西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています

ただいまボルタレンの再実験中 はてなブックマークに追加
2006年08月01日 (火) | 編集 |
いやはや神様は飴と鞭をうまく使い分けるものだ。昨日あれだけ調子良かったのに、今日はぜっ不調だった(涙)。昨日の夜も痛くてあまり寝られず、朝からエネマも失敗、そのせいで気分がふさいでいたせいか、なんとなく一日中倦怠感が漂っていた。夕方の散歩中も、いつもの軽さはなく、一生懸命腕を振るものの、あまり前に進まず身体が重かった。そして極め付けに夕食後の圧迫痛である。ガス出しのために父と母が代わる代わるマッサージや腸もみをやってくれた。その甲斐あって、痛みはあるものの、なんとかガスは出るようになってきた。それでもまだ現在もおなかはパンパン状態である。

夜明けの来ない夜はないとも言うが、夜の来ない夜明けはないとも言えると思った(苦笑)。でも今日夜が来たので、恐らく明日は夜明けであろう。そう思ってこれからがんばって2回目のエネマをやることにしよう。

ところで、実はおとといの夜から再びボルタレンを飲み始めた。この前のあの発疹が薬疹だったのかどうか確かめるためだ。とりあえず現在のところ何も変化はない。ただ前回も飲み始めてから5日目に発疹が出始めたので、まだ予断は許さない状況である。しかし、もしこれで今回発疹が出なかったら好転反応だったと考えられる。乞うご期待というところだ。
私としては、好転反応を期待する部分も大いにあるが、それだけでなくぜひボルタレンの汚名を晴らしてボルタレンを服用できるようにしたいという思惑もある。なぜならボルタレンの場合、1錠でロキソ2錠と同等の効果が得られているので、その点でもボルタレンのほうが私には合っているのではないかと思うのだ。ボルタレンのほうが効き目がある感覚は、以前飲んだときもそう思ったから。だからボルタレンのせいで発疹が出たとなると、ちょっと困ったことになるなあと思っていたのだ。
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ジャンル:ヘルス・ダイエット
夜明けは来なかった・・・ はてなブックマークに追加
2006年08月02日 (水) | 編集 |
残念ながら期待していた夜明けは来なかった・・・。昨日の夜は、夜明けどころか暗闇に突入してしまった(^^;)。痛くてどうしようもなくて、またもやオキシコンチンに手が伸びた。でもすでに朝の5時だったので、またもや次にボルタレンを飲むタイミングなども考慮すると、どうしても飲めなかった。ちょうど一人でしくしく泣いていたところに、主人がトイレに起きてきて、私が泣いているのに気づき驚いて私の部屋に入ってきた。主人になぐさめてもらい精神的には少し楽になったが、痛みだけはさすがの主人も取り除くことはできない。どうすることもできず再び部屋に戻っていった・・・。
その後はそれでもなんとかとぎれとぎれに眠ることはできたが、おかげで起きたのは正午近くであった。

いつもは起きてからお昼ご飯を食べるまでの3時間は比較的痛みも軽く、お風呂に入ったりエネマをやったり着々と午前の作業をこなしていくのだが、今日は起きてからも暗闇であった。すっかり夜明けの来ないトンネルに入ってしまったようだ(涙)。起きてからも痛みは強く、またもや大泣き。1回目のエネマが割りと成功したので精神的には持ち直したが、肉体的にはまだまだトンネルの中であった。

今日は「気」を入れる治療院に行く日であり、またもや外出するまでの体調調整がものすごく大変であったが、なんとか予約ぎりぎりに間に合うように痛みを押さえ込むことができた。電車の中でも歩いていてもずっと痛くて本当に辟易したが、唯一の心の救いは、今日治療院の先生に「胃腸の動きがよくなってきているし、肝臓の働きも良くなってきています。あとは痛みに精神が負けないように痛みのコントロールだけはしっかりしてください」と言われたことだ。やはり「良くなっている」と言われるほどうれしいことはない。この一言が、薬の何百倍もの効果を発揮する。今はこの言葉を信じて、とにかくがんばるしかない。いつかこの長いトンネルから抜け出せることを信じて。
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楽しいことある?って聞かれて答えられますか? はてなブックマークに追加
2006年08月03日 (木) | 編集 |
カリフォルニアにいるアメリカ人の友人ポールからメールをもらった。「調子はどう?」という問いに対し、私は「特に変化ないよ。毎日やるべきことをやっているだけ」という返信をした。すると次のメールに「最近楽しいことある?」と書かれていた。それに対し私は「残念ながら何もないよ。痛いから何もできないよ」と返信した・・・。
そう、何もない。何も楽しいことがない。そう思ったらものすごく悲しくなってきた。アメリカにいたときは、近くのワイナリーに行ってサンドイッチ片手にワインを飲みながらジャス演奏を聴いたり、公園でのんびりしたり、海へ行ったり、ショートトリップに出かけたりが楽しかった。また週に1度の外食デーで、おいしいお酒&料理を食べにおしゃれなレストランに行くことが楽しみであった。今は食事制限中なのでそんなことはちろんできない。それはあきらめているからいいのだが、例えば今の私にでも可能なこと・・・お芝居を見に行くとか、きれいな景色を見にドライブに行くとか、そういったことすら何一つない。毎日ひたすら朝から晩まで治療メニューを淡々とこなしているだけ。しかも痛みでそのメニューすら満足にこなせない日々・・・。

この話を主人にした。楽しみが何もないなんて話をしていたら、情けなくて涙が出てきた。そしたら主人はこう言った。「それじゃ、ママになれないよ」。この発言の意味するところは過去記事(4/20)を参照いただきたいのだが、要するに身近なところに楽しみをみつけることが重要だということである。そして主人も今の私と同じような悩みを持っていたが、すでに克服しつつあるという話をしてくれた。

思えば、主人も苦しんでいた。つい最近まで主人もものすごくイライラしていた。そりゃ当然だ。今までずっと自由に好きな仕事(システム開発)をして生きてきたのに、私のせいで生活が一変、私がやっていた事務仕事も代わりにやらなくてはいけないし、私のケアもしなくてはいけないしで、ぜんぜんシステム開発に費やす時間がとれなくなってしまったのだ。私もそれについては心から申し訳ないと思っていて、なんとか主人にまた好きな仕事ができる環境と時間をあげたいと日々画策しているのだが、現状ではどうしても不可能だ。本当にごめんね、もう少し時間を頂戴ね。

そして主人は、次のような方法で克服したということを話してくれた。セカンドベストかもしれないけど、とにかく今自分の周りにあること、すでにやっていることの中で楽しみを見つけること。そして主人の場合は、本を読むこととDVDを見ることにたどり着いたようだ。そのように考えられるようになったら、すごく気分が落ち着いたということであった。そう言われてみれば、最近の主人はあまりイライラしなくなった。表情も穏やかになった気がする。

同じように私も探してみた。そしたら私も、本を読むこととブログを書くことが今の生活においては楽しんでやっていることだと気がついた。本を読むことは治療でもなんでもない。自ら進んで楽しいから読んでいる。基本的に私が読んでいるのは、小説とか漫画ではなく、ガンや医療関係の知識・情報本みたいなものばかりだが、私にとってこの手の本を読んで勉強することは、ものすごく楽しいことなのだ。新しい知識を得る、未知の世界を知るというのは、この上ない喜びなのである。
ブログを書くこともそうだ。もちろん体調の優れない時など、ときには書くことがつらいときもあるが、ほとんど場合は”今日は何を書こうかな~。タイトルはどうしようかな~”などと楽しみながら考えているのである。

こうして私の楽しみを見つけたので、早速ポールに訂正のメールを出した。楽しいことないって書いたけど、あったよ!って。主人のおかげで楽しみを見つけられた。というか、前に見つけていたのに忘れていた。よって今回再認識させてもらったわけだが、人間こういうことの繰り返しなんだろうなあとつくづく思った。自分では分かっているはずでも、今回のように忘れてしまっていて、自分を見失ってしまうことがある。でもほんのちょっとのきっかけ、ほんのちょっと誰かに気づかせてもらうことで、胸のつかえがすーっと取れることがある。
今の私の課題は、肉体的な治療というより、精神的な治療であるように思う。治療というとちょっと大げさであるが、多少精神的に不安定な部分があるので、少しずつ前向きに考えられるようにやっていこうと思う。つい先日は佐藤さんの言葉で目が覚めたし、今日は主人の言葉で救われた。

みなさんは、楽しいことあるって聞かれてすぐに答えられますか?すぐに答えられる人はものすごく幸せな人だと思う。もし答えられない人がいたら、ぜひ上記のような方法で小さな幸せ&楽しみを見つけて欲しい。
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血液検査の結果に異常値発生! はてなブックマークに追加
2006年08月04日 (金) | 編集 |
今日はリンパ球療法の日であった。2週間前に採血した分の検査結果が今日出たのだが、なんとCEA(腫瘍マーカー)が正常値の5を超えて6.5になってしまった!!ずっと2台だったのだが、前回(=1ヶ月前の採血分)に4に上がり、今回(=2週間前の採血分)上がるか下がるか注目していたのだが、残念なことに上がってしまい、とうとう異常値に突入してしまった・・・。このCEAという腫瘍マーカーは、消化器系、肝臓、肺ガンの指標になっている。よって異常値に突入したということは、私の場合転移したということが考えられる。もちろん必ずしもそうとは限らないが、その可能性が高いということだ。しかし、今日の先生はけっこうあっけらかんとしていた。「一応正常値を超えてはいますが、異常値でも転移していない場合もありますし、様子を見ましょう」なーんてのんびりしたことを言っていた。ちなみにもう一つの腫瘍マーカーであるCA19-9は正常値であったのでとりあえずは安心。

実は、今回の血液検査の結果での異常値はこれだけではなかった。そしてむしろ私にとっては、腫瘍マーカーなんかよりもこっちのほうがよっぽど気になっている。それはグルコース(=血糖値)だ。クリニックでは腫瘍マーカーのことしか言われなかったのでそのときは気づかなかったのだが、家に帰ってきてよくよくデータを見てみたら、なんとグルコースにも異常マークがついているではないか!しかもネットで調べたところ、私の160mg/dlというのは、完全に糖尿病の数値なのだ。

でも一体全体、なぜ糖分をかなり抑えている食事療法をやっている私なのに、血糖値が上がるのだろうか?白砂糖やみりんを一切使わないのは当然として、多少許されている米飴などの甘味料も料理にほとんど使っていない。もともと甘いものは食べなかった人なので、菓子類でも一切甘いものは食べていない。果物も加糖がいけないということで、時々は旬のものを食べるが、これもほとんど食べていない。唯一考えられるのは、この1ヶ月ぐらい毎日食べている乾燥芋ぐらいだ。やっぱりこれが犯人だろうか?確かに乾燥芋は砂糖は使ってなくても自然に甘い。それとも甘栗だろうか?これも同様だ。とにかく私が頻繁に食べているもので甘いと考えられるものは、この2つ以外にないのだ。ただ、糖分というのは何も甘いものに限ったものではない。よってもしかしたら何か血糖値を上げるような食物を摂取しているのかもしれない。しかし栄養士ではないので、いったい自分が食べている何がどうなのか、今すぐには分からない。

とにかく糖尿病になるのもさることながら、糖分はガンのえさになるので、それが私にとっては一番の気がかりだ。しばらくの間は血糖値を下げることに専念しなくてはならなくなってしまった。そして血糖値についてのリサーチを緊急にする必要がある。とりあえずまずは乾燥芋と甘栗をストップしてみよう。これらは私のQOLを上げる大事なアイテムだったので、これらが食べられないとなるとかなりダメージが大きいが、まあしょうがない(^^;)。犯人が分かるまでの辛抱だ。ところでにんじんジュースもかなり自然に甘いが、にんじんは大丈夫なのだろうか?いずれにせよ、もし血糖値を上げるような食材(私の場合玄米菜食をやっているので特に野菜)をご存知の方がいたらぜひ教えて欲しい。特に甘くないもので実は糖分が多い、というような食材(野菜)があったら、そういうのは見過ごしがちなので、ぜひ教えて欲しい。

今日は最後の最後まで良い報告がない。とうとうさっきオキシコンチンを飲んでしまった。それぐらい今日の夜は痛みが激しかったのだ。でもやっぱりオキシコンチンは効果抜群だ。今回も飲んでから10分で痛みが引いた。ああ、これだから麻薬は怖い(^^)。
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ようやく脱毛が止まった はてなブックマークに追加
2006年08月05日 (土) | 編集 |
hats.jpg


いやはや、抗がん剤の副作用とはまことに恐ろしい。3月28日にたった1回投与しただけで、今の今まで副作用が続いていたのだから。脱毛が始まったのが投与後1ヶ月ぐらいしてからだったので、かれこれ3ヶ月間抜け続けたことになるが、さすがに生えるスピードが追いつかなかったのであろう。この3ヶ月間で頭のてっぺんだけちょっと薄くなってきた。しかし見た目には分からない程度で、しかも私の173センチの長身を、上から覗き込める人はそうはいないので(^^)、基本的には誰も気づいていないと思う。

写真の帽子は、結局一度も使用することなく、今となっては不要になってしまったが、抗がん剤投与前に慌てて母と一緒にデパートへ行って買ったものである。洋服に合わせて同じものを色違いで買った。当時はまさか1回で抗がん剤をやめるとは思ってなかったので、ハゲになったらこの帽子をかぶって外出しようと思っていた。そして今回そろそろ薄くなってきたので、もしかしたら帽子が必要になるかなあと思っていたのだが、突然おととい止まったのだ。おととい洗髪中にその変化に気づき、昨日、今日と様子を見ていたのだが、今日の洗髪で確信した。ようやく脱毛がストップした!!

それにしてもおもしろいのが、抜け始めるときもある日突然来るし、止まるときもある日突然であった。徐々に多くなるとか少なくなるとかではなく、一気にバッと抜け出すか、パタッと止まるかである。まあとにかくこれで一つ懸念事項が減った。まあ脱毛に関しては、たいした懸念事項ではなかったのだが、それでも一つ解決したということは喜ばしいことである。

髪の毛つながりの懸念事項と言えば、むしろ脱毛なんかよりも、白髪のほうが私にとっては深刻な問題だ。もともと白髪体質で、母親も若い頃から白髪が多かった。私も36歳にしてはかなり多い。今時間がなくて髪の毛が染められないので、なおさら汚らしい。今日は比較的体調も安定していたので、久しぶりにカットに行ってきた。これまた小さいことではあるが、ずっと切りたくてうずうずしていたのだが、なかなか体調とのタイミングが合わず切りにいけなかったので、今日やっとさっぱりし、懸念事項が一つ減った。

今、目前に差し迫っている懸念事項は、相変わらずガスが出ないことである。さっきからブログを書きながらも、中断して身体を動かしたり、逆立ちしたり、スクワットをやったりと、いろいろ試みているのだが、一向に出ない。しかし幸いなのは、これだけ出ない場合、いつもであれば相当痛みが来るはずなのだが、今日の場合は痛みはさほどでもない。その代わり、なんだかガスが出ない苦しさがある。吐き気をもよおすほどではないが、ちょっと気持ち悪い感じである。逆にいつもは痛みはあっても苦しくはなかった。まったく、一つなくなると別の苦しみが出てくる。困ったものだ・・・(^^;)。
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脱毛がストップした本当の意味を考える はてなブックマークに追加
2006年08月06日 (日) | 編集 |
今日は義母に2度感謝した日であった。まずは今日の議題「脱毛がストップした本当の意味」を教えてくれ、私のマインドをアップしてくれたからだ(ちなみにその後の佐藤さんからのメールでさらに確信を強めた)。つまりどういうことかというと、私は脱毛が終わったことを単なる「事象」としてしかとらえていなかったのだが、脱毛がストップしたということは、すなわち「ようやく身体から抗がん剤の毒素が抜け切った」ということであり、佐藤さんの言葉をそのまま借りると「脱毛が終わったということは、やっと抗ガン剤の毒が薄まって、髪の毛を育てるエネルギーが出てきたという事を意味し、よって、今までは抗ガン剤の解毒で、これからが本当の癌への解毒の始まりである」という、ある意味大事なターニングポイントとも言えるべき事象であったのである。

こんな大事なメッセージが脱毛ストップの裏に隠されていたことを、私は義母の「みづきちゃんよかったわねえ。これでようやく身体から抗がん剤の毒がすべて抜けたのね!」という言葉を聞くまで気がつかなかった。情けないことに、単純に「あー、これでハゲを回避できたし、髪の毛の処理が楽になる~」などと喜んでいただけであった・・・(^^;)。
それに今回の件は、毒素が抜け切ったという事実も重要であるが、同時にこのように考えることによるマインドアップの効果は計り知れない。実際「今日からどんどんよくなるぞ~!!」という熱い思いが湧き上がってきていて、気持ちが明るく前向きになっているからだ。

義母に感謝のもう一つのことは、夕方の散歩に引っ張り出してくれたことである。今日は比較的一日を通じて痛みも軽く、調子の良い日であったが、それでも夕方ごろはガスが出なくて苦しんでいた。夕方4時ごろ、義母が「みづきちゃん、散歩に行こうよ」と声をかけてくれたのだが、ガスが出ないことに加え、昨日も書いたがなんとなく気持ち悪い感じがあって、それを理由にベッドで横になっていた。しかし、私としてはただただ横になっていたわけではなく、わずかな時間を使って瞑想(イメージ療法)をやっていたのである。よってこの段階では「お義母さん、今はちょっとまだ気持ち悪くて出られないので、もう少し休んでいます」と言って断り、イメージ療法を続行した。イメージ療法により、リラックスでき、痛みは多少軽くなったが、相変わらずガスはまったく出ず、気持ち悪さも相変わらずであった。1時間半後の5時半ごろ、再び義母が声をかけてきた。「みづきちゃん、動かないとガスも出ないよ。散歩に行こうよ」。2度目に言われたとき、正直散歩に行きたくなかった。しかし、ここでハッと気がついた。もしかして気持ち悪くて散歩に出られないのではなく、単に暑いし面倒くさいから散歩に行きたくないだけ???気持ち悪いのはちょうど良い理由になっているだけ???って。自分の気持ちに問いかけてみると、どうやら後者のようだった。

というわけで、(あくまでも今日の場合は(笑))単なる怠け者になっていただけだったので、自分を奮い立たせ散歩に出ることにした。よって、私のお尻をたたき散歩に連れ出してくれた義母に感謝というわけである。しかも今日は比較的涼しくちょうど良い機会と、主人も散歩に連れ出すことに成功。3人での散歩はとても楽しかった。
これから暑い夏を迎え、散歩に出ることが億劫になることが多いであろう。しかし、今日のこの気持ちを忘れず、がんばって歩かなければ!!これからは怠け者の自分との戦いが必要になってきそうだ(笑)。
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精神面での成長を実感 はてなブックマークに追加
2006年08月07日 (月) | 編集 |
今日ははっきりいって体調的には最悪の部類に入る日であったが、現在の精神状態はすこぶる良い。なぜなら精神面での成長を実感できたからだ。確実に私は一歩前進した。精神面のハードルをとりあえず一つ乗り越えることができたようだ!万歳!!

体調的に最悪といったのは、まずは昨日の夜、またもや痛くて朝の7時まで眠れなかったことから始まり、日中は日中で少々便秘モードに入っているのか、硬い便を出そうと力んでしまうため、排便後の痛みが激しくかなり苦労した。とうとう夜にオキシコンチンを飲んだ。それでも排便後の痛みは抑えきれず、夕飯を食べたのはなんと23時過ぎ。ようやく痛みも落ち着いてきたと思いきや、夕食後また排便。しかもほとんど出ないのに、出そうと力だけ入ってしまったため、またもや痛みで動けなくなってしまった。でももうすでにオキシコンチンを飲んでしまっているので、もうこれ以上どうすることもできない。ただただ痛みに耐えてベッドに横になっているしかなかった・・・。

・・・とまあ、こんな状況であり、いつもの私だったら確実に大泣きしていたはずだ。なのに、今日は一度も泣いていない。それどころか精神的にも落ち込んでいないのだ。いつもだったら、なんでこんなに痛いんだろう、どうやったらこの痛みがなくなるのだろう、いつまで我慢しなきゃいけないのだろう・・・と、くよくよしていたのに。今日はそのように考えることも感じることもなく、素直に痛みを受け止め、イメージ療法で軽くする努力をしたり、それでもだめなときはじっと耐えたり、とにかく「気」だけはしっかり持っていた。
しかも、こんな状況下でも、昨日がんばって散歩に行った精神力を思い出し、少し痛みが軽くなった隙に夕方の散歩にも出かけた。今日も暑いし、寝不足で眠いし、痛みでつらいしで、散歩に出なくてすむ理由はいくらでも見つかったのだが、これで負けてはならぬとがんばった。このことからも精神面での成長を実感できた。

自分でもなぜ急にこんなに精神的に強くなったのか不思議である。多少なりとも「脱毛ストップの本当の意味」(詳細は昨日の記事を参照)の影響はあるとは思うが、それだけではなさそうだ。かといって、じゃあ何がそうさせたのかというのは分からない。単に「そういう時期」が来たのかもしれない。あるいはイメージ療法のおかげかもしれない。いずれにせよ、自分でも確信できているのは、この精神面の変化は単なる一時的なものではなく、今後も継続されるものであるということである。つまり完全に一皮むけたのだ。これは今後の私の治療において、ものすごいプラスに働くと思う。

実は、最近私自身感じていたことは、精神面の強化の必要性であった。主人も同様に感じており、精神面の強化法及び治療法を模索していた。逆立ちはできるわ、走れるわ、スクワットはできるわ、食欲はあるわで、とにかく肉体面の充実は目を見張るものがあった。しかし精神面がついてきていなかった。むしろ、精神の不安定が免疫力を低下させているのではないかという心配すらあった。よって心のケアが急務だったのである。それが今日を境にこの不安もなくなったので、まさに、本当にこれからどんどん回復していけると思う。まだハードルはいくつもあるが、とりあえず一番高いハードルを乗り越えられたことの意義は大きい。これでガン克服に必要な3要素「食事」「運動」「心」すべてが整った。今日からみづきの復活劇が始まるといっても過言ではない。がんばるぞー!おー!
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血糖値騒動の顛末 はてなブックマークに追加
2006年08月08日 (火) | 編集 |
3日前に書き忘れたので、本題に入る前に忘れないうちに書いておきたい。それは、いつも行っている近所の美容室のHさんに無理を聞いてもらったことに対するお礼だ。予約なしで突然行ったこともあり、最初はお客さんが一杯で無理だと言われた。しかし無理だと言われたときについ私が涙目になってしまい、Hさんは私の病気のことも知っているので、私の気持ちを察してくれ、無理やりカットの時間を作ってくれたのだ。私も、ずっとカットしたいと思っていても体調が悪くて行けなかったので、この日ようやく行く時間が作れ、カットできるという喜びに満ち溢れていたため、断られたとき、またいつ次回体調が落ち着いて美容室にいけるか分からないという絶望感から、つい涙目になってしまったのだった。
おかげさまでカットしてもらって、身も心もさっぱりし、また見た目にも白髪が目立たなくなって、気持ちも明るくなれた。無理を聞いてくれたHさんには心から感謝申し上げたい。やはりこういうところが一見で行く美容室との違いだと思った。そしてこういう地元のつながり、人とのつながりの心地よさ、みたいなものを大いに感じた。

それでは本題に入ろう。なんともお粗末な結果で、恥ずかしくてここに書くのもはばかれるのだが、血糖値を上げた原因は、なんと検査前にお菓子を食べたことであった(^^;)。血液検査の前に食べ物を食べてはいけないという、基本中の基本ができていなかった。さらに言えば、「できていなかった」のではなくて、「知らなかった」というほうが正確である。コメントにも書いてくださった方がいたが、他の人からも「血液検査の前に何か食べたのでは?」と聞かれ、よくよく考えてみると、待合室で玄米せんべいを食べていた記憶が・・・(^^;)。そして今日クリニックに電話して、先週金曜日に採取した、すなわち検査前に何も食べなかった場合の血液検査の結果を電話で聞き、血糖値が正常値の96に戻っていたことを確認、原因が分かったのである。
先日も書いたが、どう考えても今の食事量及び内容で血糖値が上がるとは思えず、むしろ代謝異常が起きているのではないかと不安に思っていたのだが、とにかく原因が分かって安心した。みなさんには無駄な心配をさせてしまった。なんとも情けない結末で、お騒がせして申し訳ない!!

最後に私事で申し訳ないが、今日は主人が作った会社の10周年記念の日であった。創業(=独立)してからは15年だが、法人化したのがちょうど10年前の今日だったのである。本当であれば2人でお祝いしたかったのだが、残念ながら私がこういう状況なので、主人一人で外食し、シャンパンでお祝いしたようである。「ようである」というのは、主人から直接「一人でお祝いした」と聞いたわけではなく、私の勝手な想像だからである。普段めったに外出しない主人が、今日は珍しく外でランチを食べてくると言い出し、しかも何を食べてきたのか聞くと、フランス料理だというではないか!レシートを見てみると、しっかりコースの他にシャンパンとグラスワインを注文していた・・(^^)。
そこで私は思った。あ、もしかしてこれは10周年のお祝いの意味もあるのではないかと・・・。やはり自分で作った会社なので、人一倍10周年を思う気持ちは強く、ことあるごとに「あと1ヶ月でわが社も10周年を迎えるね」などと言っていたからだ。しかも、思えば去年の時点では「来年は10周年だから盛大に社員を集めてパーティをやるか」という計画まで立てていた記憶が・・・。なのに、私がこんなことになってしまったせいで、そうすることができなくなってしまった・・・。せっかくの記念日だというのに、主人にはかわいそうなことをしてしまった・・・。15周年記念にはそんな悲しい思いをさせないためにも、早く健康を取り戻さねば!!
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またまた便秘モードに突入 はてなブックマークに追加
2006年08月09日 (水) | 編集 |
ほとほと参った。今日はまれに見る調子の悪さである。昨日の夜は、とうとう一度も痛みから解放されることなく昼になってしまった。いつもは朝の5時までとか7時までとか、かなり痛みが続いても、最後の最後で解放されてその後はちょっとは眠れたものだが、今日はまったく解放されることなく昼を迎えた。痛みは起きてからも相変わらずで、せっかくおとといに精神的に強くなったのに、さすがに昨日の夜から24時間痛みと闘い続けたので根気負けしてしまった。一度狂ったように泣いてしまった。それでも途中までけっこうがんばっていたんだけどね(^^;)。

どうやら痛みの原因は便秘のようである。そう、また便秘になってしまったのだ。あのカマストップ事件(詳細は6/19-6/25の記事を参照)の恐怖がよみがえる。一応今日からカマ(=酸化マグネシウム)を増やしてはいるが、前にも書いたように、私の場合効果が現れるまで3日かかるので、まだしばらくは苦しみ続けるであろう。それにしてもどうして便秘になったのか。まさかオキシコンチンの副作用か!?それとも単純にそういう周期に入っているだけなのか?直腸ガンの症状として、下痢と便秘を繰り返すというのがあるので、私の場合ガンがなくならない限り、ずっとこの症状は続くわけだ。とにかく便秘が引き起こす圧迫痛は痛み止めが効かないので、対処法がなくものすごくやっかいなのである。さすがのオキシコンチンも、圧迫痛には太刀打ちできないようである・・・。ああ、今日もまた徹夜になりそうだ・・・。
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祈るけど期待しないのがコツ はてなブックマークに追加
2006年08月10日 (木) | 編集 |
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昨日の夜は徹夜覚悟だったのだが、予想外に痛みが3時ぐらいに落ち着いてくれ、まあまあ眠ることができた。せっかく幸先の良いスタートを切ったのだが、今日も便秘は解消されず・・・。しかもいつも以上にガスが出なくて、一日中おなかが張って苦しかった。(今もものすごく苦しい・・・)

最近はコーヒーエネマを昼と夜の2回行っているのだが、やはり人間の身体として排便の時間帯は午前中なので、夜のほうは出ないことが多い。だから最近は、う○ちが出ることを祈りはするが、期待しないようにしている。夜に眠い目をこすりながらがんばってやったのに、ぜんぜん便が出なかったり、コーヒーが注入できなかったりすると、精神的なダメージが大きいからだ。ただでさえエネマの後は痛みが激しくなるので、少なくとも精神的なダメージだけでも軽減しておきたいのだ。今日もそれが功を奏し、エネマ失敗&痛み増大にもかかわらず、案外気持ちは乱れていない。

写真はぜんぜん記事と関係ないのだが、にんじんジュースと同時に始めた特製青汁(キャベツとほうれんそうとりんごのミックスジュース)だ。青菜はその時々で変化をつけているが、だいたいほうれんそうを使うことが多い。小松菜も使うが、小松菜のほうがやはり草っぽい味になる。先日空心菜でやってみたが、変にどろっとしてしまって、味はまずくはないのだが、食感が極めて悪く、空心菜は却下になった(笑)。
よって今は、にんじんジュース200ccを1日2回、この青汁200ccを1回飲んでいる。まさに「身体にいいもの飲んでる~」という感じで、飲んでいて気持ちが良い。しかもにんじんジュースは、通常のジュースなんかよりもおいしいので、無理やりどころか飲みたくて飲んでいるという次第だ。たださすがににんじんジュースをこうも毎日大量に飲んでいるので、最近皮膚が黄色くなってきた(^^;)。まあそのぐらいになればたいしたものである(笑)。

さて、これから寝るところだが、まさに、眠れますようにと祈りはするが、痛くて眠れなくても落ち込まないように、期待しないでベッドに入ることにしよう。でもやっぱり眠れるといいなあ・・・。
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さすがに余裕がなくなってきた はてなブックマークに追加
2006年08月11日 (金) | 編集 |
便秘に加速がつき、とうとう今日はほとんど出ない状態に。しかもガスもほとんど出ず、さすがに余裕がなくなってきた。お昼ごはんを食べてから夜の11時まで、すなわち8時間の間にガスはたったの2発。もう苦しいのなんのって。肉体的にももちろん苦しいが、またまた腸閉塞の恐怖から精神的にもかなり苦しくなってきた。カマを3日前から増量したので、明日がちょうどその効果が出てくる頃だ。明日が勝負の一日となるであろう。
今日はそんなわけで、かなり余裕がないので、ブログもこれでおしまい。
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やっぱり3日目だった・・・ はてなブックマークに追加
2006年08月13日 (日) | 編集 |
予想通りやっぱり3日目だった。3日前のカマ(緩下剤)増量の効果がようやく本日現れ始めた。まだまだ便秘解消というにはほど遠いが、それでもその兆しは見え始めたので、精神的には少し救われてきた。
しかし、なんといってもつらい。苦しい。痛い。なぜならカマの効果が現れてきたということは、イコール下痢の兆候が出てきたということだからである。今日も一日、おなかはぎゅるぎゅるでものすごい不快感、1回で大量に出てくれればいいのに、少量ずつ頻繁にもよおすので、そのたびに通過痛で苦しんだ。今日一日のスケジュールは、圧迫痛→排便→通過痛→落ち着いてくる→食事→圧迫痛→排便・・・まさにこれの繰り返しであった。12時間もずっと1時間おきにこれを繰り返しているのだから、いささかうんざりしてくる。

それにしても、薬の効き方というのは、人によってまちまちだ。カマももう少し早く効いてくれればいいのだが、私の場合おもしろいぐらいにきちんと3日かかる。効く人は半日で効くらしいし、しかも通常はもっと少量でいいらしい。私は通常の2倍の量飲んで、さらに3日かかるのだ。もっと早くに分かれば調節が楽なのになあ・・・。

そうそう、今日は私の思いが通じたとしか思えないことがあった。本来なら「思いが通じた」とは「便秘が解消された」ことであって欲しいのだが、さすがにそうはうまくはいかない(苦笑)。でも、今日来ないはずの母が来てくれたのだ。
実は昨日は本当に精神的に参っていて、夜の10時ごろ母の助けが欲しくて、電話の受話器にまで手が伸びた。しかし、思いとどまった。なぜなら今から呼び出したところで、便秘が解消されるわけでも、痛みが和らぐわけでもないからだ(精神的な安心感からもしかしたら痛みは和らぐかもしれないが)。しかも、夜の10時である。いくらなんでも死ぬかどうかっていう緊急事態でもないのに、そんな時間に呼び出すのは甘えるにもほどがある。それならせめて翌日(つまり今日)に来てもらおうかとも思ったが、翌日も母の唯一の楽しみの山登りの日であったので、それをキャンセルさせてしまうのはかわいそうだと思い、ぐっとこらえた。でもその分主人が一生懸命ケアして癒してくれたので、なんとか夜も眠ることができた。

すると今日突然、山登りに行っているはずの母から電話がかかってきて、今から父と一緒に来てくれるというではないか。実際山へは行ったのだが、天気が悪くて登れず、中止して帰って来たらしい。今日も上述の通りかなり大変な思いをしていたので、この申し出は大変うれしかった。私の思いが通じて、山に雨を降らせたのだろうか???(^^)

しかしうちの両親も普段の行いが良いせいか!?、タダでは転ばないというか、ラッキーというか、中止して帰ってきたことがさらなる幸運を呼んだのである。私との電話を切ったあとに、これまた突然父の友人から電話がかかってきて、パーティ(夕食)に本日招待されたのだ。パーティといっても単なるパーティではない。なんと六本木ヒルズに住む友人の自宅でのパーティで、すし職人を自宅に招いての寿司パーティだというではないか!!う・羨ましすぎる~~!!寿司食べ放題、おいしいお酒飲み放題。さらにすばらしい夜景付。これ以上の幸せはあるであろうか???

ちょうど両親がパーティを楽しんでいるであろう時間帯、私は痛みでベッドで苦しんでいるときであったので、くっそー、今頃おいしいお寿司を食べているんだろうなあと恨めしく思ったが、まあ今日来てくれたし、明日も来てくれるとのことなので、よしとした。両親もそのぐらいのご褒美がないとやっていられないであろう(^^)。明日こそ便秘が解消されますように!!
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エネマのコーヒーはいったいどこへ消えた・・・? はてなブックマークに追加
2006年08月13日 (日) | 編集 |
昨日便秘解消の兆しが見え始めたと明るい報告をしたばかりなのに、今日は見事にその期待を裏切られた。症状はさらに悪化、今日は便もガスもほとんど出なかった。しかもエネマをやってまったく便が出なかったのは今日が初めてである。そしてさらに追い討ちをかけるように、昨日の頻便のせいでまたもや痔になってしまった。ガンの疼痛に加え、痔の痛みが新たに加わり(しかも痛みが強烈!)、ここまで私を苦しめるか!!??と、半ばあきれてしまった。
よって便秘解消という課題だけでも大変なのに、痔も治さなくてはいけなくなり、またもや肛門をいじめまくりの日々の再来だ(涙)。とうとう私の大嫌いな座薬にも頼らざるをえなくなった。どうやら今回のトンネルは思った以上に長いようである・・・。

ところで、未だに不思議に思っていることがある。それは今日やったエネマのコーヒーの行方だ。上に書いたように、排便に結びつかなかったので私としてはかなりがっくりだったのだが、とりあえずコーヒーは久々に650cc注入でき(私としてはかなり上出来)、さらにちゃんと12分間腸にためておくこともできたので、途中まではかなりいい感じであった。さあこれで今日こそは便秘解消だあ!!!!!と期待してトイレに入ったところ、出てきたのはコーヒーだけ。しかもどう考えても650cc全部出てきていない。300ccぐらいしか出て来てないのだ。結局そのあとかなり長時間トイレでがんばったのだが、それ以上出てこなかった。残りの350ccはいったいどこへ・・・?たったの12分間で腸に吸収されてしまったのだろうか???それともまだ腸の中に残っているのだろうか???後者であればそのうち出てくるだろうと気楽に構えていたのだが、結局今日一日コーヒーは出てこなかった・・・。うーん、不思議だ。いったい350ccのコーヒーはどこへ行ってしまったのだろうか?まあ飲めるコーヒーを入れているので毒ではないから、たとえ腸にたまっていたとしても害はないとは思うのだが、とにかく不思議なのである。

それにしても昨日の夜は大変だった。2時から3時までの1時間、一人でベッドで痛みに耐えていたのだが、さすがに唸り声を上げ始めた。隣の部屋で寝ている主人を起こしてはいけないと、それでも小さい声で唸っていたつもりだったのだが、聞こえてしまったらしい。主人が起きてきた。それからはまさに朝の6時まで、二人三脚の苦しい3時間であった。3時の時点でびわの葉温灸、やっている間だけは少し痛みが和らぐのだが、終わるとすぐに痛みが復活する。結局通過痛を怖がらずに出すものを出さないと一生この痛みは消えないということで、3時半にトイレでがんばってみた。だめだった。4時にお風呂に入ってみた。やはり同じく入っているときだけはいいのだが、出た瞬間に痛みが復活する。もうこの頃には外が少し明るくなってきた。身体を動かしていたほうが気が少しはまぎれるのではないかということで、家の中を痛みをこらえて歩き始めた。だめだった。ベッドに戻り、ひたすら主人になぐさめられながら痛みに耐えた。そして朝の5時。ようやくロキソ(痛み止め)を飲める時間になったので、2錠飲んだ。すると40分ぐらい経過して効果が現れ、こうしてようやく6時に眠りにつくことができた。
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中盤戦に差し掛かった はてなブックマークに追加
2006年08月14日 (月) | 編集 |
長いトンネルの中のちょうど真ん中に来たようだ。まだ出口の光は見えないが、回復基調にあることだけは確信できている。今日は一日中下痢とそれに伴う痔の痛み&通過痛に苦しんだ。頻繁に便が出るのは本当にたまらないが、でもつくづく出ないよりはいいと思った。同じ痛みでも前向きな痛みなので、まだ耐えやすい。
今日の下痢の原因となっているカマ増量が、いつの日に飲んだものなのかによって、この先のトンネルが長いか短いかが決まる。もし3日前に飲んだものが効いているのであれば、トンネルは長いであろう。なぜなら一番増量したのが昨日だからだ。昨日の増量分がこれから効いてくるとなると、かなり思いやられる・・・(^^;)。逆に、昨日飲んだものが今日の原因となっているのであれば、今日からすでにカマの量を減らしているので、2日ぐらいで出口が見えてくるかもしれない。でも、先日書いたように、私の場合判で押したように3日でカマ効果が出てくる体質なので、やはりそうなると前者かなあ・・・とほほ・・。
ということで、今もかなりおしりが痛くてつらいので、今日の報告はこれにて終了。
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たった5分間の幸せ はてなブックマークに追加
2006年08月15日 (火) | 編集 |
体調としては昨日と変わらず。一日中下痢と痛みの応酬で苦しんだ。今もあまり調子よくないので、手短に終わらせようと思う。
今日のタイトルは「たった5分間の幸せ」。どんな幸せだったかというと、たった5分間だったがまさに「無痛状態」を味わえたのだ。ああ、痛みのない世界というのは、こういう感覚だったよなあ、と8ヶ月ぶりにその感覚を堪能した。とくに何をしたわけではないのだが、たまたま体勢とタイミングがよかったのであろう。ベッドに横たわっていて、少し痛みが落ち着いてきたなあというところで、説明しづらいが、左足を立てて、右足のかかとをその立てた左足のひざのところに乗せて、要するに仰向けに寝ながら足を組むような体制をとったのである。そしたらなぜか無痛状態になったのだ。仰向けに寝るのは、尾てい骨が痛いからできないはずだった。ところが尾てい骨もぜんぜん痛くなく、痛みがまったくない状態になったのだ。

この8ヶ月間、寝ても覚めても痛みとの闘いで、まさに1秒たりとも痛みから解放されることはなかった生活。痛みがかなり軽くなることはあっても、無痛になることは決してなかった。にもかかわらず、今日は無痛状態を体験できたのだ!!今の私にとって、これ以上の幸せはない。いつまでもこの無痛状態を味わっていたい、この体勢が痛くないのならずっとこのまま寝ていようと思ったが、残念ながら5分ぐらいしかもたなかった(^^;)。でも私が忘れかけていた無痛の世界を思い出させてくれた神に感謝だ。
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抗がん剤の思わぬ功名 はてなブックマークに追加
2006年08月16日 (水) | 編集 |
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今日は気の治療院の予約が入っており、相変わらずの下痢で直前まで行けるかどうか分からなかったが、なんとかぎりぎり外出することができた。ここのところ散歩もまったくできていなかったので、久しぶりの外出であった。しかし案の定、途中で一度もよおし、近くのトイレに駆け込んだ。帰りも築地の駅を降りてからやばくなったが、なんとか家のトイレまで我慢できた。そういう意味では、なんとかもらさず行って帰って来れたので、ついていると思った(^^)。
しかし、どうやらこの下痢も収束に向かっているようだ。一応今日の感じでは、昨日ほどひどくはなかったので、昨日が山場だったと見ている。前回の便秘のとき同様、今回の件ではかなり気力・体力ともに消耗してしまい、いろいろと狂ってしまったので、また一つずつ元の状態に戻していかねばならない。
・・・と、すっかりトンネルを抜け出たような書き方をしてしまったが、まだ現時点でそう判断するのは時期尚早である。そう言えるかどうかは、明日、あさっての状態にかかってくるであろう。あー、早く下痢とおさらばし、また前のように治療に専念できる状況にもっていきたい!!

ところで、今日外出するとき眉毛を描いていてふと思い出した。そう、思えばなぜか一時期やたらに眉毛がりっぱになったときがあったのだ。私の眉毛は自分でもいやになるぐらい貧弱な眉毛で、途中で切れていたりするので、とてもじゃないが描かないと人前に出られないぐらいの眉毛である。それがどういうわけか、2ヶ月ぐらい前だろうか?ある日鏡を見ていて、あまりにもりっぱな眉毛になっているので驚いた。切れていたところもふさふさになっていて、しかもちょうどよい感じに生えており、まるで描いたようなりっぱな眉毛になっていたのだ。だからもちろんそのときは眉毛を描かないで外出した。
なぜ突然りっぱな眉毛になったのか???正確な理由は分からないが、私は抗がん剤の逆副作用(?)ではないかと思っている。髪の毛のように生えているところからは抜け、逆にないところには生えてくるという・・・。その証拠に、髪の毛の脱毛が終わったと同時に、眉毛も結局元の貧弱な眉毛にすっかり戻ってしまった。ああ、あのりっぱな眉毛にはもう二度と会えないものか。抗がん剤の思わぬ功名がこんなところにあった(笑)。抗がん剤も悪いことばっかりではなかったようだ(^^)。
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かなりブルー入ってます・・・ はてなブックマークに追加
2006年08月17日 (木) | 編集 |
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今、かなりブルーになっている。いったい自分は今どういう状態なのか、いったいどうしたらいいのか分からないのだ。一応1日に10回もトイレに行くような頻便の下痢からは脱出できたが、まだおなかは一日中ぎゅぎゅるしていて気持ち悪いし、下痢も止まっていない。かといって、簡単に出るわけでもなく、かなり力まないと出ない。力んだ末にようやく出るのが下痢というわけだ。しかも自分の感覚としては、なんとなくまだ肛門付近に硬い便が出ないで残っている、すなわち便秘の状態が続いているのではないかという感じもしている。ただ、直腸がんの症状として残便感というのがあるので、それではないかという思いもある。しかし実際、今日は量としてもほとんど便が出ていない。昨日まで下痢でけっこう出していたので、さほど今日出ないことに関しては気にする必要もないとは思っているのだが、どうしても便秘に関しては人一倍ナーバスになってしまう。何度かトイレには行っているが、いずれもほんの少ししか出ず、それなのに時間もかかるし、何度も力んでいるため、とうとう痔が悪化してしまった。ただでさえ痛いのに、痔の痛みが追加され、まったく踏んだり蹴ったりだ(涙)。

とにかく下痢と便秘とでは対処法も正反対なので、せめてそれだけははっきりさせたい。もし便秘ならまたカマを増やして下痢にして出さないといけないし、そしたらせっかくここまで回復してきたのにまた元の木阿弥だ。便秘でないのなら、このまま回復を目指してやっていくだけだが、とにかく今日一番私を悩ませたのは痔の痛みである。昨日までは血は出ていなかったのだが、さすがに今日は血が出るようになってしまった。いやはや痔の痛みは強烈である・・・。アメリカから緊急帰国してきて痔と闘っていた日々を思い出す・・・(^^;)。

そして次に私を悩ませたのはガスが出ないことである。とうとう今日は一度も下からまともに出ることはなかった・・・。排便時に一緒に少しは出ているのだろうが、あまりその感覚はない。とうとう下からあまりにも出ないものだから、上からゲップとして出てくるようになってしまった。まあ「ガスを出す」という意味では上からだろうが下からだろうが身体的には出ればいいようだが、やはり下から出ないというのは大問題であろう。これについてはなんとかしないと大変なことになりそうで、よって私もかなり精神的に参っているのだ・・・。もちろん肉体的にも相当つらいのは言うまでもない。
今日は上からだの下からだのと、汚い話になってしまった・・・。私自身、いい加減こういう話題から離れたいと思っているのだが、こういう話題から離れられないのも直腸がんの宿命なのである・・・(^^;)。
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痛くて肛門が触れない! はてなブックマークに追加
2006年08月18日 (金) | 編集 |
今日は肛門の痛みが最高潮に達した。紙で拭けないのは当然のこと、薬を塗るために肛門を触ることすらできないぐらい痛くなってしまった。原因は下痢。今日はなぜかものすごい下痢で、ぜんぜん止まらないのだ。これほどの強烈な痛みは、ここ最近味わっていなかったかもしれない。いつもブログに書いているように、毎日かなり痛いのだが、この裂けるような強烈な痛みとはちょっと違う。
ただこれだけ痛いのに、涙がそんなに出なかったのは、やはりこの痛みが割りと前向きな要素を含んでいるものだからだと思う。一つは、この痛みと引き換えにけっこう便が出てくれたこと、そして痔の痛みであれば時間がかかっても治癒できるという希望があること、それからもう一つ、昨日のブログには、日中一度もガスが出なかったと書いたが、実は書き終わって寝る直前に逆立ちしたら、なんと大きいのが2発出たのだ。さらには夜中から明け方にかけても何回か出てくれたのだ。夜中のことを知っているということは、すなわちまたぜんぜん痛くて寝れていなかったということを意味するのだが、そんなわけで昨日は同じ寝られないにしても、ガスが出てくれたので少し気が紛れた。以上のことから、比較的気分が前向きになっていたので、この強烈な痛みにも涙することなくがんばれたのだと思う。

それにしても私は悪運が強い。今日はリンパ球療法で外出しなければならなかったのだが、とてもじゃないけどできるような状態ではなかった。ところが、昨日もかなり下痢&痛みで苦しんでいたので、昨日の夜の時点で今日のこの状況を予期し、父には申し訳ないが車で送ってくれるよう頼んでおいたのだ。車というだけならタクシーで行けば良いのだが、父の車はワンボックスカーで後ろの座席をフラットにして寝ていけるようにしてあるので、排便をストップさせるのにもってこいなのだ。前にも書いたと思うが、とにかく起きていると肛門に重力がかかり、もよおしやすくなるので、ひたすら重力がかからないように横になってじっと動かないことが一番なのである。おかげでなんとか外出でき、無事リンパを注入して帰ってくることができた。なんせ今日行けなかったら25万円がパーになるので、そう思ったら這ってでも行かなければ!!という気に人間なるというものだ(苦笑)。

思えば父の車に救われたのは今日が2度目である。一度目はまさにアメリカから緊急帰国してきた日だった。突然の帰国だったので、父の予定がすでに入っていて、しかもどうしても動かせない予定だったため、成田空港に救急車を待機させるかという話までしていたところ、これまた突然父の都合がなんとかつき、成田空港に迎えに来てもらうことができたのである。あのときも後ろで横になって東京まで帰って来れたので、ものすごく助かった。

そうそう、上で痔と書いたが、なんと痔ではないらしい。今日のクリニックの先生(消化器専門)の触診によると、私が痛くて触れないと言っていた突起物は、単なる肛門のたるみなのだそうだ。そのたるみが大量の下痢で傷がつき、痛みを発生させているのだろうということであった。よって座薬も入れなくて良いといわれた。これは私にとっては朗報であった。そして痔ではないので、この強烈な痛みに関しては、ひたすら麻酔入りの軟膏を塗るしか方法がないらしい。でも、さっき塗ったら少し痛みが落ち着いてきて、こうしてブログも書けるぐらいになったので、なんとか軟膏で対処していけそうだ。それにこれに関しては、とにかく下痢さえ止まってくれれば回復していくと思うので、しばらくはつらいかもしれないが、気分的には安心感がある。今はとにかく早く下痢が止まることを祈るだけである。
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痛みのケアを真剣に考えるときが来た はてなブックマークに追加
2006年08月19日 (土) | 編集 |
ただいま朝の6時。初めてブログを書かずに寝た。昨日の夜は痛みもさることながら、精神的な落ち込みが大きく、とてもブログを書けるような状態ではなかった。昨日は夜10時ごろから、もうこれ以上便が出ないようにと、ベッドに横になって動かないようにしていた。というのも、いつまでも排便がとぎれることなく続き、痛みが激しくなってきたからだ。きちんと排便があるのであればまだいい。ほとんど排便とはいえないほどの量しか出ないのに、ただただもよおし、痛みが増すばかりの状態だったので、さすがにもうこれ以上この状態を続けていてもらちがあかないと判断したのだ。

昨日も両親が来てくれていて、私の痛みを少しでも緩和できればと、特に父が懸命にマッサージや指圧をしてくれた。そのおかげで10時ごろに少し落ち着いてきたのであった。本当はその足で海へ行く予定だったらしいが、あまりの私の悲惨な状況に、行く気力が失せてしまったらしく、そのまま家へ帰ってしまった。両親には申し訳ないことをした。ただでさえ、最近ほとんど毎日来てもらっているので、久しぶりに両親にも息抜きをしてもらいたかったのだが、私がその機会を奪ってしまった・・・。

そんなわけでいつもであれば12時ぐらいからブログを書き始めるのだが、昨日は精根尽き果て、そのまま起き上がることなくベッドに入っていた。しかし、おかげでいくらか眠れたようだ。夜中に何度も目が覚めたが、今こうしてブログを書いている朝6時までは、とぎれとぎれながらもけっこう眠れた。しかし、さすがに痛み止めが切れてきたらしく、痛みが強くて眠れなくなってきたので、一度起きてボルタレンを飲んだ。そしてボルタレンが効くまでの間はどっちみち眠れないので、こうしてブログ書いているという次第である。
痛みはガンの疼痛によるもので、肛門の強烈な痛みは昨日に比べればかなり落ち着いた。肛門も触れるぐらいの痛みになった。やはりガンでない痛みは治るのも早い。

しかし、さすがに痛みのケアを真剣に考えるときがきたようだ。排便コントロールさえつけば痛みのコントロールもできると思ってずっとその機会を待ちながら耐えてきたが、どうやらその機会はなかなか訪れてこないようだし、これ以上痛みに耐えることはかえって免疫力を損なう結果となり、本末転倒になりかねないからだ。完全に現在の生活はペースが乱れているし、散歩もまったくできず、ただただベッドに横になっているような生活ではガンに勝てない。そしてもっとも現在心配されているのは、私の精神状態だ。今日の私の半錯乱状態を見て、恐らく両親もかなりそれについて心配したと思うが、さすがに毎日毎日夜中独りで何時間も痛みに耐えている生活に、私の精神が耐えられなくなってきている。痛み自体は日中であれば耐えられるぐらいのものなのだが、やはり寝るには無理で、もう少し痛みが軽くならないと眠れない。父が、夜中に話し相手がいれば独りで耐えているよりはましなのではと、泊り込んで私の話し相手になってくれることを申し出てくれたのだが、今まで耐えてきたのであと2日ぐらいはなんとか耐えてみせると、とりあえず断った。月曜日は主治医の外来担当日なので、主人と痛みのコントロールの相談に行くことにした。そして今度こそ、緩和ケアに回してもらうよう強く交渉するつもりだ。今、私は消化器外科に通っているのだが、手術をするつもりはもうないので、あまり外科にいる意味はない。今の私に必要なのは「痛みをとること」。これ以上でも以下でもない。よって手始めにまずボルタレンを痛みのあるなしに関係なく、1日3回服用することにした。今までは痛みが発生しそうなときに前もってロキソを服用するという形をとっていたが、常時服用してみることにした。

ただいま朝の6時45分。ボルタレンの効き目が現れてきたみたいだ。さっきよりは痛みが落ち着いてきた。横になってみないと眠れるぐらいの痛みにまで落ち着いているかどうかは分からないが、とにかく効果は出ている。このボルタレンでうまく痛みがコントロールできれば、便秘の副作用はないし、これほどいいことはないのだが・・・。
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ほんのちょっとだけど前進を感じられた日 はてなブックマークに追加
2006年08月20日 (日) | 編集 |
まずは、今朝ブログを書き終わった後、ボルタレンが効いてくれて眠れたことを報告しておこう。とりあえず昨日から1日3回服用するようにしたわけだが、あまりにも激しい痛みはさすがに抑えられないものの、そこそこの痛みを抑えるには効果を発揮できることは分かった。しかし痛みのケアには、やはりオキシコンチンの併用を考える必要がありそうだ。とにかく明日朝一番で病院へ行くので、その辺も相談してこようと思う。

今日も昨日とほぼ同じ状況で、一日中頻便による痛みの対応に苦しんだ。しかし少しだけ昨日と違うところは、便の質が良くなって来ていること、また昨日はもよおすだけで何も出ないことが多かったが、今日は一応もよおした回数分だけそれなりに便も出たこと、また超久しぶりに一度だけ普通にガスが出たこと、などから、腸の動きが良くなって来ている気がしている。最近は普通にガスが出ることはなく、必ず逆立ちをしないと出ないようになっていたので、たった一度だけとはいえ、普通にガスが出たことは私にとってはかなりの前進だと言える。

そんなわけで今日は明るいニュースが少しあったので、精神的にもいくらか持ち直してきた。あとはとにかく早く痛みをとって、まともな生活ができるようにしていくだけだ。それでは明日朝一番で病院へ行かないといけないので、今日はこの辺で。おやすみなさい。
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今日から緩和ケアスタート! はてなブックマークに追加
2006年08月21日 (月) | 編集 |
予定通り朝9時に聖路加国際病院へ行った。午前中は主治医(消化器外科)に緩和ケア科への紹介状を書いてもらい、午後の緩和ケア科の予約が3時になったので、お昼に3時間ぐらい一度家へ帰ってきたとはいえ(家が近くて助かった!)、なんとすべてが終わって最後に家に帰ってきたのが夜の7時!今日は完全な病院デーになってしまった。しかし、やはり今日緩和ケア科に行っておいて良かったと思う。何しろ、気分的な安心感というものを得られたのは大きい。早速いろいろな痛み止めの薬を処方され、予想通り薬漬けになってしまったが、24時間いつでも電話で相談できる直通電話番号をゲットできたので、これからは夜中に独りでくよくよ悩む必要はない。

ちなみに今日私に処方されたものを列挙すると

・ボルタレン錠 25mg(痛み止め、1日3回)
・デュロテップパッチ 2.5mg(医療用麻薬、3日ごとに貼替)
・オプソ内服液 5mg(レスキュー痛み止め、頓服)
・ガスコン錠 40mg(ガスの発生を抑える、1日3回)
・ネリプロクト軟膏 10g(肛門に塗る、必要に応じて)
・タケプロンOD錠 30mg(胃薬、1日1回寝る前)
・ランドセン錠 0.5mg(抗てんかん剤だが、私の場合は痛み止めとして、1日1回寝る前)

こーんなにたくさんの薬をもらってしまった(^^;)。これ以外にすでに飲んでいる酸化マグネシウムやその他のサプリなどがあるので、もう一日中薬を飲んでいる感覚だ。とにかく薬嫌いで、ただでさえ今までの量でも辟易していたというのに、またもやどっさりと飲まなければいけない薬が増えてしまって、かなりいやになっている。しかし、これも痛みをとるためだ。しょうがない。

早速手始めに、帰宅後早々医療用麻薬のデュロテップパッチを太ももに貼った。3日間貼りっぱなしなので、皮膚がかぶれないか心配だが、笑えるのは、貼りかえる日を忘れないように、何月何日何時に開始して何月何日何時に貼りかえるというシールが太ももに貼られていることだ。これはけっこう笑える(^^)。とりあえず今日の夜7時に貼って、今が夜の12時だからちょうど5時間経ったわけで、そういう意味ではちょうど効果が出てくる頃だ。その効果が出ているのか、それともたまたま今日は調子がいいのか分からないが、今のところは昨日に比べて格段に調子がいい。昨日の夜は結局痛くて眠れずオキシコンチンを飲むに至った。飲んだ後少し効いて眠れたものの、3時間ぐらいで切れてしまいその後はまた痛くて眠れなかった。

ところで、誤解されるといけないので、緩和ケアについて簡単に説明しておこうと思う。というのも、緩和ケアと聞いて、とうとうみづきも最期を迎えるときが来たのか・・・などと悲観してしまう人がいては困るからだ(爆)。確かに緩和ケアとかホスピスとかいうと、昔は末期がん患者が最期を穏やかに迎えるための施設であった。もちろん現在もそういう場所であるのだが、しかし今はそれだけではない。「緩和ケア」という文字のごとく、患者の苦しみを和らげる手助けをしてくれるところなのである。そして苦しみというのは何も痛みだけではない。例えば子供がいる人であれば今後の子供の教育についてとか、金銭的に余裕がない人であれば経済的な悩みであるとか、社会的に地位がある人であればそういうことに対する悩みであるとか、働いている人であれば仕事に対する悩みであるとか、とにかくガンになると痛み以外にもいろいろな苦しみや悩みが出てくるわけで、そういうことすべてをひっくるめて「苦しみをやわらげてくれるところ」なのである。だから、緩和ケア科には痛みの専門家だけではなく、精神科医や心理療法士、ソーシャルワーカーなどといったスタッフがそろっているのである。そしてたまたま私の苦しみは痛みだけだったので、痛みを緩和してもらおう、とまあこういう話なのである。よってまったく悲観する必要はなく、むしろ私にとっては積極的治療とさえ言えるのである。

現になんとなく自分の中では、今日から新たにスタート、というような、そんな気持ちになっている。とにかく痛みをとって、心の安定を保ち、きちんとした生活ができるような状態に戻すことが先決だ。薬の量を減らしたり、そういうことを考えるのは、その次だ。とりあえず来週の緩和ケア科の外来までの1週間、薬漬けの生活(笑)をがんばってみようと思う。今まで医師の処方どおりきちんと痛み止めを服用していなかったので、今回きっちりと言われたとおり服用し、どのぐらい痛みが軽減されるのか、今から少し楽しみだ(^^)。
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モルヒネの洗礼! はてなブックマークに追加
2006年08月24日 (木) | 編集 |
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今まで1日も欠かすことのなかった私が2日もブログを書かなかったので、みなさんさぞかし心配されていたと思う。実はモルヒネの洗礼を受け、瀕死の状態であったのだ・・・。まさかモルヒネにこんな副作用があるとは知らなかった・・・。便秘の副作用ばかり気にしていて、それ以外の副作用はノーチェックだった。しかし、医者も医者だ。痛みが取れることばかり強調して、肝心な副作用については事前に何の説明もしてくれないのだから(怒)!

ご存知の通り、3日前から緩和ケアに通い、痛みの除去を本格的に開始したわけだが、デュロテップパッチ(医療用麻薬(モルヒネ)の貼り薬)がまずは曲者であったのだ。あとで知ったのだが、モルヒネを使い始めると、必ず最初に吐き気などの副作用が出て、1、2週間で耐性ができるまでは使い続けないといけないらしい。一度耐性ができてしまったあとは、減らすなり止めるなりしていいそうだが、その前に止めてしまうと、今後モルヒネを使うたびにこの洗礼を受けることになるのだそうだ。この話だって、医者が教えてくれたのではない。主人がインターネットで調べてようやく分かった事実である。

翌日あまりにも吐き気がすごいので、早速緩和ケア直通相談窓口に電話したところ、デュロテップパッチを1/2から1/3に減らしてよいと言われた。そして新たに吐き気止めを処方されたので、主人に取りに行ってもらった。実はこれにも私は憤慨している。そもそも吐き気止めを一緒に処方していないというのはどういうことなのか!!??しかも我が家の場合は病院が近いから簡単に処方箋をもらいに行けるが、遠くから通っている人だったらいったいどうだったであろう。病院へ通うことの大変さを医者はもっと考慮するべきだ。
吐き気止めを飲んで多少吐き気については緩和されたが、それでもこの2日間は気持ち悪くて何も食べられなかった。よってまたもや体重が落ち、とうとう44kgを記録してしまった・・・(^^;)。あのカマストップ事件のときでさえ45kgに抑えていたのに・・・。

もう一つの曲者は、抗てんかん剤のランドセンだった。夜中にトイレに起きたとき、猛烈にくらくらし、壁に手をつかないとひっくり返りそうになった。まっすぐ歩けず、酔っ払いの千鳥足のようになった。そしてものすごい倦怠感と眠気に悩まされ、この2日間起き上がれなかった。とにかく横になって目をつむればいくらでも眠れるという状態で、今までの睡眠不足を一気に解消できたという一部効果もあったが、一日中目はうつろで、なんだか精神病患者のようになってしまっていた。このランドセンについても相談したところ飲まなくていいということになったので、昨日は飲んでいないのだが、そしたら今日少し痛みが出てきた。やはりデュロテップパッチとランドセンの効く痛みの系統が違うのであろう。デュロテップパッチによって夜眠れるようにはなったものの、日中排便したときの痛みにはまったく効かない。この2日間実は便も出ていなかったので、ランドセンが効くかどうかは定かではないのだが、恐らく排便時の痛みにはランドセンのほうが効くのだと思う。それを確かめるために、今日もう一度ランドセンを飲んでみようと思う。夜中に起きてひっくり返って頭を打たないように気をつけねば(笑)。今日から少しずつ便が出始めているので、また明日からはそっちの痛みのコントロール及び便のコントロールをしていかなければならない。

緩和ケアに行けば痛みが取れて万々歳!!便秘の副作用だけに注意していればいい!!なんて思っていたのだが、とんでもなかった!!こんな洗礼を受けるとは思っていなかったし、痛みも簡単には取れそうもない。というのも、便が出始めたとたん、今日はほとんど今までと変わらない痛みに悩まされ、結局ベッドに横たわっている生活に変わりはなかったからだ。まあまだ始まったばかりなので分からないことだらけだが、3日前に思っていたほど道のりは平坦ではないようだ。完全にコントロールできるようになるまでの道のりはかなり長そうである。痛みをとることの難しさを改めて感じた。
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散歩というよりリハビリ はてなブックマークに追加
2006年08月25日 (金) | 編集 |
正確な記録がないのでなんとも言えないが、もしかしたら最後に散歩したのは義母に引っ張り出してもらった8月6日かもしれない。だとすると、もうかれこれ3週間近く散歩していないことになる。とにかくベッドに横たわっている日々が長すぎた。体力が落ちているのもさることながら、せっかく良いくせがついていた散歩の日課が完全になくなってしまい、気力を保つことからまた始めなければならなくなってしまった。

今日の夕方、ようやく痛みが落ち着いてきたので、久しぶりに散歩に出ることにした。図書館で借りていた本が返却期限を過ぎていたので、それを返したいという気持ちがなんとか私の重い腰を上げたのだ。私の律儀な性格が役立った(^^)。3週間ぶりの散歩は、まさに散歩というよりリハビリという感じであった。以前はあんなに軽快にウォーキングできていたのに、今日は亀の歩みのようであった。一歩一歩踏み出すたびに、足がふらつく感じがあった。またカマ増量のせいもあって便がもれそうな感じが常にあることも、歩みを遅くさせた。まったく、どうせ出そうとしても出ないくせに、常にこのもれそうな感覚があるという不快感はどうにかならないものか!!??(怒&涙)おかげで通常であれば往復20分で帰ってこれる距離を、なんと1時間もかかってしまった。そしてさらに散歩中、わけの分からない痛みに襲われた。急に歩いたのがいけなかったのか、突然左ひざの関節が痛み出し、歩くのもやっとというぐらいの状態になってしまった。父が傍らにいてくれたので、ものすごく心強かった。最後、マンションの階段を上るときなどは、父の肩につかまらないと上れないぐらいひざの痛みは激しくなった。
ところが、家に帰ってきたとたん、痛みがなくなってしまったのである。あれはいったいなんだったのだろう?あれからはぜんぜん痛くならないし、普通に歩けている。恐らく久しぶりに歩いたので、たまたまひざの関節がすれたというか、ずれたというか、何か内部で起きたのかもしれない。でも、上述の通り、亀の歩みだったので、急激に歩いたというほどのものではなかったのだが・・・(^^;)。まあとにかく痛みがなくなったのだから、よしとするか。

昨日の夜、実験もかねてランドセン(抗てんかん剤)を再度服用してみたが、今日は前回ほどのふらつきはなかった。しかしやはり倦怠感はどうしても免れないし、にもかかわらず痛みの軽減にもあまり効果がないようなので、ランドセンの服用は中止しようと思う。そもそもてんかんでもないのに、そんな変な薬を使うのが気分的にもいただけない。今のところ、デュロテップパッチ(ちなみにモルヒネではなくフェンタニルであった)にボルタレンを追加してなんとか慢性的なガンの疼痛のほうは抑えられているので、しばらくこれでやっていってみようと思う。夜きちんと寝られるのはやはり大きい。デュロテップパッチを貼るようになってからは、明け方まで眠れなかったとか、そういうことがなくなった。

それにしても、さすがのデュロテップパッチも、肛門の痛みと排便後の激痛までは抑えられないんだよなあ。量を増やせば抑えられるのだろうか???私にはそうは思えない。痛みの系統が違う気がするからだ。慢性的な痛みには効くようだが、痔とか排便時の痛みといった、その場限りの激痛には効かないみたいだ。肛門の痛みを鎮めるには、よっぽどボラギノールのようなもののほうが即効性がある。実際私の場合は、アメリカで買ってきたアメリケーンという軟膏を使っているのだが、これが今のところ一番効く。コメントにサポーターさんが書いてくれていたように、そのうち私に合った薬、量が分かってくるであろう。それまでもう少しの辛抱だ。
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ボラギノール軟膏にMとAがあったって知ってました? はてなブックマークに追加
2006年08月26日 (土) | 編集 |
またもや私の薬に対する無知が露呈してしまった。とにかく薬嫌いで病気知らずだった私は、この35年間で飲んだ薬といったら、ほとんど生理痛のときのバファリンぐらい。あとは歯を抜いたときと急性気管支炎になったときと首ぎっくりになったときに医者から処方された薬ぐらいなもんだから、情けないぐらいに薬のことを知らない。

ところでTVでさかんに宣伝されている「痔に~はボラギノ~ル!」ってやつだが、みなさんはボラギノール軟膏にMとAがあることをご存知だろうか?けっこう知らない人もいると思うが、実際使うとなったら注意するべきことがあるかどうかは恐らくみなさん知っているのであろう。しかし私は知らなかった(^^;)。佐藤さんから指摘を受けるまでは。

3日前(21日)のブログを読んで、佐藤さんから「ネリプロクト軟膏はステロイドが入っているから注意して使ったほうがいい」とアドバイスを受けた。ステロイドってよく聞く言葉で、あまり良くないものらしいという認識はあったが、実際のところ良く分かっていない。まあ簡単に言ってしまえば、ステロイドが入っているほうが効き目は強いが、その分副作用もあるということらしい。だから入ってないもので十分な効果が得られるのであれば、入ってないほうを選ぶべきだということのようだ。こういうことを知っていて使うのとそうでないのとでは大きく違う。私の場合は、そういうことをまったく知らずに、たまたま家にあったから使ってみた・・・という人なので、これからいろいろな薬を使っていく中で、そういうことではいけないと思った。もっと薬のことを勉強する必要があると思った。ひいてはそれが自分を守ることにもなるのだから。ちなみにボラギノールMというほうがステロイドが入っていない軟膏で、我が家にあったのはMであった・・・ホッ。

それと、掲示板のほうでも別のご指摘があった。デュロテップパッチはモルヒネの貼り薬と書いてしまったが、モルヒネではなくフェンタニルであった。これまた細かい違いは私もまだ理解していないのだが、要するに同じ医療麻薬だが種類が違うということのようだ。フェンタニルのほうがモルヒネに比べ、若干副作用が弱めらしい。だからオキシコンチンを避け、私はデュロテップパッチを希望したのであった。
実際デュロテップパッチを使用開始して6日経ったが、思ったより便秘の副作用はないようだ。便秘だけは阻止せねばと前もってカマを増量してしまったため、下痢気味になってしまい、またその調節に今苦しんでいる・・・(^^;)。まあその調節ももうまもなくつくであろう。それよりも今困っているのは、眠気と倦怠感である。今飲んでいる薬の中には、特に副作用としてそのような注意書きはないのだが、実際常に身体がだるいというか眠いというか、やる気が起きない状態なので困っている。副作用でないとすると、単なる怠け病か!!??
今週は非常事態ということもあって、毎日両親に来てもらいマッサージをやってもらうなど、まさに女王様状態だったので、すっかり怠惰な生活が身についてしまったのかもしれない。痛みがとれたらまた気合を入れなおして、初心に戻ってがんばるぞぉ!
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野菜で季節を感じる はてなブックマークに追加
2006年08月27日 (日) | 編集 |
いつも野菜を送ってくださるS氏からのメールにこう書かれていた。
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キュウリ、なす、トマトはもう終わりました。
冬瓜、ゴーヤ、ピーマン程度しか送れなくなりました。
さつま芋が採れるまで、暫くお休みです。
いつも同じ物ばかりで申し訳ありません。
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毎回”何が今回は採れたのかなあ”とメールをわくわくしながら読んでいたのだが、今まではただ漠然とそれに対して喜びを感じていただけであった。しかし、今日はただ喜びを感じるだけでなく、ふとあることに気がついた。そういえば今までほとんど食卓に上らなかったトマトを、最近は毎日のように食べているなあと。春ごろはトマトサラダが食べたくて食べたくて「あー、早くトマトの季節にならないかなあ」と言っていたのを思い出した。なすやきゅうりも然りだ。そして最近よくお見かけするのはゴーヤだ。母や義母もいろいろな無農薬野菜を持って来てくれるのだが、最近はゴーヤが多い。私は好きなのでまったく問題ないのだが、私以外の家族があまり好きでないため、ちょっとゴーヤの消費が追いつかなくなってきた。さすがにゴーヤを塩もみしたサラダやゴーヤーチャンプルーばかりも食べていられないので、青汁ジュースに挑戦してみた。かなり苦いだろうと覚悟して飲んでみたところ、意外や意外、りんごとゴーヤだけなのにけっこう飲みやすくておいしかった。これで一気にゴーヤの消費も進むであろう(^^)。

ちょっと話がそれたが、とにかく私が今日気がついたのは「ある野菜が出回るとそればかりを食べるようになっている」ということだ。無農薬野菜、有機栽培野菜、身土不二・・・を実践するということはそういうことなのだ。そしてそれが本来の姿であり、当たり前のことなのだ。すっかり今までの生活で、いつでも食べたいと思う野菜が年中手に入るのが当たり前になってしまっていたため、「野菜で季節を感じる」ということがなくなってしまっていた。だから、トマトの旬はいつなのかとか、そういうことは一切知らずに来てしまったので、S氏からのメールはとても新鮮であり、同時にとても勉強になる。

「いつも同じばかりで申し訳ありません」とメールに書かれているが、とんでもない!申し訳ないどころか、とてもありがたいことである。まさに「旬のものを食す」ということはそういうことなのだから。トマトの季節も終わってしまい、またしばらくトマトが食べられない日々が続きそうだが、でもプラス思考で考えれば、次のトマトの季節が今まで以上に楽しみになり、また食べられたときの喜びもひとしおになるというものである。昔の人たちはこうやって季節を感じ、新しい季節の到来に喜びを感じていたのだろうと思った。
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緩和ケアに行って本当に良かった はてなブックマークに追加
2006年08月29日 (火) | 編集 |
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1週間の経過観察のため、昨日再び緩和ケアの外来に行ってきた。今日これから書く話は昨日書く予定だったのだが、痛みが強く書けるような状態ではなかったので、またブログをお休みしてしまった(^^;)。書く気は十分あり、夜中の2時までパソコンをつけたままにして、ベッドで痛みが引くのを待ちながらがんばっていたのだが、とうとう痛みは引かず、ボルタレンを飲んであきらめて寝ることにした。
しかしそのチョイスは大成功だった。なんと3時間も目が覚めずに熟睡できたのだ!2時に寝て、いつもだったら真っ暗闇のはずなのに、起きたときに外がわずかに白くなっており、身体の感覚的にも熟睡感があったので、もしやもしや??と思って時計を見たら・・・なんと5時ではないか!!うわーい!3時間も寝れたんだー!!たったこれだけのことだがものすごくうれしかった。だっていつ以来だろうか?3時間も起きないで寝ていられたのは。いつも言っているが、通常1時間ごと、よくても2時間ごとに目が覚めるので、2時間以上連続で寝たことがしばらくないのだ。だから3時間も連続で寝られたのは私にとっては快挙であり、大変うれしい神様からのプレゼントなのである。しかも次に目が覚めたのもまた3時間後の8時であった。昨日の夜はずっと痛みで苦しんだので、苦しんだ後の予期せぬプレゼントに、今日の朝はものすごく気分良く起きることができた。

そうそう、本題に入る前に、聖路加の緩和ケア科の汚名挽回のために先に言っておくが(詳細は8/24の記事)、私に吐き気止めを処方しなかった理由は、私がオキシコンチンを飲んでも吐き気をもよおさなかったと言ったので、であれば通常パッチで吐き気をもよおすことはないので必要ないと判断したとのこと。だからパッチで吐き気の副作用が強く出たことに医者も看護師もびっくりしたそうだ。まるで私のブログを読んでいるかのごとく、私が文句を言う前に先方からこの件について謝ってきたので、私も少々びっくりした(^^)。病院に行く前までは、逆に私のほうからこの話を切り出し文句を言おうと思っていたのだが、診察室に入って開口一番、先方からの最初の話がこれだったので、すっかり私の不信感と怒りはおさまってしまい、とても打ち解けた良い雰囲気の中その後の診察を受けることができた。

それでは本題に入ろう。今は緩和ケアに行って本当に良かったと思っているのだが、その理由は以下の3つだ。
1.医者も看護師もいわゆる「良い人」が多い
2.殺伐とした感じがなく、いろいろな意味でゆったりと余裕があり、診察もとても丁寧でじっくり話を聞いてくれる
3.私の一番の悩みである「痛み」を中心とした診療内容

決して外科が悪いと言っているのではない。もちろん外科の医者も看護師もみんないい人であるのだが、緩和ケア科の人たちのほうが、さらにマイルドというか、温かい感じがするのである。
その私の気持ちは昨日の最初の私の行動にも表れた。待合室で一人待っていたら、ちょうど看護師のTさんが通りかかり、「この1週間どうでしたか?」とやさしく私に声をかけてくれた。もちろんTさんには1週間前に初めて会ったのだが、最初から私はTさんが気に入っていた。仕事もできそうだし、性格もとても良さそうだったからである。この1週間の体調(要するに痛いという話)を説明していたら、Tさんの暖かな眼差しについ私の甘えた気持ちが出てきてしまったのであろう。思わず涙が出てきてしまったのだ・・・。そしたらTさんが「今までずいぶん痛いのを我慢してこられたんですね・・・」と言ってもらい泣きしそうになり、それを見てまたさらに私の涙は次から次へとあふれ出て・・・。

これはもしかしたら単にTさんがものすごくいい人だからで、緩和ケアだからというわけではないのかもしれない。でも外科に何度も通っているが、待っている人の数が多いので、まず看護師が患者に声をかけるというような雰囲気がないし、もちろん私自身かけられたこともない。それにそもそも顔見知りの看護師さんは外科にはいない。こういうささいなところからも、やはり外科と緩和ケア科の違いは出てくるのかもしれない。

診察についてもそれは感じた。外科のO先生もものすごく物腰の柔らかないい先生だ。しかしやはり忙しいが故に、どうしても診療時間は短くなるし、先生も常にばたばたしている感じがある。しかし緩和ケアのT先生は、すごく長く時間をとってくれ(その丁寧さが待ち時間が長くなる要因になっているのかもしれないが(苦笑))、こっちが納得いくまでつきあってくれる。そしてこれは当然だが、痛みを中心とした診療内容になっているので、私もすごく安心感と充実感がある。外科に通っていたときも私としては同じく痛みの相談で通っていたのだが、やはり外科は痛みの専門家ではないので、薬の処方の仕方や診察内容も、今の緩和ケアほどケアフルではない。

それとこれは聖路加ならではだと思うが、緩和ケア科だけは本館ではなく別館にあり、その建物は近代的な本館に比べ、時代を感じさせるヨーロピアンな素敵な内装になっている。大理石で作られた階段を上がるとチャペルがあって、そこにはゆったりと過ごせるソファーが置いてある素敵な空間が用意されており、誰でもくつろげるようになっている。このように建物そのものが癒しの空間になっているのである。これも緩和ケアには非常に重要な要素であると思うし、実際患者である私の気持ちがすごく癒されている。

以上のことから、同じ痛みの相談で通ったわけだが、科を変更しただけでものすごいプラス効果があった。また実際、痛みのコントロールに本格的に取り組み始めたので、私の肉体的な痛みも事実半減した。そしてそれにより精神状態も落ち着きを取り戻すことできた。まだいろいろな意味で完全にコントロールできるようになるまでは試行錯誤、長い道のりではあるが、とりあえずはその一歩を踏み出し、その効果が出ていることは大きな前進であろう。
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国立がんセンターに物申す! はてなブックマークに追加
2006年08月30日 (水) | 編集 |
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注:写真はこちらのページからお借りしています

築地にそびえ立つ国立がんセンター中央病院。今更言うまでもないが、がんに罹った人であれば誰しもが通いたいと思う、日本最高のガン治療専門病院である。1/26の記事に書いたように、もちろんかつては私もここに通えることに喜びを感じ、この建物を見上げながらこの病院に誇りを感じていた。しかし今は同じ建物を見上げても、印象がまるで違う。あんなにりっぱで誇り高き病院に見えていたのに、今となってはりっぱなだけの、まるで無駄に金をつぎこんだ田舎の警察署の建物のような印象だ。

最初からかなり辛口批評になってしまったが、もちろんがん治療、特にその中でも技術面では国立がんセンターを高く評価している。やはり手術や化学療法を受けるのであれば、今でもがんセンターに通いたいと思っている。私が言いたいのは、治療メニューが充実していないことと、緩和ケアだけをしていない点だ。昨日緩和ケアについて書いていて、がん仲間のHさんががんセンターを追い出されたことを思い出したのだ。悲しい事実だが、Hさんは抗がん剤が効かなくなったため、緩和ケアへ移行することになったのだが、がんセンターでは化学療法などを行っている患者に対する緩和ケアは行っているが、緩和ケアだけは行っていないため、他の病院を探すように言われたのだ。まったく別の話だが、私の点滴による抗がん剤投与のときもそうだった。がんセンターではやってくれなかったので聖路加へ行ってやってもらったのである。

そもそも「ガンの治療」とは何なんだろうか?国立がんセンターを見る限りでは、積極的治療、しかも”西洋医学の治療”だけががん治療になっているようだが、私は緩和ケアもりっぱなガン治療だと思う。確かにガンの研究者にはあまり興味の沸かない分野かもしれないし、”治療”という意味では緩和ケアは治療ではないのかもしれない。しかし、治療することだけがガン患者のケア及び助けになることではないはずだ。しかも最近では、緩和ケアは何も痛みが出てからとか、抗がん剤が効かなくなってから必要となるものではなく、ガンと診断されたその日から必要だと言われているぐらいのものである。そのぐらい患者にとってはものすごく重要なものなのである。

それが他の病院では提供されているのに、いやしくも「国」が運営している日本一の病院で行われていないというところに、私は憤慨しているのである。国立がんセンターのHPを見てみたら、次のように書いてあった。以下は、HPに掲載されていたものをそのまま抜粋したものである。
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国立がんセンター中央病院の理念・基本方針

[理念]
がん征圧のための中核機関として
科学と信頼に基づいた最良のがん医療を推進する。

[基本方針]
1 患者さんの権利を最優先し、最善のがん医療を実践する。
2 がん克服に向けて新しい医療の研究開発と普及を行う。
3 教育、研修を通じてがんの最新医療の普及に努める。
4 がんに関する医療情報を国内外に向けて積極的に提供する。
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まさにここに「最良のがん医療を推進」と書いてあるではないか!そう、がん治療ではなく、ガン医療なのだ!なのに、どうも現状を見るにつけ、基本方針の2番ばかりに注力してしまっているようだ。つまり、研究に熱心になるがあまり、研究対象にならないものを切り捨てるという体質になってしまっているのだ。
どうか、Hさんの気持ちを考えて欲しい。私は自分の意志でがんセンターを去っていった人だからいいが、Hさんはがんセンターを信じ、すべてを任せて来た人である。その人に対して、他の病院を探せとは何事か!最後まで面倒を見るべきなのではないか!!??

やはり「最高」という称号を得ているのだから、せめて西洋医学の範囲でかまわないから、他の病院で行えるようなことはすべて行えるようにして欲しい。いろいろと病院の事情、国の事情などもあるのだろうが、とにかくもう少し「ガン医療とは」という基本に立ち返り、カバーする範囲を広げるべきだと思う。そして緩和ケアに積極的に取り組むべきだと私は思うのである。
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腫瘍マーカーの不穏な動き はてなブックマークに追加
2006年08月31日 (木) | 編集 |
今日は2週間に1度のリンパ球注入の日。前回はものすごい下痢でとても電車で行くことはできず、父の車で搬送してもらい、九死に一生を得た。まさに「搬送」という言葉がぴったりの状態であった(苦笑)。今日は前回ほどではなかったが、やはり電車で行くには少々つらい感じがあったので、再び車で送り迎えをしてもらった。完全にフラットに寝た状態で行けるので非常に楽だ。つい2週間後の予約日にもまた送り迎えをお願いしてしまった。ちょっと甘えすぎかな!!??

車で寝ながらふと思ったのだが、じわじわと前にできていたことができなくなってきている自分に気づき、少しショックを受けた。クリニックに電車で通うこともそうだ。今まではちゃんと自分で電車に乗って通えていたのに、最近それができなくなってきている。おとといキャンセルした「気」の治療院もそうだ。どうしても予約に間に合わせることができなくて、ここ2回連続でキャンセルしている。来週の土曜日にガン患者の会があるのだが、それもこの調子ではどうも出席できそうもない。思えば前は調子が悪い中でもなんとか体調を整えて、予約に間に合わせたり、会に出席できたりしていた。それが最近はできなくなってきている・・・。

加えて、食欲も少し落ちている。あまり動いてないせいだと思うが、以前は3食プラス間食をすることもあったぐらい食欲旺盛だったのに、最近は2食で間食はほとんどなし、ときには1食のこともある。しかし、これについてはあまり気にしていない。食べる量は確かに少ないが、栄養はジュースなどでけっこう摂れていると思うからだ。それに人間、本当に必要であれば自然におなかがすいてくるというものである。それがすかないということは、すなわちそれはあまり必要でないということのだと思う。これによって体重が減り続けるのであれば問題だと思うが、今のところ体重も下げ止まったようなので、こちらもしばらく様子見というところであろうか。

今日のクリニックでもらった2週間前の血液検査の結果で、腫瘍マーカーのCEAが7.9に上がっていたことが、私にさらなる不安をもたらした。5以下が正常値なのに、すでにここ3回連続で6.5→5.8→7.9と異常値の域に入っており、不穏な動きを見せているのである。今日の先生は10以上にならなければまあ様子見でいいでしょうと言っていたが、逆に10を超えたらちょっと真剣に検査を考えたほうがいいらしい。つまり検査というのはCTをとることで、転移の有無を調べるということだ。CTの予約は9/7に入っているので、その結果を見るまではちょっとどきどきだ。転移していなければいいのだが・・・。

しかし暗いニュースばかりでもない。いろいろなことができなくなってきている一方で、できるようになってきていることもある。一応最近実感できているのは、腸の調子が良くなっていると感じることだ。つまりはいい便を出せるようになってきているということだ。ガスの方は相変わらず出にくいが、それでも一時期に比べれば出やすくなっていると思う。それと爪の状態も少しだけ改善してきていることだ。
このように明るいニュースがまったくないわけでもないので、まあ現状プラマイゼロといったところか。とにかく今の食事療法を信じて実践するのみ。そして喜ぶも落ち込むも、9/7のCT検査の結果次第。それまではあれこれ考えて悩むのはやめにしよう。

最後に、昨日の私の記事について、複数の方から有益なコメントをいただいたことにまずはお礼を申し上げたい。特に病院の事情、現在の日本の医療事情などについては納得する部分もあったが、また言いたいことも出てきた。これについてはまたあらためてトピックを立ち上げて論じていきたいと思う。今日はさっきまで排便3連チャンでさすがに激痛が襲い、ブログを書くのも危ぶまれていた状態であったのだが、なんとか書けるぐらいの痛みに落ち着いてきたのでこうして書くことができたのである。よって、あまり難しい話をするような気力はないのでまた今度。
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