つけて入会してくる時点で、かなりリサーチをしている人だということになるのだが、このブログでは「みづきさんはよく調べていてすごいですね」なんて褒められたりすることもあるが、いずみの会においては私程度の人はごく普通の人なのである。

ところで主人がリサーチしていて「灼熱療法(焼灼療法ともいう)」についての記事を見つけてくれた。これについての情報は日本にはあまりなく、まだ詳細はつかみきれていないのだが、現在アメリカにいる医者の友達に大腸がんに適応になるのかどうか調べてもらっているところである。基本的には肝臓がんに有効な手術方法だそうだが、熱でガンを焼ききるため、お腹を切る必要がない。よって術後の痛みも少なく、合併症の危険性も低く、入院も1日で済む場合もあるそうだ。これが大腸がんに適応になるとなれば、私も原発巣除去を考えてもいいかと思っている。今日もけっこう一日中痛みが強かったのだが、生活に支障はないにせよ、相変わらず痛みが消えない日々が続いているので、もし簡単な方法があれば、やはり腫瘍をとって少しでも痛みを軽減したいのだ。
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ガン患者の会でパワーをもらった はてなブックマークに追加
2006年11月11日 (土) | 編集 |
今日は私が所属しているいずみの会に参加してきた。初めて出席したのは今年の5月、定例会は2ヶ月に1回なので7月と9月にもあったのだが、結局5月を最後にずっと参加できていなかった。確か7月の定例会のときは出席希望を出していたのだが、当日下痢でとてもじゃないけど参加できるような状態ではなかったと記憶している。そして9月のときは、ブログにも何度も書いたが、当時の私にとっては時間通りにどこかに行くというのが一番難しいことだったので、最初から無理とあきらめて出席希望さえ出さなかった。そう考えると、今日こうして時間通りに会に参加するため外出できるようになったというのは、ものすごい前進である。これは本当にストーマの手術を受けたおかげであると思っている。

いずみの会に行くといつもそうなのだが、パワーをもらって帰ってくることができる。今日もある元気な女性のがん患者にパワーをもらって帰ってきた。彼女は33歳の進行性胃がんで、話を聞くと非常に私に似ているところがあるのだが、いろいろな面で彼女のほうが私よりはるかに上回っていた。まずは彼女の強い意志と気力だ。彼女は手術も抗がん剤もすべて断って、まさに自然治癒力だけで克服しようとしているのだが、その徹底ぶりがすごいのだ。いいと言われることはすべてやっていると豪語していたが、玄米菜食やびわ葉温灸はもちろんのこと、尿療法もやっているらしい。そしてがん告知から9ヶ月経った今、6cmあった腫瘍が少し縮小し、なんと腹水は消えたのだそうだ。なんとも羨ましい話であるが、彼女が言っていたのは、なんとしても生きる!!生きるためだったらどんなことでもやる!!という強い意志が重要だと(だから尿も飲めるのであろう)。そしてその強い意志がなぜ持てるのかというと、子供がいるからだそうだ。離婚しているので、我が子のためにも自分が死ぬわけにはいかないのだと言っていた。

彼女が私にこう問いかけてきた。「あなたは誰かのために自分が死ぬわけにはいかないと強く思っていますか?」と。私には子供がいないことを伝えると、「じゃあご主人のためにも死ねませんね(^^)」と言われたのだが、正直強くそうは思えなかった。なぜなら実際、私がいなくても多少生活に不便は生じるかもしれないが、金銭的には困らないし、あとは精神的なショック次第だが、それについては主人がどのぐらいショックを受けるかは私には分からない。実はこれについては今日に始まったことではなく、前から思っていたことなのだが、私にはとにかく「絶対死んではいけない!!」と思える強烈な動機みたいなものが存在しないのだ。そして私の問題はこれなのではないかと前から感じていた。だからといってもちろん死んでもいいとは思っていないし、生きたいとは思っているのだが、子供がいる人ほどは強烈に思えないのが事実である。

この彼女のすごいところは、精神力で痛み止めも一切飲むことなく過ごしてきているということだ。痛み止めを飲むほどの痛みがないということも考えられるが、そのように私が質問したところ、かなり激しく痛むときもあるそうで、でもどうしても薬を飲むのがいやで、それこそ「痛みよなくなれー!!」と念じて精神力でなんとかやっつけたり、あとはびわ葉温灸が彼女の場合すごく効果があるらしく、痛くなったらすぐに温灸を始めるのだそうだ。薬嫌いは徹底していて、CT検査のときの造影剤ですら拒否したとの事。そんなことが可能であるとは思わなかったのでこれにも驚いたが、造影剤を使わなくても多少精度が落ちるものの不可能ではないらしい。

家族の協力体制がこれまたすごい。我が家も相当家族の協力は得られていると思うが、彼女の家族、特に母親の協力は目を見張るものがあった。今日の会にも一緒に参加していたが、カート付の大きな荷物を持っていたので、地方からの参加で宿泊でもしたのかと聞いたところ、2食分のお弁当とポット2本、それから痛くなったらいつでもどこでもできるように、びわ葉温灸セットが入っているとのこと。外出するときはいつもこのぐらいの大きな荷物を持ち歩いているとの事で、これには本当に恐れ入った。現在同居中で、3度の食事の世話からびわ葉温灸まで、すべて母親がやってくれているらしい。またさらに驚きなのは、その母親の勉強ぶりだ。彼女が勉強するのは当然だとして、母親も彼女と同様、すべての本を読んでいるらしい。だから私が何を言っても知っていたし、意識が同じレベルにあることが何よりもいいなと思った。

このように、今日はものすごいパワフルな女性に出会えたおかげで、私もまたがんばろうという気持ちが持てた。実際腫瘍が小さくなった人の話を聞けたことの意義も大きい。と同時に、やはり私に足りないものは、以前から言っているように精神的なものであると再度感じた。なかなか瞑想をやる時間がとれていない現状であるが、なんとか明日から時間をとるようにして、イメージ療法に力を入れていこうと思う。
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採血もできないほどの低血圧 はてなブックマークに追加
2006年11月10日 (金) | 編集 |
今日はリンパ球療法のSクリニックに採血だけに行った。通常はリンパ球注入の点滴の針を腕に刺すときに一緒に次回分の採血もしてしまうため、あえて採血のだめだけに行く必要はないのだが、前回のリンパ球注入の時点では入院中だったため、次回いつクリニックに行けるか分からなかったので、とりあえずリンパ球注入だけしておいて次回分の採血をしなかったからだ。

そして採血時に問題が起きた。リンパ球用3本と血液検査用3本の合計6本採血する予定だったのだが、1本採り終わり2本目に入ったあたりから急に血の出が悪くなり、2本目はそれでもなんとかチョロチョロ出ていたので採れたものの、3本目に入ったらとうとう出なくなってしまったのだ。グーパーグーパーしてくださいと看護師さんに言われ、手を結んで開いてを繰り返したが、そのうち手がしびれてきてグーパーさえできなくなってしまった。力を入れたくても入らず、手が動かなくなってしまったのだ。私は目をそらしていて自分の手を見ていなかったので分からなかったが、後で聞いたのは、そのときの私の手は完全に血の気が引いていて、真っ白だったそうだ。

私が針を刺されるのを嫌いなのを知っているため、看護師さんは一生懸命この1回で採血を終わらせようとがんばってくれていた。かなり時間が経ち、さすがに手がしびれてきて変になってきたので、私が「しょうがないから一度針を抜いて別のところからやってますか?」と言っても、「あともう少しだからがんばってみましょう」と言って、手をもんだりして必死になってやってくれていた。私はその看護師さんの必死な姿に感動したのと、血すらまともに出なくなってしまったことへの悲しさから泣いてしまった。私の涙を見て看護師さんが、その時点ではまだ必要量採血できていなかったが、本当にこれでは足りないのか確認してくれた。そしてなんとかぎりぎり現時点で採血できている量で大丈夫ということになり、無事採血は終了した。しかし、リンパ球用の3本だけで、とてもではないが血液検査用の追加3本は採血できなかった。

採血が終わってからも、私の手に血の気が戻ってくるまで、ずっとずっと看護師さんは手を握ったりさすったりしてくれた。もらい泣きしてしまったのか半分目に涙を浮かべながら、私にやさしい言葉をかけてくれ、せっかく涙が止まっていた私は、またもやそれに感動し、涙が出てきてしまった。最後に笑い話というか恥ずかしい話であるが、Sクリニックにおいてか、それともその看護師さんの看護人生の中でなのかは分からないが、子供以外で採血で泣いた人を見たのは私が初めてだったそうである(^^;)。

前はこんなことなかったのに、今回の入院あたりから採血がうまくできなくなってきている。入院当日の採血のときは、血管が逃げるとかでうまく針が刺せず、3回もやり直した(^^;)。その後入院中の2回の採血時も、針がうまく刺せないのと血の出が悪いという理由で、やはり2回やり直した。血圧が低いのが要因だと思われるが、血圧は前から低かったし、それだけが原因だとは思えないのだが、なぜ血が出にくくなってしまったのだろうか・・・?とにかく最近、採血が鬼門になっている。
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デパ地下めぐりで試食三昧の1日 はてなブックマークに追加
2006年11月09日 (木) | 編集 |
今日は完全に羽目をはずして自由を謳歌した一日であった。何をしたかというと、デパ地下めぐりで試食をしまくったのだ。食事療法をやるようになってからは悲しいことに、スーパーやデパ地下へ行ってどんなにおいしそうなものを目の前に出されても、普通の食材や味付けのものは食べられないので、試食はいつも断っていた。でも今日だけはいいよと自分で自分にお許しを与え、試食コーナーを見つけては試食しまくった。おかげで一通りデパートを回った頃には、おなかが一杯になってしまった(^^)。改めて今日感じたが、日本は試食天国だ。思い返してみると、アメリカでは試食というものをした記憶がない。一度だけスーパーでジュースか何か試飲をした記憶はあるが、試食をしたことは恐らく一度もないと思う。試食なんかさせてあげてしまうと、遠慮なく貧乏な人たちが押し寄せてくるからなのかもしれない。その点日本人は遠慮深いから、試食をさせてあげてもしないで通り過ぎる人がいるぐらいだ。かつて私もそうだった。今みたいに食に関して貪欲でなかったから、試食を勧められても食べないこともけっこうあった。今ではそんなもったいないことするなんて考えられない!!

今日一番試食をしまくったのは、実はコレド日本橋地下1階にあるパン屋である。有機フルーツを買いにコレド日本橋地下1階のいつものスーパーへ行こうとしたところ、パン屋の中の試食パンが目に止まり、買う気もないのに中へ入っていった。するとここのパン屋は気前がいいというか、かなり多くの種類のパンの試食ができるようになっていて、私は遠慮なくバクバクとありとあらゆるパンの試食をしたので、出て行く頃にはかなりおなか一杯になっていた。
よってせめてもの罪滅ぼしに、このすばらしいパン屋をここで宣伝しておこう。メゾンカイザーというパン屋なのだが、コレド日本橋というシチュエーションにありながら、かなりお得感のあるパン屋であった。味はおいしいのはもちろんだが、立地に似合わずかなりリーズナブルな価格設定になっていた。周辺のデパートに入っているパン屋よりも、同じ値段で一回りぐらい大きかった。ただ一つだけ難をいえば、全粒粉や小麦やライ麦の配合比率の表示がなかったことだ。店員に質問しても分からないということであった。お店によっては全粒粉35%とか、どこの小麦や塩を使っているとか、かなり詳細な表示をしてくれているところも増えてきているので、そこまで書いてくれると最高のパン屋になりえたかもしれない。そして私も、全粒粉比率が高いパンがあれば絶対購入したと思う。かなりパンを食べさせてもらったので何か一つぐらい買って帰ろうと思ったのだが、全粒粉を一部使ってます的な表示では買う気にはなれなかった。なぜなら恐らく20%とかかなり低い比率でしか使われていないと思うからだ。実際見た目にもそんな感じであった。私が欲しいパンは、全粒粉100%のパンである。しかしこれはほとんど不可能に近い。通常全粒粉パンとして売られているパンは、せいぜいいいところ35%である。だいたいは20%ぐらいというのが多い。だから私はネットで見つけたパン屋で、95%と65%というのがあるのでそれを購入している。いずれにせよ、今後はたまにここのパン屋に行っては、試食を楽しむことになりそうである(^^)。(もちろんたまにはちゃんと買ってあげようと思う)

今日は長い間行けていなかった歯医者にもようやく行くことができた。銀歯が取れたのはいつだったか・・・もう3ヶ月以上前のことだと思うが、銀歯がとれたので早速歯医者の予約を入れたところ、具合が悪くなり予約をキャンセルしたのであった・・・。それから結局行けずじまいで今日になってしまったわけだが、そう考えると3ヶ月以上も歯医者に行くことすらできない状況だったわけだ。それが今は、デパートへ行って2時間ぐらい歩けるようになったは、歯医者にも行けるようになったはで、やはり今回腸閉塞の手術をしたことで、かなりQOLがあがり、行動範囲が広がった。その点では本当によかったと思っている。
今日は羽目をかなりはずしてしまったので、明日からまた気を引き締めてがんばっていこうと思う。
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まことに慌しい入浴 はてなブックマークに追加
2006年11月08日 (水) | 編集 |
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今日はパウチ交換の日ではなかったが、保護剤の一部が剥がれてしまい、直接肌が便に触れる時間が長くなると肌荒れを起こしたりするので、急遽パウチ交換をすることした。ちょうどタイミングよく注文していた入浴用パッドが今日届いたので、早速それを使ってゆっくりバスタイムを楽しめるかと思いきや、私のストーマ(縦55mm×横37mm×高さ15mm)に対しパッドの大きさが足りず、残念ながら前回同様、ストーマとにらめっこの入浴となってしまった。しかも、今日の場合は最悪なことに、次から次へと便が出てきてしまい、まことに慌しい入浴で、なんだかお風呂に入った気がしなかった。お風呂に入る前にちょっとつまみ食いをしたのがやっぱりいけなかったかなあ。食べ物を食べると腸が動くので排便につながりやすい。分かってはいたのだが食欲には勝てなかった・・・(^^;)。ちょっと身体を洗っていたりすると、にゅる~っとストーマから便が顔を出してくる。それを見たらすぐにトイレに直行し便を出し、また浴室に戻ってくる。そして身体を洗うのを再開して少しすると、またにゅる~っと出てきて・・・。なんと今日だけでこの繰り返しを10回やった。

そんなわけで、今日初めて便がストーマから出てくる瞬間を見届けた(^^;)。今まで便は知らぬ間に出ていたので、瞬間は見たことがなかったのだ。しかし観察していたらいろいろと気づくことがあった。まずはその速度だ。いったんうんちゃんが顔を出すと、けっこうそれからが速い。もたもたしているとその場にぽろりと出てしまうなんてことになりかねない。よって、顔を出し始めたら速攻でトイレに駆け込まなければならない。運よく我が家の場合はトイレと浴室が隣同士にあるので、それが可能であった。しかし今の時期はまだ暖かいから問題ないが、濡れた裸のまま何度も往復することになるので、冬はかなりきついと思う。またそのときになったら別の方法を考えねばならないだろう。

次に気づいたことは、ある程度踏ん張ればそれに乗じてうんちゃんも出てくるということだ。私が聞いていたのは、ストーマの場合はおなかに力を入れても排便には関係ないということであったが、今日実際に、おなかに力を入れればちゃんと出てくることをこの目で確認した。
ところで今日のような芸当が可能であったのは、便の硬さがちょうどよかったからであり、軟便だったら不可能であった。まさにここ最近の便の硬さは、完璧と言えるほどのものなのである(^^)。便秘と下痢に悩まされていたついこの前のことを思うと、信じられないぐらいの完璧な硬さの便が出ている。さすがに太さ的にはバナナというわけにはいかないが(^^;)。でもパウチからトイレに便を捨てるときは、りっぱなバナナである。これはどういうことなのか一般の人には分からないかもしれない。オストミーの諸君であればご理解いただけるであろう(爆)。

それからやはり湯船に浸かっている間はうんちゃんはおとなしくしてくれるようである。まだ今日で2回目なので確実とは言えないが、今日の私の感触ではそう感じた。なんとなくうんちゃんが顔を出しそうな気配があったのだが、湯船に浸かったところ動きがストップし、その代わり湯船からあがったらうんちゃんが顔を出し始めたのである。たまたまだったのかもしれないが、でもなんとなくそういう感触を身体に感じた。もしそうであれば、パッドなしで安心して入れるので、ぜひそうであって欲しい。とにかくもう少し私のストーマが小さくならないとパッドが使えないので、それまでは慌しい入浴を余儀なくされることであろう。
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今回の腸閉塞騒動を振り返って思うこと はてなブックマークに追加
2006年11月07日 (火) | 編集 |
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今日は痛みも比較的軽く食欲もばっちりで(むしろ食べ過ぎの傾向 !?)、体調よく過ごすことができた。つくづく思うが、普通におなかがすいて、おいしく食べられて、食べた後痛むことも苦しむこともなくて、排泄もきちんとできて、夜はちゃんと眠ることができて、朝は気持ちよく目覚めることができる・・・こんなごく当たり前のことができるだけで人間こんなにも幸せな気持ちになれるのだと。これもガンになってそんな当たり前のことすらできない体験をしたからこそ、幸せを感じることができるのだと。そういう意味では、再び幸せを感じられる生活を取り戻してくれた今回の手術は、私にとってとても意義のあるものであったと思う。

手術直前の生活は、今から考えても人間の生活として成り立っていなかった。ただ息をしているだけ、というような状態であった。ストーマになっていろいろ不便なこともあるが、でも便利なことも一つだけあったりして(いちいち排便のためにトイレに行かなくて済むこと)、現状ではまあまあ快適なストーマ生活を送っている。退院してから今日で4日目だが、義母と一緒に丸ビルを散策するなど、ゆっくりではあるが2時間ぐらい歩くことができた。3日前の無気力感が嘘のように、今日は1回もベッドに横たわることなく精力的に行動できた。

あの無気力感はいったいなんだったのであろう。たえさんやまるさんもコメントに「手術後は無気力感があった」と書いている。特にまるさんの場合は私と同様、ガンの手術をした後に腸閉塞を起こしての再手術であった。私は無気力感の原因を探るべく、少し時間をかけて思考してみた。そして100%そうではないが一部「無念さから来た無気力感」もあったという結論にたどり着いた。
2月末に手術を受け3月初旬に退院してからのこの約8ヶ月間、私なりにいろいろと努力を重ねてがんばってきた。特に食事療法に関してはかなり厳しくやってきたと思うし、運動もそこそこきちんとできていたと思う。唯一不足していることがあるとすればメンタル面だと思うが、とにかく一生懸命やってきた。なのに、今回のこの結果である。腸閉塞だけは起こしたくないとがんばってきた結果が腸閉塞だったのだから、これ以上の落胆はない。ただ、一つだけ私が腸閉塞に関して誤解していたのは、腸をふさいでいる腫瘍が大きくなるか、あるいは便が硬くなって詰まって出なくなった場合が腸閉塞だと思っていたことだ。しかし、実際は私がそうであったように、腸の動きが悪くなって便やガスが出なくなる腸閉塞もあるということだ。むしろこのタイプの腸閉塞のほうが多いのかもしれない。しかし私は、便を硬くしないようにしよう、便秘しないように食物繊維を多く摂取しよう、といったような、俗に言う「便秘解消法」にばかり気を使い、あまり腸の動きを良くすることには注力していなかった。私の腸の動きが悪いのはとっくに認識しており、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にすることが重要であることは知っていたのでまったく注力していなかったわけではないが、でもどちらかというと前者のほうに注力する傾向にあった。

またここで一つみなさんを落胆させるような訂正をしなければならないのだが、腹膜に転移していた腫瘍は決してなくなってなどいなかったのである。主人が聞き間違えてブログにそう書いてしまったのだが、後日私が再度主治医に確認したところ、8ヶ月前と変わらず腹膜に転移はしているとのことだった。ただし肝臓と肺には幸いにも転移は認められなかったとの事。しかし、微増ではあるが腫瘍は大きくなっており、つまりこの8ヶ月がんばった成果はあまり出ていないということなのである。こういう事実からも、やはり落胆の気持ちは隠せないし、これが無気力感につながっていったのではないかと思うのである。だいぶ気持ちの切り替えができてきたとはいえ、正直現時点でもまだ100%の切り替えはできていない。今後また一生懸命がんばったところで果たしてよくなるのだろうか、努力は報われるのだろうか、けっこう腸閉塞には何度でもなると聞くし、また腸閉塞になってしまうのではないか、という不安がぬぐいきれない。

ある人からこう言われた。良くなると思っていれば良くなるし、悪くなると思ったら悪くなると。メンタル面の重要性は、科学的に証明できないが故軽視されがちだが、かなり重要なファクターであると私は思っている。よって今日から気持ちを切り替えて、良くなることだけをイメージして再出発したいと思う。とにかく今はおいしく食事ができることが何よりも幸せに感じているので、思いっきりその幸せを感じながら生きて行きたい。よって多少枠をはみ出しても、それで思いっきり幸せを感じることができるのであれば、そのほうが良いのではないかと考えるようになった。あまりゆるくし過ぎると人間歯止めが利かなくなってくるので、その点には注意しなければいけないが、私の場合食事に関してはかなり厳格にやってきたので、多少の脱線は許される範囲なのではないかと個人的には思っている。
とにかく今回の腸閉塞騒動は、私に多くの面で良くも悪くも影響を与え、いろいろなことを考える機会を与えてくれた。
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東京女子医大でのPET/CT検査 はてなブックマークに追加
2006年11月06日 (月) | 編集 |
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今日は東京女子医大でPET/CT検査を受けてきた。聖路加ではPET検査はやっていないからだ。ちょっとびっくりしたのは、PET検査をやっている医療機関はものすごく数が少なく、東京近郊では聖路加から紹介された東京女子医大、西台クリニック、それと新横浜の(病院名は忘れたが)3箇所ぐらいしかない。リサーチによると東大付属病院でもやっているようであるが、ホームページがないので詳細は分からない。それに東大付属病院はそもそも聖路加からの紹介リストにも入ってなかった。

なぜこんなに検査できる医療機関が少ないかというと、これは私の個人的な予想だが、PET検査の需要があまりないからかもしれない。なぜなら個人が単純に「ガンかどうかチェックしたい」ということでは保険適用にならないからである。よって検査費用も13万円ぐらいになってしまう。私は運よく保険適用になったので28,000円ぐらいで済んだが、保険適用になるガンの種類が限定されているのと、また保険適用になるにはガンということがすでに確定していなければならず、あくまでも転移診断を、しかも「医師が」希望した場合のみ適用になる。しかし、だいたいそういう場合はCTやMRIで事が済んでしまうため、あえてさらにPET検査をする必要もないわけだ。

だから今回も主治医からPETを受けるように言われたのではなく、私が希望し予約を取ってもらったのである。CTやMRIで見逃されたガンがPETで分かる場合があるので、ここまで来たらとことん調べておこうと思ったのだ。大腸がんが保険適用になるということも受ける気にさせた大きな要因ではある(^^)。
ちなみにPET検査というのは、ガンがブドウ糖を正常細胞よりも活発に吸収するという性質を利用した方法で、よってブドウ糖を注射して微量の放射能を浴びせると、ガンがある部分が色に染まって画像に映るというものである。CTやMRI同様、薬を注入する注射の痛みだけで、検査自体はなんの苦痛もない。いろいろな検査がどれもこのように苦痛のない検査だといい(被爆が心配ではあるが)。このPET検査の精度が上がれば、将来は内視鏡検査は不要になるとも言われている。早くそうなる日が来ることを切に願う。

実はCTはつい先日聖路加でやったばかりだったので、今日はPETだけのつもりで行ったのだが、CTを一緒に受けたほうがより精度が上がるといわれ、だったらそのほうがいいということでCTも受けることにした。つまり今回CTも同時にやれば画像の位置合わせが簡単にできるが、別の機関で撮影した画像を使う場合は、目で位置合わせをしなければならないので、その分精度が下がるというわけだ。しかもなぜかよく分からないが(説明されてそのときは理解したのだがすっかり忘れてしまった(^^;))、CTも同時にやったほうが時間の短縮にもなるということで、ますますメリットが増えた。PET単独だと30分かかるところ、CTも同時にやると20分になるということだった。それに対しデメリットは被爆量が増えることと検査費用が5000円プラスされることぐらいであり、検査を受けるからには当然精度が最重要なので、CTも同時に受けるコースに急遽変更したのであった。

検査結果は、今回のように医師の紹介で受けた場合は直接患者には教えてもらえず、後日聖路加の主治医を通して伝えられる。お金を払った張本人に教えてくれないのだから、まったくおかしな話である。それに今回だけの利用なのに東京女子医大の診察券が新たに増え、保険会社への保険金請求にたった1日の通院?(扱いにしてもらえるかどうかは分からないが)証明を取りに再び行かなければいけないので、面倒くさいったらありゃしない。

最後に・・・
写真(クリックして拡大)は先日まで入院していた病室であるが、おかげさまで花に囲まれたすばらしい入院生活であった。送ってくださった方々、ありがとう!
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どきどきのパウチ交換&入浴 はてなブックマークに追加
2006年11月05日 (日) | 編集 |
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今日は初めて一人でストーマのパウチ交換をやった。パウチ交換は3~4日に1回の頻度でやらねばならない。入院中2回練習し、ほぼ一人でこなせたものの、細かい点で2回とも看護師さんの助言が必要だった。結局一人で完璧に最初から最後までこなすことなく退院してしまったので、今日は一人でできるかどうかどきどきだったが、とりあえず成功したので一安心。入院中はシャワーだけだったが、今日は手術後初めて湯船に浸かった。気持ちは良かったが、これまたどきどきで、なんだか落ち着かなかった。なぜなら、ストーマからいつ便が出てくるか分からないからである。とりあえず出てきそうになったらすぐに処理できるように、ティッシュやビニール袋、タオルなどをお風呂場に持ち込み、準備万端で挑んだが、今日のところはまったく問題なく無事に入浴が終了した。

変な話、生理のときは比重の関係で血が湯船に漏れ出てくることはないのだが、便の場合はそういうわけにはいかないのだろうか???もしお風呂に浸かっている間だけでもその心配から開放されることが可能であれば、かなり入浴タイムが楽しいものとなるのだが、そうでないとなると、今までとはうってかわって入浴タイムが楽しくないものになってしまうかもしれない。今までは入浴タイムは楽しい読書の時間であったのだが、今日は本を読むどころか、入浴中ずっと自分の人工肛門とにらめっこだった・・・(^^;)。今の時期はまだ寒くないのでいいが、冬にゆっくり湯船に浸かれないのは、日本人としてはかなりつらいものがある。ストーマをつけている方、掲示板にスレッドを立てておいたので、ぜひその辺のことを教えていただきたいと思う。

ところで、昨日私を悩ませた無気力感であるが、今日はすっかりなくなっていた。やはり自分ではどうすることもできない「倦怠感」とか「無気力感」というものが存在するのだと改めて思った。よって今日は午前中とりあえず外出することができた。おしりが痛かったのであまり速くは歩けなかったが、とりあえず今の私にはまず外へ出て太陽の光を浴びることが重要であり、少なくともリハビリにはなったと思う。痛くても外出できるぐらいなのだから、完全に無気力感からは解放されたといってよいだろう。昨日は痛くなくても外出する気にならなかったのだから。

最後に、多くの方から退院祝いは何がいいかという問い合わせを受けたので、ここに書かせていただこうと思う。ただし、くれぐれも言っておくが、もちろんそんな気遣いは無用なのであり、それでも送りたいという方がいるのであれば、果物を送っていただけるとありがたいと言っておこう。最近の私の朝食はたっぷりの新鮮な果物を常食としているので、旬な果物はいくらあってもありすぎることはない。有機栽培とか無農薬栽培とかのものであればなおベターであるが、日本ではなかなかそういう果物を入手するのは難しいので、とりあえず「旬な果物」をキーワードに私は食べるようにしている。
ただいま夜の9時半。さあて、今から軽く2度目の散歩に出かけるとするか。
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無気力感に悩む はてなブックマークに追加
2006年11月04日 (土) | 編集 |
miyukiflower.jpg


退院2日目。実は昨日に引き続き無気力感に悩んでいる。昨日は退院して疲れたのだろと思い、一日中ベッドに横になっていたのだが、今日も同じような状態だったので、さすがに少々問題だと感じてきた。身体の調子があまりよくないというのも理由にあるが、でもそれでも入院中は病棟をぐるぐる散歩したり、さらには軽くジョギングさえしていたので、できないはずはないのだ。単に「無気力」というだけなのだと思う。

なぜ無気力になってしまったのか・・・。理由は分からないが、もしかしたら異常な低血圧が関係しているのかもしれない。もともと低血圧だったのだが(90-100/50-60ぐらい)、でも長年それでやってきたので特に低血圧だから起きられないとか、そういうことはなかった。ところが退院直前ぐらいから、低血圧がさらに進行して、84/48とかになってしまったのだ。かつてさすがに90を割りこんだことはなかった。とにかく今日も倦怠感が強く、起き上がろうという気力が出てこない。入院中は、退院したら散歩に出るぞ!と意気込んでいたのだが、なぜかまったくそういう気が起きないのだ。

まあまだ退院2日目なので、そう焦ることはないであろう。時間をかけてリハビリに取り組んでいこうと思う。ただ、ただでさえ腸の動きが悪く、腸の動きを良くするには運動が一番なので、あまりゆっくりしているわけにもいかないという焦りも少しあるのが事実だ。実際、動かないが故、便の出が悪くなっているからだ。

ところで、入院した最大のメリットは、ようやく普通の生活パターンに戻れたことだ。みなさんもご存知のとおり、入院直前の生活は、すっかり昼夜逆の生活になっていた。朝4時ごろに寝て、昼頃に起きるという生活になってしまっていたが、入院中の規則正しい生活のおかげで、7時起床の23時就寝、食事もきちんと8時、12時、18時というものすごい健康的な生活を送れるようになった。この生活パターンだけは死守していこうと思う。
なんとか明日から散歩に出られるようになるといいのだが・・・。この無気力感から脱却することが今の私の課題である。
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退院しました! はてなブックマークに追加
2006年11月03日 (金) | 編集 |
みなさんにはご心配をおかけしましたが、本日無事退院しました!
10月18日の午後にっちもさっちもいかなくなり主治医に電話、入院準備をして来るように言われ、救急車で聖路加国際病院に緊急入院しました。入院とは人工肛門の手術をすることを意味します。かなり迷いましたが、もうこれ以上我慢することは不可能と判断し、覚悟して病院へいきました。そして翌日の19日に人工肛門造設手術を受け、現在はストーマ生活を送っています。ストーマ生活は、複数の人がおっしゃていたように、自分が思っていたほどいやなものではないな、というのが現時点での正直な感想です。ただし、まだたかだか2週間ぐらいしかたっていませんし、外出もしていないので、今後本当の苦労が出てくるかもしれません。

入院中は何度か主人がブログに報告をしてくれたようですが、明日以降時間を見つけて10月18日以降の日々の詳細について書き足していきます。よろしければご覧ください。それでは本日はとりあえず退院のご報告まで。
おかげさまですっかり元気を取り戻しましたので、またブログは毎日更新してまいります。お楽しみに(^^)。
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西洋医学の呪縛 はてなブックマークに追加
2006年11月02日 (木) | 編集 |
注:10/18から11/2の記事は退院後に書いています(ちなみに11/2の記事を書いたのは11/19)。11/3からはリアルタイムで書いています。

とうとう明日退院だ。なんだかんだいって今回の入院生活は至極快適であった。モルヒネを常用していることもあり、前回の入院に比べ痛みも軽かったし、普通食(普通の味付けのもの)を食べて、一日中TVやDVDを見たり本を読んだりしてのんびり過ごす快適生活であった。個室もすっかり自分の部屋のようになってきた(^^)。退院したくないという気持ちもかなりあるが、昨日書いたようにもうそろそろ退院しないと元の生活に戻れなくなってしまうので、これ以上ここにいるのは危険だ。

実はこれ以上ここにいると危険だと思う理由がもう一つある。それは西洋医学の呪縛である。毎日の回診で主治医から手術の話をされ、また当然だが会う医者すべてが西洋医学の医者なので、なんとなく手術したほうがいいと思うようになってきている自分に気がついた。すでに主人と両親は手術に対して積極的になってきている。もちろん西洋医学を完全否定するわけではない。ただ私が恐れているのは、西洋医学の側面からしか物事を見られないようになってきているので、また初心に帰り、東洋医学の側面からも今回の手術の件を検討する必要があると感じているのである。

そんなわけで、早速Oクリニックへ予約を入れた。Oクリニックでは手術に関してのセカンドオピニオンがもらえるわけではないが、とにかく「あっち側」の世界に触れたいというのが最大の目的である。提案されている手術は、私の人生を大きく左右する大手術になることは間違いないので、十分に検討した上で手術を受けるか受けないかを決定しなくてはならない。なぜなら間違った選択をしたら、それが即刻命取りにつながるわけだから。
明日の退院は午後にした。なぜなら昼食メニューを見たらまいたけご飯になっていたので、せめてまいたけご飯を堪能してから退院したいと思ったからだ(^^)。まったく、最後の最後まで食べ物にものすごい執着している私なのであった・・・(^^;)。
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退院日決定 はてなブックマークに追加
2006年11月01日 (水) | 編集 |
20061101

みづきの退院日が11月3日(金)に決まりました。
顔色も良く、便も順調。食欲も旺盛なほどで、食事前には腹ペコ状態となる始末です。
入院生活はすこぶる快適だったようで、退院と聞いて本人はがっかりしている様子です。
先日の骨シンチ検査の結果、骨転移はしていないとの事でした。
昨日、MRI検査をしましたが、結果はまだの状態です。

私も今年の1月より”日常の世界”から”非日常の世界”に放り込まれ、人生観を考えさせられる事も多くなりました。そのなかのひとつをここで取り上げさせて戴きます。人の魅力について外見では無いとよく言われますが、では何なのだと考えると、先ず夢を持っているか。持っているのであれば、それに向かって邁進しているか。つまりは夢に向かって邁進している姿は人としてとても魅力的であると思います。さらに、夢に向かって行く道程は平坦ばかりではない事も多いのですが、それでも夢を諦めない姿は人の本当の美しさがあるのではないかと。これらは老若男女を問わず普遍的価値観であると思います。
私は自分自身の今後の人生に於いてこのように捉えるつもりです。自分への記録としてこの場をお借りしました。

次回からはみづき本人がブログを書きます。今後とも皆様の応援を戴けましたら幸いです。

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