西洋医学に見放され、余命1年の宣告にも負けず、自己治癒力で勝負しています

痔に苦しむ はてなブックマークに追加
2006年04月03日 (月) | 編集 |
抗ガン剤の副作用でとにかく毎日下痢が続き、かなり精神的に参っている。自分としてはもう抗ガン剤はこれ限りでやめようという気持ちになっている。そして今日はかなり痔が痛い。自分でももうどこが痛いのか分からない。肛門の表面が痛いのか、奥が痛いのか。とりあえず痛みがとれればなんでもいいと思い、座薬を入れ、さらには痔用の軟膏も塗ってみた。せっかく飲む回数が減ってきていた痛み止め(ロキソプロフェン)も、今日は8時間ぎりぎり待って飲んでいるという始末。痛み止めを飲みまくり、入れまくり、塗りまくりの一日であった。以前はお風呂に入るとなぜかスッと痛みが消えたのに、もう今日はそれも通用しない・・・。
テーマ:ガン治療
ジャンル:ヘルス・ダイエット
下痢に苦しむ はてなブックマークに追加
2006年04月04日 (火) | 編集 |
抗がん剤の投与を終えて今日で5日目だが、まだ下痢が続いている。というか、3日前よりひどくなった感じ。今日は主なところ(すなわち細かいのは回数に入れていない)で5回トイレに行っているが、すべて下痢だった。よって痛みも激しく、今日はロキソ(痛み止め)を3回飲むのはもちろん、飲める時間まで待っているような状態であった。少し動くとすぐにもよおすため、散歩にも出かけられず、運動もままならない。また食道?もやられているのか、薬も飲みにくくなっているし、ゲップも出にくくなっている。右腿になぜか赤い湿疹が出た。痛くもないし痒くもないのだが。きちんと食事だけ食べられているのが、唯一の安心材料である。いつになったら抗がん剤の悪影響から抜け出せるのか・・・?
リンパマッサージを開始 はてなブックマークに追加
2006年04月05日 (水) | 編集 |
今朝は久しぶりに散歩に出かけることが出来、とても気分が良かった。ここのところ早朝から下痢だったので、朝の散歩にも出かけられず、悶々としていたのだ。雨が降っていたが、風もなく寒くないのでさほど外出が苦にはならない。とりあえずまだ下痢が心配だったので、いつでもトイレに行けるように聖路加タワーの近くを歩くことにした。聖路加タワーの裏口、隅田川沿いのところに桜並木があるのだが、まだ桜が満開だったのでちょうどそこだけ雨がさえぎられていた。よって私は傘を脇に置いて、桜並木の下を腕を振りながらウォーキングで何度も往復した。気持ちよかった!けっこう往復したが、なんとかトイレに行かずに過ごせそうな雰囲気だったので、思い切って散歩に出かけることにした。そして小一時間歩いて帰途についた。

こうして朝は久しぶりに気持ちよく過ごすことが出来、ようやくこれで抗がん剤の副作用から脱出できるか!!??と期待に胸を膨らませたが、家に帰ってきたらまた下痢。しかも、今日はロキソも効かないぐらい痛かった。昼食後、痛みでまた泣きが入りそうになっていたとき、主人が「ゆたんぽで温めてみたら?」と提案してくれ、とりあえずそのとおりにしてみたら、それがよかったのか、はたまた遅ればせながらロキソが効いてきたのか、それともびわの葉温灸がよかったのか、原因は不明だが、とにかく結果痛みが激減してくれたおかげで、普段どおりの生活ができるようになった。そして今日から新たに私のお仕事メニューに加わった「リンパマッサージ」を早速やってみた。

なぜリンパマッサージか。それは、どうやら今までのリサーチの結果、私がガンになった一番の要因は「極端な血行不良」にあったらしいと考えているからだ。基本的に低体温、低血圧、冷え性がガン体質と言われているが、どれも私に当てはまっている。とくに冷え性は著しく、これを治せばガンも治る、あるいはガンが治れば冷え性も同時に改善されると思う。というわけで、今日から徹底的に血行を良くすること、すなわち血液の浄化に注力していくことになったのであった。それにしてもリンパマッサージもけっこう時間を要するので、ますます忙しくなってしまったなあ。ははは。
下痢の次は便秘か!? はてなブックマークに追加
2006年04月06日 (木) | 編集 |
ようやく抗がん剤の副作用の下痢がおさまったようだ。しかし、喜びもつかの間、今度は便秘に!?まあここのところ下痢でかなり便は出していたかもしれないので、単にガスがたまっているのかもしれないが、とにかくお腹がパンパンで苦しい。もうこれ以上膨らまないよーというぐらいになると、ようやくプーっと出るのだが、それでも少ししか出ないので、最悪な状態を抜け出すだけで、パンパン状態に変わりはない。昨日はこのパンパンが原因で、ほとんど眠ることが出来なかった。

また別の副作用として、私の場合歯茎が腫れ、これはそんなに日常生活に支障をきたすほどではないが、口の中が痛い。あと、これは副作用かどうかは分からないが、右太ももに蕁麻疹のようなものが3日前くらいから出るようになった。2日間は痛くも痒くもなかったが、今日は少し痒い。こちらもほとんど気にならない程度なので、まあ様子を見てみるしかないな。
マッサージ効果のすごさ はてなブックマークに追加
2006年04月07日 (金) | 編集 |
確実にはよく分からないが、なんとなく抗がん剤の副作用から解放されつつある感じがする。相変わらず下痢はしてるのだが、同じ下痢でも抗がん剤の下痢と、カマ(緩下剤)の下痢とでは苦しさが違うような・・・・?とにかく今日は同じ下痢でもさほど苦しくなかったのだ。それから、痛み止めも久しぶりに1回だけですんだ。昼間にけっこう痛くなったのだが、そのときに母にリンパマッサージをしてもらったら、不思議と痛みがすっと消えてなくなった。マッサージ効果のすごさを思い知った。恐らくマッサージが直接痛みに効いたのではなく、マッサージをしてもらって自分が”気持ちいい”と感じたことによる、そのリラックスがよかったのだと思う。気持ちいいと感じるときに、人間は自分で麻酔作用のあるNK細胞というのを出しているらしい。もしかしたらそれが出ていたのかも。

マッサージ直後は痛みがなくなったが、少ししたらすぐに痛みは復活した。でも格段に痛みの強さが違う。結局ロキソを飲まずに我慢できてしまった。それは夜寝ているときもそうだった。痛くて寝られなかったのだが、いつもすぐに夜中でもロキソを飲むところを、今日は我慢してみた。私の場合働きに出ているわけではないのだから、翌日寝不足で寝たかったらいくらでも寝ていられる状況にあるので、寝られなくてもいいじゃないか、という気持ちでがんばってみた。すると、痛みがふっと弱くなった瞬間に、うまい具合に眠さがちょうどきたのであろう。ほんの2時間ぐらいだったが、眠ることが出来た。そのあとは1時間おきに目がさめるものの、とりあえず小刻みではあるがロキソを飲まずに過ごすことが出来たのだ。
父がしてくれたマッサージ はてなブックマークに追加
2006年04月08日 (土) | 編集 |
体調はとくに変わらず。便はまあまあ出ているけど、ガスが出ない!!そのため一日中お腹が張って苦しい。いくら腸管が細くなっているからといっても、空気ぐらい出るだろうが!!!!!と思うのだが、どうやら私の場合腸の動きが弱いため、ガスが腸の上部にたまってしまって下の方まで降りてこないのが原因らしい。だからたまりにたまって、肛門近くまでガスが下がってくるとようやく出るわけだ。ふむ、納得。確かにそういう感じがする。

それから今日気になったのは、ロキソが効かなかったことだ。もしロキソが効かなくなったら、私としてはかなりつらい!!今はなんせロキソが最後の頼みの綱になっているのだから。でもまたまたマッサージのすごさを本日痛感。今日はなんと父がマッサージしてくれた。まさか父にマッサージをしてもらう日がくるとは。こう考えるとガンになるのも悪くない。とにかく痛い痛いとあんなに言っていたのに、マッサージし始めたら驚くほど痛みが引いていき、マッサージ中はまったく痛みを感じずに済んだ。そして昨日同様、マッサージ後痛みは少々復活したものの、耐えられるほどの痛みに激減していたのだ。

夜にまた痛みが強くなってきた。けっこうお腹はすいているのに、痛すぎて食べることが出来ない。というわけで、夕飯前に主人も私へのボーナスでマッサージをしてくれた。おかげで、痛みがまたまた軽くなり、その後ちゃんと夕食を食べることが出来たのである。いやはや恐るべし、リンパマッサージ。しばらくはマッサージが病みつきになりそうだ。
少し前進した一日 はてなブックマークに追加
2006年04月09日 (日) | 編集 |
体調のほうは相変わらずで、今日も下痢が続いた。でもこれはたぶんカマの量が多すぎなのだと思うので、少し減らしてみよう。薬の量が減るのはとにかくうれしいものだ。いつの日か、カマ無しでうんちが出てくれる日がくるであろうか?あー来て欲しい!!

今日のタイトルに「前進」と入っているのは、一つはようやくまともにゲップが出るようになったこと。そしてもう一つは、3ヶ月ぶりに台所に立って主人のために料理を作ったこと(料理といってもホットケーキを焼いてあげただけだが(^^;)、そして洗い物をしたことだ。主婦だというのに、台所に立たずしてこの3ヶ月過ごせたことだけでも、なんともありがたい環境であると思うが、とにかく洗い物一つしなかった私が、今日は母も義母も来なかったということもあり、たまりにたまった洗い物をようやく片付けようという気になったのだ。そしてそうする時間的な余裕も出てきたというのも、また前進である。なんせ今までは、起きている時間の半分をトイレで過ごしていたのだから、洗い物どころか、まともな生活をすること自体が無理だったのだ。このように明るい兆しが見えてくると、心も自然と明るくなる。
聖路加の外来 はてなブックマークに追加
2006年04月10日 (月) | 編集 |
今日は抗がん剤投与からちょうど2週間たったので、本来であればまた投与する日のはずであった。しかし、私の場合は白血球の数が少なく、第一回目ですら抗がん剤を打てるぎりぎりの状況(白血球数3000)だったので、2度目のときはまず血液検査をしてから、ということになっていた。そして今日採血をして、白血球の数がOKであれば抗がん剤を翌日以降投与するという計画であった。
しかし私としては血液検査の結果いかんに関わらず、もう抗がん剤は二度とやらないとすでに心に決めていた。抗がん剤の副作用(私の場合はイリノテカンの副作用の下痢)があまりにもすごかったからだ。しかしここからが難しいところで、正直にそれ(もう二度と抗がん剤をやらないということ)を言ってしまったら、病院として面倒を見てくれなくなる。かといって抗がん剤は絶対にやりたくない。そこで思いついたのが「中止」ではなく「中断」扱いにすることであった。というわけで、今日は採血も必要ないので聖路加の外来へ行く必要もなかったのだが、顔つなぎの意味でとりあえず先生に会いに行った。

ところでぜんぜん話は変わるが、私の担当のO先生は、ものすごく物腰が柔らかく人情味溢れるとてもいい先生だ。それでいてちょっぴりお茶目なところもありそうだ。ありそう、っていうのは、まだO先生に会って日が浅いので、そんなに彼のことを知らないからである。そして実は私はO先生を見るたびに、ナースのお仕事の沢田先生(俳優:長塚京三)とだぶってしまう。背は長塚京三ほど高くないけど、同じ外科部長だし、顔もちょっと似ているのである(^^)。

話が大きくそれたが、今日先生には「抗がん剤の副作用が強く、気力体力ともに次回の抗がん剤を打てるような状況ではないので、それらが回復するまで少し時間が欲しい」ということを伝えた。先生もその気持ちは理解してくれ、「副作用がそんなにきつかったですか・・・。まあ気力が回復するまで少し待ちましょう、次回は下痢をおさえる薬もちょっと考えましょう。では2週間後にもう一度外来で・・・」と言った。え?2週間後に??いやいや、もう二度と抗がん剤はやらないんだよ!!と私は心の中で叫んだ(笑)。で、こう切り出した。「いえ、先生、2週間ではまだ早いと思いますので、よろしければ私の気力が回復したときにこちらからお電話差し上げるということではだめでしょうか・・・?」「ああ、いいですよ、そうしましょう、じゃあ外来の予約は入れませんので、できそうになったら連絡してください」と快諾してくれた。やった!うまくいった!!というわけで、今日の聖路加の外来は無事任務完了したのだった。

最後に、私の今日の体調報告。朝久しぶりにおならがスムーズに出たので、幸先良いスタートを切ったかに思えたが、やっぱり午後からおなら出ない攻撃にあい、夜はとうとう痛みも我慢できないぐらいになったので、ロキソを飲む羽目に。でも昨日の正午からぜんぜんロキソを飲まずに過ごせたので、かなり前進していると思う。この調子でロキソフリーの生活になるといいなあ。どうも痛み止めは好きになれない。もちろん薬はぜんぶ好きにはなれないけどね!
テーマ:ガン治療
ジャンル:ヘルス・ダイエット
お笑い番組を見るのも治療の一つ はてなブックマークに追加
2006年04月11日 (火) | 編集 |
今日は夜の7時から10時まで私の大好きなものまね番組があるので、先にブログを書いてしまおうと思う。そう、ものまね番組などと馬鹿にする事なかれ。これを見るのも、私にとっては一種の治療なのだ。ガンになってからというもの、とにかくいろいろな本を読みあさったが、どれも共通して主張しているのは、ガンの発生原因は「食事、ストレス、運動不足」であるということである。従って治療には、これらの原因を取り除くこと、すなわち食事の改善、ストレスフリーの生活にすること、運動をすることである。そしてストレスのない生活に関連するのだが、楽しいことをすること、笑うこともとっても重要だと言っているのだ。歌が好きな人はカラオケもよし、お芝居を観るのが好きな人は観に行くもよし。そして笑うにはお笑い番組などを見るのがいいということだ。というわけで、昔から私はバラエティ番組というのが嫌いで一切見なかったのだが、なぜかこのものまね番組だけは特別で、これを見るときだけ唯一笑うことができるので、よって楽しむことが目的なのはもちろん、その裏には治療としての効果も期待しているのである。

「笑う」。自分では気がつかなかったが、いつしか私は笑うことを忘れてしまったようである。学生の頃はよく笑った。友達と飲んでいるときもよく笑った。でも最近仕事が忙しく、さらにアメリカ生活で家にこもることが多かったため、笑う機会というものがほとんどなかった。くすくすと笑うことはあっても、ぎゃはぎゃはと馬鹿笑いすることは皆無であった。こういところにもガンの発生要因があったのかもしれない。これからは大いに笑って生活を楽しまなくっちゃね!

最後にお決まりの本日の私の体調報告。未だに下痢は続いている。まあこれはカマを調節すればそのうちなんとかなるだろう。下痢も苦しいが、今何が一番苦しいかというと、おならを出すときにほんの少量の便が出てしまうことである。よってトイレに行かないとおならもできない。そしてその少量の便が出ることが、ガンの疼痛の原因になっているのである。今日も相変わらずおしりが痛い。でもそうは言っても、ロキソを飲まずになんとか過ごせているのは良いことだ。痛くなると、マッサージしたり、お風呂に入ったりして、なんとかだましだまし時間を引き延ばすことに成功している。
テーマ:病気のこと♪
ジャンル:ライフ
好転反応なのか!? はてなブックマークに追加
2006年04月12日 (水) | 編集 |
実は1週間前から歯茎が痛くて、これまた抗ガン剤のせいで歯槽膿漏になったのかと思っていたのだが、もしかしたら好転反応なのか!?と思うようになってきた。というのも、歯槽膿漏も歯茎が痛くなるようだが、基本的には歯がぐらついたり、歯茎が腫れたりするようだ。でも私の場合は歯茎は腫れていないし、もちろん歯のぐらつきもない。そして今日読んだ本によると、食事療法をやったときの好転反応として歯茎の痛みがあるようなのだ。ちなみに好転反応というのは、食事療法やびわの葉温灸など、自然療法をやっている際、一瞬病気が悪化したと思うような症状が出ることで、しかしその後は必ず良くなることから、「好転反応」と呼んでいるそうだ。つまり今まで溜まっていた膿を出すようなことらしい。

うわー、もしそうだったらいいなー。でも、もしそうでなくても、この好転反応というのは便利だと思った。なぜなら、ちょっと調子が悪くなったりどこか痛くなったりしても、「ん?これは好転反応か!?」と思えば、前向きに捉えることができるから。もちろん好転反応でなくて単なる病状の悪化なのに、そう誤解して放置してしまうのは問題になるが、それさえ気をつければとてもいいことだと思った。現に私の場合、歯茎の痛みが出てきたときも、好転反応だと思うことでイライラすることもなかったし、実際今日あたりから何もしていないのに自然に痛みが引いてきたのだ。また歯茎の痛みとほぼ同時に足に湿疹も出ていたのだが、それもやはり今日辺りから消え始めた。やっぱり、好転反応なのかなあ。いや、きっとそうだ。そしてきっと近いうちに今より体調が良くなるだろう。どのぐらい好転するか今から楽しみだ。(^^)

今日の体調報告。体調はまずまずといったところ。食欲は相変わらず旺盛なので、その点は心配ないが、昨日同様おならを出すのにとにかく一苦労。今日も午後散歩に出かけたが、結局トイレから離れることができず、またもや聖路加の近くをぐるぐる回るのが精一杯であった。でも10分も歩くとすぐにお腹が張ってきて、トイレに行って出すのだが、そのときに少量の便も一緒に出てしまうので、散歩から帰ってきたときは痛みもピークであった。それでもがんばってロキソを飲まずに、ホカロンでおしりを温めることで痛みを軽減、結局昨日に引き続きノーロキソ(痛み止めなし)で一日過ごすことができた。2日連続で痛み止めを飲まないで過ごせたのは、何ヶ月ぶりだろう。ものすごい快挙だと思う。びわの葉温灸が効いているのかな?(^^)
テーマ:ガン治療
ジャンル:ヘルス・ダイエット
ケロイド体質 はてなブックマークに追加
2006年04月13日 (木) | 編集 |
それにしても、ガンになって自分が案外不健康だったということに大いに気づかされた。35年間、盲腸以外これといった病気はしたことなかったので、自分は健康そのものだと思っていたが、どうやら勘違いだったようだ。なんと今日は自分が「ケロイド体質」であることが発覚。がんセンターに入院していたとき、同室のお姉さんが手術の傷跡の治りが悪く「私ケロイド体質なのぉ」と何度も何度も繰り返し嘆いていたが、私にとってはまさに他人事だった。だって、私の傷跡を見た医者も看護師さんも誰もが「傷口はきれいですから大丈夫ですよ」と口をそろえて言っていたから。それがいつ頃からだろう。なんとなく傷口が赤く腫れ上がってきたのだ。そしてときたまヒリヒリする。でもこれは外科的なものだからいずれ治るだろうと楽観視していた。ところが、今日A先生の外来でがんセンターへ行って傷口を見せたところ、「あー、これは完全にケロイドだな。」「先生、そのうち治りますか?」「いや、これは一生治らないよ」「え?まじですか?」「でも気にする必要ないよ。見栄えだけの問題だから」「そうですか・・・」

がーん!私もあのお姉さん同様ケロイド体質だったとは!!??まあもう私の場合結婚しているし、今更見栄えを気にする必要もないので、その点はあまり気にはしていないが、でもちょっといやだなあ。悪化しなければいいが、さらに太く腫れ上がってくる場合もあるという。それだけは勘弁して欲しい。とまあ、とにかく新事実が次から次へと出てくるものだ。今までの35年間の自分の健康にすっかり自信を失ってしまった(^^;)。ちなみに体調は昨日と変わらず。痛み止めを飲まない日をさらに更新している。ゆえーい。
テーマ:ガン治療
ジャンル:ヘルス・ダイエット
この自信はいったいどこから!? はてなブックマークに追加
2006年04月14日 (金) | 編集 |
今日は、がんセンターに入院していたときの同室のお姉さんが、抗ガン剤投与の帰りにうちに寄ってくれた。彼女も同じ大腸ガンだが、彼女の場合はS字結腸ガンで、手術できれいにとったものの、リンパ転移の疑いがあることから(疑いであって転移したわけではない)、抗ガン剤は単なる予防目的のものだ。よって末期ガンの私とはまったく意味合いが違う。私の抗ガン剤は当然彼女のものより強く、2週間に1度、48時間かけて点滴でゆっくり入れる。彼女の投与方法は、1週間に1度がんセンターへ行き、2時間ぐらい点滴で投与するというものであった。でもやっぱり彼女も下痢の副作用にはかなり参っているらしく、1クール(=6回)やったらやめるつもりと言っていた。いい加減なことは言えないが、個人的には私もそのほうがいいと思う。

彼女がうちに来たのは、もちろん私の様子を見に来たのが一番の目的だが、同時に私が今やっている自然療法に興味があったからのようだ。私も彼女にその話をしたいと思っていたので、ちょうど良い機会であった。だって上述のとおり、彼女の場合はすでにガンはないのだから、今から真剣に食事療法とかに取り組めば、絶対に再発を防げるはずなのだ。だから、心から彼女には実践してもらいたいと思っていた。

食事療法の話をしていたら、彼女はすでにガンになる前から、彼女曰く「気ままマクロ(=本格的ではなく気ままなマクロビオティック)を実践していたとのことで、ちょっとそれはびっくりだったが、私の話を聞いて「また気ままマクロしてみようかなあ」と言った。そのとき私は自分に妙な自信が沸いてきたのを感じた。何度も繰り返すが、彼女はステージ2か3で、手術できれいにガンはとってあるから、現時点ではガン患者ではないのだ。それに対し私は末期ガン患者で余命1年と言われている人。なのに、彼女が気ままマクロと言った瞬間、私の方がガンを克服できる!!!!と感じたのだ。つまり、食事療法はそんなに甘いものではなく、真剣に取り組まないと意味がないと私は思っている。よって厳格に玄米菜食を実践している私の方が、彼女に勝てると思ってしまったのだ。もちろん彼女に勝つことが重要なのではなく、彼女も一緒にガンを克服して欲しいから、即座に「気ままじゃだめですよ。ちゃんと私のような本格マクロをやらないと!」と10歳年上のお姉さんだが少々諭すように言ったら、彼女も最後には「そうだよね、私も本格的にやるよ」と言ってくれた。うれしかった。大好きなお姉さんだから、いつまでも元気でいて欲しい。再発なんかして欲しくない。

それにしても自分でも不思議だった。いったいこの自信はどこからくるのだろう?前から思っていたのだが、自分にはあまりガンだという意識がない。ましてや末期ガンなどというせっぱ詰まった感情はまったくない。多少今は人生遠回りしているけど、3年後ぐらいには完全に復活しているというイメージが強くあるのだ。とてもいいことだと思うが、自分でも本当に不思議だ。よくここまで上手にマインドコントロールできているものだ。よってむしろ本人より周りの人間の方が私のことを哀れんでいるようである。そりゃあ誰だって末期ガンなんて聞いたら哀れに思うよなあ。

本日の体調報告。特に昨日と変わりなく、お腹の張りに苦しむ一日だったが、一つだけ良かったのは久々に下痢なしで過ごせたこと。カマの調節がうまく落ちついてきたのだと思う。この量でうまくいけば、しばらくは下痢を経験せずにやっていけそうだ。


テーマ:ガン治療
ジャンル:ヘルス・ダイエット
髪の毛がばっさり抜けた!! はてなブックマークに追加
2006年04月15日 (土) | 編集 |
今日はいいこと悪いこと両方起きた。まずはいいことだが、夜中の2時にトイレでにんまりする事が起きた。それはひっさびさの”大きなお・な・ら”。あー、こんなに大きくおならが出たのはいつぶりだろう。少なくともガンを宣告されてからはりっぱなおならは一度も出ていないので、3ヶ月はなかった計算だ。こんなささいなことでも、今の私にとっては大事件で、夜中に相変わらず1時間に1度起こされる状況にもかかわらず、ものすごい幸せな気持ちになった。なんせ今の私はおならを出すのも一苦労なのだから。どんなにお腹に力を入れても出ないのだ。そしてかろうじて出たとしても、すかし屁みたいな感じにしか出ない。だから、大きなおならをすることは夢だったのだ。

悪いことは、とうとう今日ロキソを飲んでしまい、更新記録が4日で終わってしまったことだ。カマの量を絞りすぎたのか、少々便が硬くなったのかもしれないが、今日は痛みがひどく耐えられなかった。でも痛み止めを飲んだおかげで、久しぶりに散歩も1時間歩けたので、結果的にはそう悪いことではなかったかもしれない。

それと最後に、これはいいことなのか、悪いことなのか、まだ判断尽きかねている状況だが、なんと今朝頭を洗ったときにばっさりと髪の毛が抜けた!その量たるもの、いつもの7倍ぐらいの量で、髪の毛を手ですくたびに、かなりの髪の毛が抜けるのだ。やってもやってもとどまるところを知らない。30回くらい繰り返したが、ずっと同じペースで髪の毛が抜け、これ以上やったら禿げるのではないか?と思ってしまうほど。まあもともと髪の毛の量が多く、美容院ですいてもらっていたほどなので、髪の毛が少なくなること自体は気にしていないのだが、やっぱり異常事態なのでその点が気にかかる。当然抗ガン剤の副作用ということが最初に頭に浮かんだが、でも抗ガン剤投与はもう3週間も前の話だし、しかも1回しかやってないし、ちょっと現時点では副作用とは考えにくい。となると、これまた好転反応かああああああ!!??と、勝手に良い方向に考えてしまう。実際、ネットで調べてみると、脱毛というのも好転反応として挙げられていたので、その可能性は大いにある。とりあえず原因はわからないので、好転反応と考えておくことにしよう。
テーマ:ガン治療
ジャンル:ヘルス・ダイエット
痛みに苦しむ はてなブックマークに追加
2006年04月16日 (日) | 編集 |
今日はロキソを8時間ごとに飲むほど、痛みに苦しんだ一日であった。せっかくかわいい甥が来てくれたというのに、公園に出かけても一緒に遊んであげられるほどの気力もなく、痛みに顔をゆがめながら、せいぜい愛想笑いするのが精一杯であった。そしてあまりの痛さに耐えられず、早々に引き上げてしまった。痛みの原因はもちろん便。少々カマが少なかったかな。少し飲む量を増やしてみようと思う。ガスの出も悪く、一日中お腹も張っていた。それも痛みを強くする原因となっていると思う。ここのところ調子が良くなっていたので、久しぶりの調子の悪さにちょっと落ち込んでいるが、まあそんなにすぐに良くなるはずもないのだからしょうがないよね。好転反応も見られているのだから、この苦しみの後には少しの前進がきっと見られることであろう。髪の毛については、昨日ほど大量ではないが、今日もけっこう抜けている。これについても気にしない、気にしない。
テーマ:ガン治療
ジャンル:ヘルス・ダイエット
免疫細胞療法開始 はてなブックマークに追加
2006年04月17日 (月) | 編集 |
今日は第一回目の免疫細胞療法を受けに行った。免疫細胞療法についての詳細は割愛するが、要するにガンをやっつけてくれる兵隊(=リンパ球)を増員してガン細胞を攻撃しようというものだ。保険が利かないので料金が高い(1回25万円)のが難点だが、抗ガン剤と違って副作用がないところがいい。

治療の前に診察というか、院長先生との面談があった。私が抗ガン剤を1回だけでやめたということを聞き、院長先生は抗ガン剤継続を勧めてきた。意外だった・・・というか少々落胆した。勧める理由を尋ねると、免疫細胞療法だけでは効果が薄いと言うではないか。どうやらあくまでも抗ガン剤がメインで、免疫細胞療法はその補助と考えているらしい。これから治療を受けようとしている患者を目の前にして、よくそんなことが言えるなあと思った。それに自分の宣伝をするどころか、効果が薄いなどとおとしめて、いったいどういう神経の持ち主なのか、とものすごく落胆した。なぜなら、どうせ治療するなら効果があると信じてやったほうがいいと思い(これもサイモントン療法の一種)、家を出る前に再度今回の治療の内容をおさらいして出かけたからだ。よってすっかり出鼻をくじかれた感じだったが、そこは前向き思考の私、そんな院長のマイナス発言もなんのその、自分で勝手に効果があるとイメージし、治療(といっても点滴を30分入れるだけ)に挑んだ。

勝手にイメージとはいうものの、根拠もなく単純にそう思いこんでいるわけではない。確かに免疫細胞療法単独では効果がそんなにないのかもしれないが、院長が抗ガン剤との併用で効果を発揮すると考えているのと同様、私の場合は玄米菜食をはじめとして、いろいろな代替療法を実践しているので、それらとの組み合わせで効果を発揮すると考えているのだ。どれがどのぐらい効果があるのかはわからない。一つ一つ検証できればいいが、末期ガンの私にとってそんなことをしている時間的余裕はない。だから効果がありそうなものをとにかくいろいろやって、結果効果があればよし、と考えている。従って、この免疫細胞療法も、理論的に自分として納得できたし、何よりも副作用がないというのが魅力で受けてみることにしたのだ。そして繰り返しになるが、受けるからには効果があると信じて取り組む必要がある。

このブログですっかり院長先生のマイナスイメージがついてしまったと思うので、名誉挽回に付け加えておこう。点滴を受けている最中、私は上のような文句を看護師さんにぶつけた。すると看護師さんはこう言った。「効果があると断言してしまうと、効果がなかったときに責任が持てないので先生はそのように言ったのだと思います。というのも、データとして示すことができないので、効果がどのぐらいあるのかという質問に対し、明確な回答ができないからです」「なるほどね、じゃあ先生は人がいいんだわね。だって嘘でもいいから普通は『効果ありますよ』とか言うものね。そういう意味では院長先生は正直者なのかもね」
・・・とまあこういうことなので、このクリニックに対して悪い印象を決して持たないようにして欲しい。

今日の体調報告。やっぱり引き続きガスが溜まり、便は出にくく、よって痛みがかなりある。今日もロキソをマックスの3回飲むことになってしまった。4日間飲まずに過ごせたあの日々はいったいなんだったのであろう。まあそのうち良くなるでしょ。気長に待つことにしよう。そしてまたもや髪の毛を洗ったらばっさり抜けた。見かけ上は変化はないが、相当な量の髪の毛が抜けている。そうそう、これまた院長先生にがっかりさせられたのだが、この話をしたら「ああ、それは抗ガン剤の副作用ですね」とあっさり言われてしまった。せっかく好転反応か!!??と喜んでいたのにぃ。
テーマ:ガン治療
ジャンル:ヘルス・ダイエット
次々にといろいろなことが起こる はてなブックマークに追加
2006年04月18日 (火) | 編集 |
それにしてもいろいろなことが起こる。これも好転反応なのか!?(そう思いたい!)今日はお風呂で半身浴をしていたら、両足がぴりぴり痛み出した。痛みは内部から来るものではなく、外部からの何かに皮膚が反応してぴりぴりする感じだ。痛みは耐えられないほどのものではないが、けっこうな痛みだった。だから途中で半身浴を切り上げて出てしまった。
原因として考えられるのはびわ風呂。びわの葉温灸で使ったびわの葉を刻んで袋に入れて入浴剤として使っているのだが(本にお勧めとして書かれていたので)、びわのエキス!?に反応しているような感じがする。それほどびわのエキスは強力なのか!!??真意のほどは分からないが、とにかく今日はそんなことが起こった。でもびわの葉風呂は今日に始まったことではなく、もう2週間ぐらいやっているので、今更びわのエキスに反応するというのも考えにくいが、それぐらいしか思いつかない。あるいは、昨日受けた免疫療法の影響か?でもあれは副作用は基本的になく、あえてあるとしたら微熱が出るぐらいだと言っていたので、こちらも原因ではなさそうだ。2度目の半身浴ではびわの葉を入れないで、お湯だけにしてみたところ、ぴりぴりしなかった。明日またびわの葉風呂に入って試してみよう。

今日の体調は、やはり昨日同様痛みとの闘いであった。ここのところ便の出が良くなかったので、かなりお腹にたまっていたものと思われるが、カマを少し増やした効果が出たようで、今までの分も出た感じだった。でもそれがまた私を苦しめる。だから便が出るのはうれしいが、その後に痛みの地獄が待っているので、いいんだか悪いんだか・・・。立ちくらみの回数が多かったのも少々気になるところ。それ以外は、散歩も午前、午後ともに1時間歩けたので、まずまずといったところ。痛みさえなければ元気なのになあ。
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サイモントン療法ー死生観ー はてなブックマークに追加
2006年04月19日 (水) | 編集 |
今日はサイモントン療法の日。いつものように主人と母の3人で行った。しかし、行くまでが大変だった。出かける直前に便が出てしまい、痛くて痛くて、キャンセルしようと思ったほどだった。外出直前の5分間でおしりを急遽湯たんぽで温め、なんとか出かけることができたが、築地の駅ではあまりの痛さに涙が出てきた。ただピークは過ぎてくれたようで、その後も痛いのは痛かったが、治療に支障が出るほどではなく、帰りはあえて銀座で降り、歩いて家へ帰れるぐらい元気になった。でもやっぱり家に着いてから緊張がほぐれたのか、またまた痛くなり、ロキソを飲んで痛みを抑えるしかなかった・・・。

今日のサイモントン療法は死生観についてであった。臨死体験をした人の話などを聞いた。それによると、臨死体験をした人は数多くいるそうで、どの人も口をそろえて言うことは「死後の世界は苦痛もなく、それはそれは心地の良いところ」だそうだ。ある人は、臨死体験の後、意識が戻って現実の世界に帰ってきたわけだが、そのときに「ああ、戻って来ちゃった。あんなに気持ちのいいところだったのに」と言ったそうだ。だからといってせっかくこの世に戻ってきたのだから今すぐに死にたいとは思わないが、でも死後の世界は心地の良いところなので、死ぬこと自体はまったく怖くないそうだ。むしろ怖いのは、死ぬまでの苦痛を伴うこの現実世界をどう生きていくか、ということだそうだ。

確かにそうかもしれない。私もガンを宣告されたとき、死ぬこと自体はまったく怖くなかった。35年間でちょっと人より短い人生だったかもしれないけど、それなりに幸せだったし、それに自分としてはやり残したことなどもなく、十分満足のいく人生を送れたという気持ちで一杯だったから。だから普通の人が思うほど「死にたくない!!」という感情はあまりなかった。では何を恐れたかというと、ガンによって死んでいくときの苦痛に対してだ。今は多少は勉強して、現在の医療では「緩和ケア」が進んでおり、苦痛をかなり軽減することが可能だと分かったので、ガンを宣告された当時に抱いていたほどの恐れはないが、当時はガンと言ったら”最後はベッドに縛り付けられて、痛みに苦しみながら死んでいく・・・”というイメージがあったので、自分もそうなるのかと、それが怖くて怖くてしかたなかった。

それにしても、ガンになる前の私だったら、臨死体験とか、こういう話はまったく信じなかったであろう。基本的に目に見えないものは信じないという性格であった。でも、今の私はすごく信じられる。自然療法などを勉強した結果、まだまだこの世界には科学で裏付けされていない現象がいっぱいあって、進んだ進んだといっても、本当のこの世の中にある現象や事実から見れば、今の科学などまだまだ原始時代ぐらいのものなのかもしれない。宇宙のことを研究しだしたら、もっとそういう気持ちになると思う。何千億年という単位で物事を考える宇宙において、今私たちが生きているほんの数千年など、ほんの一瞬の出来事なのだから。話が少々ずれたが、とにかく私は自然の力の脅威を最近感じている。だからびわの葉にもすぐれた力があると思うし、人間の治癒力も予想以上に大きな力を持っていると思っている。そう信じて、今、毎日を生きている。
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母を見習え はてなブックマークに追加
2006年04月20日 (木) | 編集 |
今日は新しい理論で治療をしているクリニックに行った。そのクリニックの院長は、すべての病気の原因は「血の汚れ」にあるという理論を打ち出している。よって「血の浄化」が重要であり、そのためには血を作っている元、すなわち食事の改善が重要だというわけだ。院長先生の本を読んで、私自身共感を覚えたので、一度どんなものかと思い、診察を受けることにした。ただ今日は食事指導の講義を聞く日で、診察は明日なので、このクリニックの話は、明日書くことにする。
ちなみに今日聞いた食事療法の話は、とくに目新しい情報はなく、実際今我が家で実践している食事が完璧であることを再認識するだけのものであった。

今日の体調も昨日と変わらずなので、昨日書き忘れたトピックを書くことにしようと思う。昨日のサイモントン療法の中で、「直感の重要性」についての話があった。先生から「直感に従って行動した結果、良い結果になった経験はありますか」という質問が各人に投げかけられた。私、主人の順番で答えていき、最後の私の母の答えはこうだった。「直感というわけではないんだけど、自分が素直に行動すると、いいことが舞い込んでくるような気がする」。そこで私が母に質問した。「具体的にはいいことってどういうこと?」すると母は、こう言った。「あるレストラン経営者の友達が、自分の店のランチをおごってくれると言ってたんだけど、夜の方がお酒も出せるし、いいもの出せるから、夜おごってあげるって言われたのー。すごくラッキーでしょ?」。「あと近所の友達の家にたまたま帰り際に寄ったら、夕飯でも食べていく?って言われて、ラッキー!って思ったの」。

私はこの母の話を聞いてハッとした。こんな小さなことで幸せを感じれる人なんだ・・・と。恐らく私が同じ体験をしたとしても、いちいちラッキーなこととして、人に言うほどの価値のある体験とはなり得ないだろう。思えば、私はずいぶんアメリカ的な、物質主義的な人間になってしまった・・・。高級住宅地に住み、高級車に乗り、高価な服を着て、高級レストランでお食事・・・こういう生活をしないと幸せと感じられないようになってしまった・・・。そしてそういう性格になってしまったことが、ガンを引き起こしたのかもしれない。というのも、実際恐らく他人から見れば何不自由なく暮らしていて、幸せだと思われているであろう私だが、実際には、本来もっと幸せを感じていいはずなのに、それほど生活に満足はしていなかった。いや、満足していないと言ってしまうと語弊がある。もちろん満足はしていたのだが、まだまだ上はたくさんいるという気持ちがあり、何かいつも焦っているような感覚があった。だから、笑うことも少なく、いつも追い立てられるように仕事をしていたのだ。

それに比べ、母はいつも楽しそうに話す。笑いも多く、声も大きい。第三者が見ると、恐らく”物質的には”私の方が幸せそうに見えるかもしれない。でも恐らく、確実に母のほうが「幸せ!」って感じる回数は多いと思う。こういうことが重要だと思った。これが病気にならない秘訣だと思った。ガンの治療に「心のケア」というものがあるが、それにおいて重要なのは「人生を楽しむこと」「幸せと思うこと」「喜びを感じること」である。母のように小さな喜びをたくさん持つことが重要だと思った。そして今では私もそうなりつつある。ものすごく小さいことでも、ありがたいことと思い、感謝するようになった。ある意味、ガンになったおかげで、私に欠けていた、人間として必要な要素を取り戻し、一回り成長できた気がする。その点でもガンに感謝だ。
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ユニークなクリニック はてなブックマークに追加
2006年04月21日 (金) | 編集 |
昨日書いたとおり、今日は徹底的な血液浄化を唱えているクリニックの初診に行った。病院スタッフも「院長先生は建物などにお金をかけない性格なので、このように古い建物なんです」と言っていたが、まさにそのとおりで、今時珍しくトイレも和式だし、とにかくぼろい。がんセンター、聖路加病院と、きれいで最新の病院にばかり通っていたので、私にとっては特に汚く映った。それにとにかくすべてがローテクだ。カルテも手書きだし、診察室といっても個室ではなく、待合室の一角についたてで仕切られているだけのものだから、診察内容が他の患者に丸聞こえだ。私はあまりそういうのを気にしないのでかまわないが、人によってはいやがるかもしれない。

前置きで、どうでもいい施設の設備の話になってしまったので、肝心な治療の話にしよう。このクリニックの場合、治療というのはやっていないので、治療という言い方は適切ではないかもしれない。よってコンサルティングとかアドバイスという言葉が適当かもしれない。今日の検査項目は身長、体重、体脂肪率、握力、肺活量、尿、血液、骨密度、あとユニークなのは経絡に電流を通してつぼを刺激しグラフを作る検査があった。そして驚きだったのは、このグラフだ。院長の診察で、院長先生は私が直腸ガンだということを知らずに、このグラフを見ただけで「大腸に一部負担がかかっている」と言い当てたのだ。恐らく大腸にガンがあるため、電流がそこだけ流れにくかったのであろう。そういうことがきちんとグラフに現れているのだ。その他、肝臓、腎臓、婦人科系の働きも落ちているとも言われた。そしてさらに、がんセンターなど西洋医学での血液検査では、私の場合血液だけ見ると健康な人と同じだと言われていたが、ここでは血液検査からでも私はまったくの不健康な人だそうだ。もちろん実際ガンになっているのだから健康であるはずがないのだが、同じ血液でこうも見方が違うのかと驚かされた。また血液の写真も見せてくれ、薬剤が紫色で残っているとか、排毒の痕?なども見せてくれた。非常にユニークな見方だ。そして徹底的に(化学的な)薬を批判する。もちろん抗ガン剤などもってのほかだ。でも私の場合の酸化マグネシウムや痛み止めなど、どうしても飲まないとやっていけない場合もあるので、飲むなと言われても無理なものもあるが、まあとにかく飲まないに越したことはないということを強く主張している。私の後の患者さんは、断片的にしか聞いてなかったので分からないが、どうやら肺ガン治療で放射線をやっているらしく、徹底的に批判されていた。さらにいろいろな薬を飲んでいるらしく、その薬を止めない限り病気は治らないよとまで言われていて、でも患者さんは薬を飲まないわけにはいかない状況のようで、半分喧嘩のような感じになっていた(笑)。まあ私もこのクリニックにすべてを任せようとは思っていないが、経過観察をしていくのはおもしろいなと思った。しばらくはここに通ってみようと思う。
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痛みのメカニズム はてなブックマークに追加
2006年04月22日 (土) | 編集 |
今日は久しぶりに痛みで泣きが入った。でもこれは自業自得とも言える。なぜなら、ロキソ(痛み止め)を飲まずにがんばり過ぎたからだ。なぜそんなにがんばってしまったのか。それには昨日のクリニックが影響している。というのも、昨日のクリニックで自分の血液の写真を見せられたのだが、写真にはっきりと血液に溶け出した薬剤が写っていたからだ。 001.jpg

この変なアメーバみたいなのが薬剤らしい。赤血球も本来離れていないといけないのに、私のは重なったりくっついていたりした。抗ガン剤の影響ともとれるものもはっきりと写っていた。 003.jpg

この紫色の丸っこいものがそうらしい。ただ一つ良い兆候が見られたのは、排毒も少しではあるが始められていたことだ。紫色のものの右側にある棒状のものが排毒された痕跡なのだそうだ。まだ玄米菜食やびわ葉温灸を初めて1ヶ月半だが、その割りには排毒がすでに始まっているというのは、反応が早いと褒められた。もっとこの棒が血液中にたくさん見られるといいですね、と言われた。

こうもはっきりと薬の影を血液に見てしまったため、やっぱりこの影を消したいと思った。先生にも「薬を飲んでる限り治りませんよ」とも言われたし。カマは現状飲まないわけにはいかないので、せめてロキソだけでも飲まないようにしたいと思い、それでついがんばってしまったのだ。加えて、今までの経験上、ロキソを飲んでも便をした後は必ず痛くなるし、また飲まなくても便さえ出なければ痛くないのだ。また痛みもある程度我慢してピークを過ぎるとおさまってくるので、今日は痛くなったら温めたり、お風呂に入ったりして、だましだまし時間稼ぎをした。でもさすがにホカロンを何回も使い、お風呂にも3回入ったので、温め過ぎたのか、とうとう4回目にお風呂に入ったときには、痛みは軽くならなかった。身体が熱に慣れてしまったようだ。そこでとうとう痛みで泣きが入ってしまったのである。で、とうとうロキソを飲んでしまった。でもやっぱりロキソは効く。飲んだら30分ぐらいですっと痛みが軽くなった。まだまだロキソに頼ってしまう日々が続きそうである。しかし、しょうがない。痛みのために生活に支障をきたすようでは本末転倒だからだ。まあ焦らずゆっくり薬を減らしていこう。とりあえず今できることとして、ロキソを飲むときに一緒に胃薬のセルベックスを飲んでいたのだが、食後にすぐに飲むことでセルベックスだけでも飲まないようにしていこうと思う。

それにしても痛みのメカニズムはどうなっているのだろう。なぜロキソを飲んで痛みは軽くなるのに、便が出ると効かないのだろう。やっぱりロキソの手には負えないほどの強い痛みだからなのか?また30分で効くときもあれば、1時間しても効かないときもある。それと排便後、痛くなる前に運動をすると運動中は痛くならない。でも運動を止めたとたんものすごい痛みが襲ってくる。そして一度痛みを感じ始めたら、運動を再開してももう駄目だ。まったく痛みってやつはやっかいで不思議だ。これさえなければ、至って私は元気なんだけどなあ。とほほ・・・
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ガン仲間のお見舞いでがんセンターへ はてなブックマークに追加
2006年04月23日 (日) | 編集 |
このブログにも度々登場している、がんセンターに入院中知り合ったHさんが、抗ガン剤の副作用があまりにも強烈で救急車で運ばれたと聞いて、今日慌ててお見舞いに行った。それでなくてもいつも速効で返事が来るのに、3日間もメールの返事がなかったので、副作用でダウンしているんだろうと心配していたのだが、まさか入院しているとは思わなかったので、とてもびっくりした。
Hさんによると、いつもより吐く回数が多くかなりつらかったが、それはいつものことと我慢していたらしい。でもそのうち、足と手が震えだしたので、さすがに変だと思い病院へ行くことにしたのだそうだ。Hさんが打っているシスプラチンという抗ガン剤は、けっこう副作用が強いらしく、ひどい場合は身体が硬直してしまう人もいるそうだ。実際、そういう人ががんセンターに入院していると言っていた。まったく抗ガン剤ってやつは恐ろしい。
ちょうど私が入院していたときにいらしたSというおばさんもまだ入院していたので、ついでに病室に顔を出しに行った。彼女は抗ガン剤に加え放射線もやっているので長い入院が必要のようだ。以前と変わりなく元気そうだったので「元気そうでよかった」と言ったら、「ようやくここまでになったんだよ。少し前までは副作用(嘔吐)がひどくて、ものは食べられないし、ベッドでずっと寝てたんだよ」と言った。Sおばさんの同室の方も、同じ病気で抗ガン剤を受けているようだが、やはり同じく副作用(しかし彼女の場合は嘔吐より下痢)には悩まされたと言っていた。そして二人とも5回やらないければいけないところを、3回目で白血球がかなり減少してしまったため、いったん中止となったそうだ。みんな抗ガン剤で大変な思いをしている。改めてガンという病気の恐ろしさを痛感した。とりあえず今日の4人の中では、抗ガン剤をやっていない私が一番元気だった。まあ今のところはそうだけど、このままこの元気が続けばいいのだが・・・。

今日はお見舞いに行くこともあり、痛みがひどくてお見舞い中にしかめっ面をしているのもなんなので、先にロキソを飲んでおくことにした。おかげさまで今日はロキソがばっちり効いて、比較的快適に一日を過ごすことができた。昨日かなりがんばったので、今日はご褒美かな。
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またもやマッサージに救われた はてなブックマークに追加
2006年04月24日 (月) | 編集 |
おととい痛みに耐えすぎたせいか、ちょっとしばらくは痛みに耐える気力が沸いてこない。昨日ロキソを飲んで快適に過ごしたこともあり、やっぱり痛みのない世界(完全になくなることはないが生活に支障のない程度の痛みに抑えること)の良さを実感してしまったため、今日は少しだけ我慢してそれ以上は我慢しないようにと、朝から決めていた。加えて、友人の研究者から「ロキソニンは服用後30分後が最も効力を発揮するので、痛みが発生すると予測された時点で前もって飲んでおくのがコツ」とアドバイスを受けたこともあり、今朝は散歩に出かける前に飲んでおいた。というのも、今の生活のリズムでは、起床後、朝のお仕事(検温、体重測定、血圧測定、花の水やりなど)をしながら少し身体を動かしていると、必ず散歩に出かける前にまず1回目の便が出るため、いつも散歩から帰ってくると痛すぎてしばらくベッドでうなっていることが多かったからだ。しかし今日はおかげさまで散歩に出かける前に飲んでおいたので、家に帰ってきてから多少は痛みは発生したが、ベッドに横になることなく、そのまま朝食をとることができた。

昼食後にまた便が出、さらにちょうど痛み止めが切れてきたこともあり、午後3時頃かなり痛みが激しくなってきた。それまでメールを書いたりしてまあまあ元気に過ごしていたのだが、じっと椅子に座っていることもままならなくなってきた。立ち上がっても痛い。横になっても痛い。何をしていても痛い。机に手をついてじっと我慢のポーズをとっていた・・・。
もうだめだ、耐えられない。本日2度目のロキソを飲もう、と思っていたとき、母がマッサージをしてみようかと言ってくれた。その時点でかなり痛かったので、マッサージを受けるどころではないという感じだったのだが、せっかく言ってくれているのだからやってもらってみようと思いお願いすることにした。マッサージをしてもらうためにベッドに横になるのも一苦労というぐらいであった。なんとか顔をしかめながら、ベッドに横になり、マッサージをしてもらう体勢を作った。

すると、なんてことだろう。つい1秒前まであんなに痛かったのに、マッサージをしてもらうためにベッドに横になった瞬間、ほんの少しだけだがすっと痛みが和らいだ。さらに私が心の中で「痛くなーい、痛くなーい」と唱え、自分に言い聞かせると、またもう一段階痛みが軽くなった。そしてマッサージを開始してしばらくすると、かなり痛みが軽減されてき、30分ちょっとマッサージをしてもらって起きが上がると、嘘のように痛みが軽くなっていた。
またもやマッサージに救われた!!恐るべし、マッサージ!何が効いてこんなに効果があるのか分からないが、一番は恐らく「心の問題」すなわちリラックスできることだと思う。マッサージで血行が良くなることもあるかもしれない。あるいは30分で痛みのピークが過ぎたのかもしれない(この可能性は低いと思うが)。とにかく結果として、ロキソを飲まずに、午後の散歩に出かけることができたのである。そして家に帰ってきてからもその状態は保たれ、夜ご飯を食べた後、ほんの少し便が出てしまったので、「ああ、また痛みに襲われる~」とびくびくしていたのだが、痛みはそんなに大きくなく、今のところロキソを飲まずに夜も過ごせている。このままなら飲まないで寝ることもできそうだ。

あと、上で少し書いたが、けっこう「痛くなーい、痛くなーい」と自分に言い聞かせるのも効果があるのだ。いわゆるイメージ療法とでも言うのであろうか?痛みが来たとき「痛い、痛い」と言ってしかめっ面をしていると痛みはいつまでも続く。しかしがんばって顔をゆるめ「痛くないのよー」と念じていると、100%効果があるわけではないが、時々効力を発揮する。イメージっていうのも馬鹿にはできないと私は思っている。

最後に、私事であるが(ってこのブログの内容、全部私事じゃん!)、ようやく過去の記事もすべて書き上げ、現在まで話がつながったので、今日友人にブログの公開をした。たくさんの人から励ましのメールをもらった。とてもうれしかった。私にとって、友人からの励ましのメッセージもとても良い治療薬なのだ。すでに各方面で言われていることだが、「心」っていうのは病気治しにおいてとても重要な役割を果たすと思う。私も、またこれらの友人たちと一緒に飲みたい!っていう夢をもってがんばっていこうと思う。
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口内炎が痛い はてなブックマークに追加
2006年04月25日 (火) | 編集 |
昨日のブログで「このまま今日は痛み止めを飲まずに寝られそうだ」と書いたが、残念ながら飲む羽目になってしまった。ベッドに入って1時間、なんとか痛みを感じない体勢はないものかと、いろいろな体勢をとって痛みにじっと耐えたが、どうしてもだめだった。起きているとなんとか痛みをごまかせるが、やはり寝るとなると神経が研ぎ澄まされてしまい、相当痛みが軽くないと寝られない。でもロキソを飲んでからはすぐに寝ることができた。

でも昨日の夜中に飲んで以来、今日はロキソを飲まずに過ごせている。日中痛くなったりもしたが、なんとかびわの葉温灸でやり過ごすことができた。ただこれから寝るところだが、このブログを書きながら、少し痛みが出てきているので、もしかしたらまた寝ることはできないかもしれない。おしりに湯たんぽを当てながら今これを書いている。飲まずになんとか寝られるといいのだが・・・。

また今日も痛みの話になってしまったが、実は今、もう一つ別の痛みにも悩まされている。5日前から口内炎ができてしまい、食べるとき痛いのだ。痛くて食べられないほどではないが、でもやっぱり痛い。歯茎の痛みから解放されたと思ったら、すぐに次には口内炎・・・。これはまさか抗ガン剤の副作用ではないよね・・・・?好転反応と考えていいよね・・・?
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下血が心配 はてなブックマークに追加
2006年04月26日 (水) | 編集 |
今日は昨日に引き続きロキソを飲まずに一日を過ごせた。痛みは日中1回ピークが来たが、お風呂に入って温めたらその後軽くなり、夕方もまたマッサージで難を逃れ、とりあえず飲まないでここまで来た。昨日はブログを書きながら湯たんぽをおしりにしていたが、今日は今のところ痛みはほとんどない状態。というわけで、珍しく痛みに関しては割と楽な日であった。

しかし、一つ良くなると必ず別の問題が出てくる(^^;)。今日発生した問題は「下血」だ。直腸ガンだから下血したり便に血が混じるのは当然の症状なのだが、今までの私の場合、便に血が付いていることはあっても、便器の水が血で赤く染まるということはなかった。だが今日はそうだった。どうしてそうなったのか理由は分からないし、これがどういう意味を持つのかも分からない。ちょっと不安な気持ちもあるが、でも細かい一つ一つの症状に一喜一憂していては精神が持たないので、とりあえず様子見ということであまり気にしないようにしようと思う。それにがんセンターはもう私とは関係ないし、聖路加に電話すれば必ず抗ガン剤の話になるから電話したくない。いざとなったら知り合いの医者に聞くとか、あるいは来週の月曜日にまた免疫療法でクリニックに行くので、そのときにでも聞いてみようと思う。
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下血について はてなブックマークに追加
2006年04月27日 (木) | 編集 |
昨日下血が心配という記事を書いたら、早速ある友達が知り合いの看護師さんに聞いてくれ、メールをくれた。それによると、ガン細胞はもろいため出血しやすいものだということだった。またネットで調べた情報でも、癌は細胞同士の接着がゆるく、血管が傷つきやすいため出血が起こり、さらに癌が大きくなって周囲の組織への浸潤が始まると、癌が近くの血管に食いこんで出血することもある、ということだった。いずれにせよ、とにかくガンがある以上出血は当たり前のことなので、大量な出血でなければ気にする必要はなさそうだ。おかげで原因が分かって私もすごく安心できた。しかも、今日は下血はなかったので、やっぱりたまたま昨日だけだったようだ。

痛みのほうも、昨日同様、痛くなったときに温灸、マッサージ等で対応することで、なんとか薬を飲まずに今日も過ごせた。でも今ちょっと痛いから、これから寝られるかどうかが鍵になってくる。なんとか飲まずに寝られるといいのだが・・・。
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涙もろくなったのは年のせい・・・? はてなブックマークに追加
2006年04月28日 (金) | 編集 |
今日の体調はまずまずであった。いつも便のあと激しい痛みが来ていたが、今日は少し痛みも軽くなったようだ。便をした後30分ぐらいは痛くて歩くのもやっとという感じだったが、その後は徐々に退いていき、おかげさまで今日もノーロキソ(痛み止めなし)!!これで4日間更新中。前回は3日間痛み止めなしで過ごした後、4日目で挫折、その後はけっこう頻繁に痛み止めを使用する生活になってしまったので、今のところ記録更新中。さあ、いつまでこの記録を更新することができるか・・。

さて、今日はガンの話から離れて、今日の朝の散歩中の話を書こうと思う。私が元気に散歩していると、目の前に親子が現れた。後ろ姿だったので顔は見なかったが、お母さんが子供を学校に送り出しているところだった。子供は女の子で、年齢は背格好からして小学4年生ぐらいだろうか。お母さんが「いってらっしゃい」と言うと女の子は振り返ることなく右手をあげて「いってきます」と言ってすたすた小走り気味に歩き出した。その走り方を見て私はすぐにその子がダウン症かなにかの子だと悟った。体型もそういう感じだった。私は、さぞかしお母さんは一人で送り出すのは心配でずっと娘を見送っているだろうなあと思い、後ろを振り返ると、予想に反してお母さんは背を向け、すでにかなり遠くへ行っていた。お母さんが見送っていないということは、彼女は一人で学校に問題なく行ける子なんだ、と思ったのだが、なんだか無性に彼女が心配で、学校に入るまで見守りたい衝動に駆られた。こうして約15分間の彼女の尾行が始まった・・・。

彼女は小走り気味に歩いていたが、突然ものすごくゆっくり歩いたりする。思わず私のほうのスピードのほうが早くて彼女を抜かしそうになってしまった。思いっきりゆっくり歩いて、彼女の後ろをぴったり歩くのも、子供をつけている不審者のように見えるだろうから(ただでさえそのように見える装いなので(^^;))少々戸惑ったが、そうこうしているうちにまた急にばたばたと走り出し、ほどよい距離感が保てた。10分ぐらい歩いた頃であろうか。彼女が頻繁に後ろを振り返るようになった。失礼な言い方かもしれないが、こういう子はすごく感情が豊かで勘がいいと聞く。だからもしかして私がつけていることを察知しているのでは?とちょっとびびったが、私の顔を見ることはなかったのでそうではなかったらしい。すると今度は彼女は突然「おはようございます」「おはようございます」と誰に向かって言うわけでもなく、独り言でつぶやきだした。するとその後に、横断歩道で子供の通行の安全確保のために黄色い旗を持っているボランティアのおじさんが彼女と顔見知りらしく「お!今日も元気だね。おはよう!」とめっちゃくちゃやさしい笑顔で彼女に挨拶した。彼女も元気に「おはようございます!」と言った。もしかしたらこのおじさんに言うために、前もって練習を始めたのかもしれない。なんてまじめないい子なのだろう。そしてそのすぐ後、目的地の小学校が見えてきた。彼女はうれしそうに走り出した。そして校門の前に立っていた先生にハイタッチして「おはようございます!」。先生もものすごくやさしい笑顔で彼女の背中をぽんと押し、「おはよう!!」。すばらしい光景だった。すごく心が洗われた。そうだよな、小学生って本来このぐらい純粋でかわいいものだよなあと思った。そして彼女が無事に学校に入り、自分の下駄箱のところへ行ったのを見届けて私の尾行は終了した。

学校を通り過ぎて散歩を続行しながら、思わず感動して涙がこぼれてきた。涙もろくなったのはガンのせい?それもあるかもしれないが、いや違う。やっぱり年をとったせいだと思う。昔から比較的涙もろかった私だが、最近特に涙もろくなった。年をとるということは、それだけ人生経験も豊かになるわけで、よって見聞きしたことと自分の経験が重なる頻度が若い頃より多くなるからであろう。でも涙もろいということはいいことだと思う。苦しい、痛いなどに対する涙はよくないが、喜び、感動、幸せの涙はウェルカムだ。
今日は、そんなわけで、朝のすがすがしい青空とともに、彼女のおかげでいつもの何十倍も散歩が充実したものとなった。
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ちょっとだけ虚しさを感じた日 はてなブックマークに追加
2006年04月29日 (土) | 編集 |
正確には不明だが、昨日1回だけもしかしたらカマ(=酸化マグネシウム(緩下剤))を飲み忘れたかもしれない。サイモントン療法でクリニックに昼間出かけてばたばたしていたので、家に帰ってきてから飲めばいいや~と思っていたのだが、帰ってきてから果たして飲んだかどうかの記憶がない。なぜこんなことを気にしているかというと、今日便秘を珍しくしてしまい、それによって今日は便を出すのに苦労したからだ。それだけだったらまあいつものことなのでさほどブルーになる必要もないのだが、ちょっとだけ虚しさを感じたのには理由がある。

主人もさすがに毎日の私の世話と、私がやっていた経理の仕事など日々慣れない仕事をしていたせいか、少々お疲れ気味で、昼寝をすると言い出した。それ自体はまったくかまわないし、むしろ私としては推奨したいぐらいだった。問題は私が昼寝できなかったことだ。さらに言えば、主人が気持ちよく寝ている間に私がやっていた行動が私をブルーにさせた・・・。

思えば私は寝ることが大好きで、ふかふかの布団の中でぬくぬくとしているときが一番幸せを感じるときと言うぐらい、寝ることが好きな子であった。普段なかなか忙しくて昼寝をする暇もなかったが、それでもたまにお昼寝を楽しんだときもあった。でもガンになってからというもの(つまりこの4ヶ月)、たった一度だけしか昼寝をしたことがない。時間がないのではない。まあ、こなすメニューが多いため時間がないといえばないのだが、でもたまには他のメニューを削って昼寝を優先させることはいくらでも可能だ。それなのに昼寝ができなかったのは、痛みでとてもじゃないけど寝られなかったというのが主な理由だ。でも今日はそんなに痛みが強くなかったので、昼寝ができるかもと思い、ベッドに入ってみた。でも結局5分と持たず、起きてしまった。朝からあまり便が出ていなかったので、お腹が張ってしまって苦しくなってきたのだ。従って、やむをえずコーヒーエネマをやることにした。しかも今日はなんだかうまくいかず、2回もやることになってしまった・・・。

私の大好きなお昼寝ができない上、主人がすやすやと気持ちよく寝ている間、私がやっていたことと言えば、一人虚しくトイレでコーヒー浣腸だ。しかもちょっと失敗してしまってさらに便器の掃除・・・。病気なのだからしょうがないのだが、つい虚しさを感じてしまうのも、これまたしょうがないと思う。ここのところ順調だったので、余計にがっくりきたのだと思うが、すぐに気持ちを切り替え、夕方雨がやんだのを見計らって散歩に出かけリフレッシュしたので、どうぞご心配なく。まだ退院してからたったの2ヶ月しか経ってないのだから、しょうがない、しょうがない。焦らずゆっくりやっていこう。でもエネマといえば、以前夜中の3時にやったこともあったが、あのときもかなり虚しさを感じたなあ・・・。それに比べれば、今日のほうがましであった・・・(苦笑)。
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家族の協力体制の重要性を再認識 はてなブックマークに追加
2006年04月30日 (日) | 編集 |
今日は残念なことにノーロキソ(=痛み止めを飲まない日)更新ならなかった。朝食後いつものように便が出たのだが、今日は痛みが強く、30分超我慢していたが痛みが引きそうもなかったので、観念して痛み止めを飲んだ。でも正解だったと思う。午後も何度も少量の便が繰り返されたので、恐らく飲んでいなかったらまた泣きが入る痛みで苦しんだであろう。飲んだにもかかわらずけっこう痛かったから。
というわけで、記録更新はならなかったが、でも5日間も飲まずに過ごせたのは快挙だ。前回は4日だったから、1日記録更新だ。また振り出しに戻ったが、今度は6日を目指してがんばればいいじゃないか。

さて今日のトピックは「家族の協力体制」としてみた。どんな病気の治療でも(あるいは病気でなくても生活する上で)家族の協力体制は重要だが、特にガンなど重病の場合は殊更に重要で、それなしには克服はできないと断言できる。すでに家族の協力の話はこのブログでも書いたが、今日新たに再認識したのでもう一度書くことにした。これは当事者本人よりも、ご家族の方々に読んでもらいたい内容かもしれない。

再認識したのには、もちろんきっかけがあった。何でも物事きっかけというものがある。今回のきっかけは、今日届いたある友人からの相談というか愚痴メール?(^^)であった。彼女は妊娠中で、「何で私だけ・・・って思って、つい旦那と口げんかになってしまうの・・・」とメールに書いてきた。妊娠前の彼女は仕事もし、テニスなどの運動でストレス解消していたアクティブな女性だった。それが妊娠したため身体を動かすことができなくなり、家にこもっていることが多くなった。ご主人も彼女同様テニスが趣味だが、ご主人にも協力を仰ぎ、一時はテニスを控えてくれたものの、最近またテニスに一人で出かけてしまうことが多くなり、彼女はやりたくてもやれないことでストレスが溜まっているということだった。
つい先日、まったく同じような状況の別の友人とチャットで話をしていた。彼女も同じく妊娠中で、妊娠前は仕事もしていたし、ジムに通ったり、飲み会大好きなアクティブな女性だった。しかし妊娠によって前出の彼女同様ほとんど外出できなくなり、ストレスがたまっているということだった。さらに前出の彼女は大家族なので話し相手には事欠かないが、この彼女の場合ご主人と二人きりなので、ご主人が仕事でいないときは朝から晩まで一人で過ごすことになり、それがたまらなく寂しく、ストレスを増大させるとも言っていた。そして彼女のご主人も、ある程度は飲み会をセーブしてくれてはいるものの、彼女からしてみると不要と思われる飲み会にも行っているという認識で、やはり「私だって飲み会に行きたいのに・・・」という不満があるようだ。

この二人の不満は共通している。つまり「なんで自分だけ我慢しなくてはいけないのだろう」という思いだ。妊娠というのは、確かに女性にしかできないが、実際には夫婦二人の問題だ。よって二人とも公平に喜びも苦しみも味わうべきものだと思う。なのに、ほとんどの場合、女性だけが負担を強いられ(=生活の変化を強いられ)、ご主人は生活を変えないということが不満を生み出す原因となっている。やはりここは奥さんも妊娠中の10ヶ月はつらい思いをしているので、ぜひご主人も10ヶ月だけは我慢して奥さんのそばにいてあげて欲しい。まさに「一緒にがんばっている」という思いが、当事者の気持ちを一番癒してくれるものだから。

さてきっかけの話がかなり長くなってしまったが、一応このブログはガン関係の話なので、ガンの話を始めよう。ようやくキーワードの「一緒にがんばっている」が出てきた。そう、ガンの治療にはこれが重要なのだ。妊娠と違ってガンなど病気の場合は、二人の問題ではないというか、少なくとも二人で作り出したものではないから、一緒にがんばる「べき」とは思わない。我が家の場合だって、私が勝手にガンになって、主人に負担をかけているのだ。だから”べき論”ではなくあくまでも”希望論”だ。ガン治療の場合は、一言で家族の協力といっても、それは簡単に一言では表せないと思う。その病状、家庭環境によってものすごい数の協力が必要となるからだ。例えば卑近な例で言うと、我が家の場合はトイレ。アメリカみたいに一人に一つトイレとバスがあればいいが、日本、少なくとも狭い我が家にはトイレが一つしかない。それなのにかなりの時間私が占領しているし、またいつトイレが必要になるか分からないので、家族はなるべく私がお風呂に入っているときとか、散歩に出かけているときとかを狙ってトイレに行くようにしてくれている。とまあ、こんな感じで、細かい苦労がたくさんあるのだ。

おかげさまで私は「なんで私だけ・・・」と思わずに生活できている。その理由をこの友人たちのことがきっかけで再考してみた。するとやはり家族の協力体制がちゃんとできているからだったことを再認識したのだ。恐らくもし協力体制ができていなかった場合、私が「なんで私だけ・・・」と感じる場面は食事であったろうと思う。私は今玄米菜食を徹底している。これは健康な人にはけっこうつらい内容だ。だから割と家族は普通食で、当人だけ玄米菜食をしている家庭も多いようだ。しかし我が家は主人も母も義母も私の玄米菜食につきあってくれている。やっぱり目の前で毎回ハンバーグやステーキやその他おいしいものをばくばく食べられると、しょうがないとは言え、けっこうつらいものがあるであろう。
それともう一つは、やはりいつも主人がそばにいてくれることだ。前出の2番目の彼女の話を聞く前は気づかなかったが、確かにひとりぼっちで痛みに耐えなければいけない状況だったら、今以上につらい思いをしていたと思う。でも私の場合、「痛いよぉ・・・」というと主人が「大丈夫?」と反応してくれるので、それだけで心が相当癒されるのだ。ガン仲間のHさんもそう言っていた。反応してくれる人がそばにいてくれるだけで、痛みが和らぐって。仮に家族が近くにいても、自分に無関心だとストレスだって。

今日はずいぶん話が長くなってしまったが、とにかくガンの治療には家族の協力体制が重要だ。これがないと、治るものも治らなくなってしまう。というわけで、ぜひガン患者のご家族は、
1.患者本人に関心を示してあげてください
2.相づちだけでもいいので反応してあげてください
3.できる範囲で本人の苦労を分かち合ってあげてください
そして本人は、ご家族はものすごい苦労していることを認識し、常に感謝の気持ちを忘れずに過ごしてください。
というのが、今日の私のメッセージです。
テーマ:ガン治療
ジャンル:ヘルス・ダイエット